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広報経験者が語る仕事内容・年収・将来性

30人のロールモデル
141件の経験談

質問広報の仕事を一言で表すと

広報とは?

広報の仕事内容

自社の取り組みやサービスを受け入れてもらうために活動する仕事。Public Relationsの略で、「社会との関係構築」が主たる業務となる。



それゆえ業務範囲が広く、プレスリリースの作成やメディア対応、社内外の関係者との調整など多岐にわたる。



企業規模によって、業務内容が変動するのも特徴だ。



創業間もない企業であれば、“会社の顔”として自社の魅力を語り、ときに採用候補者に向けた情報発信を任されることも。大企業であれば、予期せぬ炎上を避けるための危機管理が中心になるケースもある。

みんなのジョブディスクリプション(仕事内容)

みんなのジョブディスクリプションをもっと読む(15)

広報の将来性

フューチャーワーク指数すべての職業の平均
4.34.3
33人が回答
未来実感
4.54.3
貢献実感
4.54.4
自立実感
4.04.1

広報の平均年収

20代
558万円
30代
732万円
40代
800万円
JobPicks回答者調べ

広報になるには

広報はどこにいる

会社の規模により、広報部門に1〜10人近く人が在籍しているケースが多く、サービスごとに専任の広報担当を置くケースもある。



副業で複数社の広報を担ったり、フリーランスとして企業を掛け持ちする人も増えてきた。



一方、ベクトルや電通パブリックリレーションズなど、クライアントの広報支援を専門とするPRエージェンシーには、PRコンサルと呼ばれる広報のプロが多数在籍している。



PR業界の市場規模は1000億円前後であり、それほど大きな市場ではない。しかし、PR先進国であるアメリカでは、10年で市場が倍増。日本でも今後はプロ広報人材の引き合いが高まっていくと予想される。

広報の就職・転職事情

新卒・中途採用

理系か文系かは不問であり、学歴も問われない職種である。SNSの普及やオウンドメディアブー ムの勃興により、発信力や鋭い感性を持った若手人材が活躍するケースも増えている。


広報で身につくスキル

  • 関係構築力
  • 発信スキル
  • 高度な駆け引き力

自社と顧客、自社とメディア、自社と社員......と、あらゆるステークホルダーとのリレーションを築くポジションのため、関係構築力が身につく。書いて、話して、伝えるなど、業務範囲が多岐にわたるため、営業や編集、発信やマーケティングなど、多様なスキルも得られる。



また記者と対峙するには自社にとって都合の悪いことは避け、必要な情報だけを提示する場面も多く、ビジネスの高度な駆け引きもできるようになる。

広報のキャリアパス(前職・転職先)

  1. 1.
    広報
    23人(39%)
  2. 2.
    法人営業
    5人(8%)
  3. 4.
    その他
    3人(5%)
  4. 2人(3%)
  5. 2人(3%)
  6. 1人(1%)
  7. 12.
    SCM(物流・調達など)
    1人(1%)
  8. 15.
    ブランドマネージャー
    1人(1%)
  9. 17.
    マーケティングプランナー
    1人(1%)
  10. 21.
    秘書
    1人(1%)

広報の経験談を読む

広報の経験談の中から、一部を抜粋して紹介しています。

  • やりがい26件
  • 苦労23件
  • この職業のプロになるには22件
  • 未経験者へのおすすめ本25件
  • 向いている人・向いていない人7件
  • 必要な仕事道具3件
  • 志望動機3件
  • 職業ならではの業界用語2件
  • 副業・兼業0件
  • この職業を一言で表すと?30件
  • 広報やりがい

    仕事の中で、最も楽しいと感じる瞬間はどんな時ですか?

    