編集者(Web・雑誌)経験者が語る仕事内容・年収・将来性

17人のロールモデル
85件の経験談

質問編集者(Web・雑誌)の仕事を一言で表すと

編集者(Web・雑誌)とは?

編集者(Web・雑誌)の仕事内容

紙媒体やインターネット、スマートフォンアプリ上で運営される各種メディアに掲載するコンテンツを企画・編集する仕事。情報提供者やライター、カメラマン、デザイナーなど、様々な人たちと協業しながらコンテンツを作成する。掲載元となるメディアの特性に応じて、最適な配信形式を考え、アレンジする役割も担う。

みんなのジョブディスクリプション(仕事内容)

みんなのジョブディスクリプションをもっと読む(5)

編集者(Web・雑誌)の将来性

フューチャーワーク指数すべての職業の平均
4.34.3
17人が回答
未来実感
3.94.3
貢献実感
4.74.4
自立実感
4.44.1

編集者(Web・雑誌)の平均年収

20代
- 万円
30代
- 万円
40代
- 万円
JobPicks回答者調べ

編集者(Web・雑誌)になるには

編集者(Web・雑誌)のキャリアパス(前職・転職先)

  1. 1.
    編集者(Web・雑誌)
    12人(37%)
  2. 2.
    新聞記者・報道記者
    5人(15%)
  3. 3人(9%)
  4. 4.
    マーケティングプランナー
    2人(6%)
  5. 2人(6%)
  6. 7.
    編集者(書籍)
    1人(3%)
  7. 9.
    トレーダー
    1人(3%)
  8. 11.
    ヘッドハンター
    1人(3%)
  9. 13.
    その他
    1人(3%)

編集者(Web・雑誌)の経験談を読む

編集者(Web・雑誌)の経験談の中から、一部を抜粋して紹介しています。

  • 仕事の中で、最も楽しいと感じる瞬間はどんな時ですか?

    • 池田 光史
      現職者池田 光史
      経験: 15年
      株式会社ニューズピックス

      メジャーリーグ級のテーマで、ホームランを打ったとき

      世の中の誰もが興味・関心があり、かつジャーナリスティックにみても超トップイシューといえる“メジャーリーグ”級のテーマで、誰も書かなかった・書けなかった新事実や本質論を書くことができたとき。


      つまり、最高に注目度の高いところでホームランを打つことができ、それが大きな反響となって広がっていったとき。


      これに尽きると思います。


      私が大学生の頃は、例えば消費者金融のグレーゾーン金利について、新聞が一面で「新たな事実」を報じることで、世の中...

      が大きく動いて前進していくのを目の当たりにしました。そこからメディアの可能性を感じ取り、ジャーナリストを目指しました。 評論家になるのではなく、「新しい事実」を足で稼ぎ、「新しい視点」をジャーナルとして提供していくことこそが、この仕事の面白さであり、そうした職業を追求する集団としての「健全なメディア」が存在する社会こそが、成熟した世界だと信じています。


    やりがいをもっと読む (16)

  • この仕事をやっていて、眠れないほどしんどい瞬間はどんな時ですか?

    苦労をもっと読む (16)

  • 同業の先輩や同僚にアドバイスされたことで、最も仕事上の教訓になったことは何ですか?

    • 後藤 直義
      現職者後藤 直義
      経験: 14年
      株式会社ニューズピックス

      先輩は答えを教えてくれない

      記者も編集者も、最後は自分の好奇心を信じないといけない。そこだけは、他人のコピーができないし、どんな良い先輩もノウハウは教えられません。


      自分が抱いていたジャーナリストの「理想的な姿」は、カメラを片手に海外を飛びまわるような、国際派ジャーナリストでした。しかし、現実に大手新聞社に入社すると、まずは地方支局を担当することになります。


      最初に勤務地は「愛媛県」と知らされた時に、なんだよミカンの産地かよ、どんなテーマがあるんだろうかと凹み...

      ました。 しかし、海外報道にたずさわることは、地方でも可能だとすぐに気付きました。私は愛媛県の地場経済を支える造船業、ミカン(農業)、縫製業などの多くが、抜け穴のような法制度を通して、大量の外国人に支えられていることを面白く感じました。あの愛媛のミカンも、中国人がつくってるじゃないかと、当時は驚いたのです。 そこで貯金はせずに(笑)、2000年代半ばから夏季休暇にはアジアの国に自費取材に行っていました。こうした地方と世界を「点と線」で結びつけるような取材の積み重ねが、記者としての血肉になりました。 そして気付いたら、テクノロジーの世界の頂点にあったアップルと、iPhoneのコア技術を支えているアジア中のサプライチェーン企業を調査するという仕事に連なっていきました。これが、自分が処女作として書いた「アップル帝国の正体」(文藝春秋)というノンフィクション本を書いた原点です。 ジャーナリストとして素晴らしい仕事をするには、華やかな場所、有名メディアへの入社、エースポジションを手に入れることが必ずしも「正解」ではない。 地方であったり、地味な分野であっても、それを世界で起きている巨大なトレンドと、必ず結びついているからです。要は、みんながつまらないと思っているものの中に、いかに面白いつながりを見つけらるかが勝負だと学んだわけです。 他人と同じものを見て、違う物語を見つけられるか。 これこそ、私が感じる醍醐味です。先輩記者たちには、控えめに言って死ぬほど迷惑をかけましたが、そうした自分なりのアプローチは、誰も教えてはくれません。


    この職業のプロになるにはをもっと読む (15)

  • 転職や就活で、この職業を目指す未経験の方におすすめの書籍は何ですか?理由と合わせて教えてください。

    • 佐藤 留美
      現職者佐藤 留美
      経験: 26年
      株式会社ニューズピックス

      『コスモポリタンズ』サマセット・モーム

      編集者、記者は正解のない問に挑む仕事です。したがって、善と悪、清と濁などを自分の価値観で決めつけず、多面的な視点から考察する能力が問われます。


      そこへいくと本書は、多面的な視野を養うのに恰好の一冊と言えます。


      故国を去っては異郷に住む”コスモポリタンズ”の日常に潜む悲哀、喜びなどを介して、人間という摩訶不思議なものに対する考察が進みます。


      中でも、翻訳書は苦手…という日本人でも違和感なく読める短編があります。


      モームは1920年...

      代、ヨーロッパ、アジアの両大陸を旅しており、なんと神戸や横浜にも滞在しています。そしてこの本には、神戸が舞台のこわーい話が出てくるのです。タイトルは「困ったときの友」。 神戸の北野の異人館に「英国館」がありますよね。当時、神戸で商売していた英国人ビジネスマンの集合写真が飾られています。おそらく、本作の主人公バートンのモデルもその一人なのでしょう。バートンは結構成功していて、彼の神戸のオフィスのもとに、親からの送金を使い果たした英国青年が雇ってくれと訪ねてきます。 しかし、無頼で身上をつぶした青年ですから、これといった技能はありません。ただ、元水泳選手なので、泳げますと言う。だったら、泳いでみろと、バートンは命じます。ところが…。 その先はネタバレになるので書きませんが、基本「欠員がでなければ人材採用はしない」という欧米流の「ジョブ型」雇用の恐ろしさがよく理解できます。 私の専門分野は雇用、労働、キャリアなどですが、そうしたHR領域の記者・編集者を目指す方にはとりわけお勧めします。


    未経験者へのおすすめ本をもっと読む (15)

  • この仕事に向いている人、向いていない人の資質とは何だと思いますか?

    • ペ リョソン
      現職者ペ リョソン
      経験: 4年
      株式会社ニューズピックス

      確認作業ができる人

      記者と編集者にとって、誤報と誤解が一番のリスクだと思っています。今はソーシャルメディアのたった数十文字の文も、誤解を生む表現や固有名詞のミスがあると炎上します。なので、この仕事で一番大事なのは「ファクトチェック」であると考えています。ユニークな考えを持った人や話すのが得意な人、文章力がある人など、「あればいいスキル」はたくさん挙げられます。しかし、ファクトチェックをきちんとできないと、どれだけ斬新なアイディアを提案できても記者・編集者の...

      仕事は難しいと思います。私も細かい表記や固有名詞の確認など、人より時間がかかっていつももどかしいですが、ここをきちんとできないとプロの編集者になれないと言い聞かせながら取り組んでいます。


    向いている人・向いていない人をもっと読む (2)

  • この仕事を目指した理由や目的は何でしたか?

    • ペ リョソン
      現職者ペ リョソン
      経験: 4年
      株式会社ニューズピックス

      プロの編集者になりたい

      編集者のいいところは、自分や他人の考えを伝える際「時間がある」ことです。私は日本語、韓国語、英語を話しますが、どの言語も「完璧」には話せませんし理解できません。なので、私生活でもビジネスでも「きちんと伝えられないもどかしさ」を感じることがしばしばです。その度に自分の考え一つをまともに伝えられないなんて、と悔しく思います。スピーキングはその場で頭に浮かんだ言葉で考えを伝えますが、私は気の利いた文章が瞬時に思いつきません。しかし、ライティン...

      グの場合はしっかり「適切な言葉」を選ぶ時間があります。インタビューの後、スピーカーの課題意識を文章で代弁することは非常に責任のあることです。だからこそ「この人が伝えたいことは何か。どうすいれば一番の形でアウトプットできるか」を考えながら発信する。課題意識やアイデアを持っている方のために「世の中の人に知ってもらえる舞台」を提供し、自らが編集し無事読者に届けることは非常にやりがいがあるし素敵だと思い志望しました。


    志望動機をもっと読む (1)

  • この仕事をし始めてから、よく使う(聞く)ようになった「業界用語」や「専門用語」を、一つ挙げるとしたら?使うシチュエーションと合わせて、意味を教えてください。

    • 野上 英文
      現職者野上 英文
      経験: 2年
      AlphaDrive/NewsPicks

      トンマナ

      トンマナとは、トーン(tone)&マナー(manner)の略称です。 主に広告やWeb制作のデザイン業界で、コンセプトや雰囲気に一貫性をもたせようと、よく使われています。


      ウェブメディアでも、それぞれの世界観や編集部が描きたいコンテンツ、ブランドイメージがあり、ユーザーに与える印象を統一させようと努力しています。


      自らの編集や執筆で気をつけるだけでなく、外部のライターさんやエディターさん、取材相手の皆さん、パートナー企業さんにも、自...

      分たちの「トンマナ」を理解いただけるように丁寧に説明をしています。 新聞社の編集部では、「トンマナ」という言葉を耳にしたことがほとんどありません。100年を超える歴史があり、ガッチリと固まっているためでしょうか。一方で新しいメディアでは、「トンマナが落ち着くまでに3年かかる」という人もいます。


    職業ならではの業界用語をもっと読む (1)

  • 現在している副業・兼業の内容について、なるべく具体的に教えてください。

    • 野上 英文
      現職者野上 英文
      経験: 2年
      AlphaDrive/NewsPicks

      Podcast番組のMC

      Podcast番組ニュースコネクト(https://chronicle-inc.net/news-connect/)の水曜担当MCを務めています。


      「1日5分間で世界の目がトレンドがわかる」が合言葉の番組で、MCはチームと相談しながら、①国際ニュースを調べる、②5分のニュース原稿を執筆、③読み上げて収録、④音声を編集という一連の流れを1人で担っています。


      毎朝、習慣として楽しみにしてくださっているリスナーさんに興味を持っていただける...

      ようなオープニングから話題の選定、切り口、さらにはキャッチーなタイトル付けなど、編集者・記者としての経験がフルに生かされている仕事です。 ほかのMC陣はPodcastプロデューサーで読み上げや編集が達者。私はそれを学びながら、ジャーナリスティックな視点を強みや持ち味にしています。


    副業・兼業をもっと読む (2)

  • この職業について未経験の人に説明するとしたら、どんなキャッチコピーをつけますか?

    この職業を一言で表すと?をもっと読む (17)

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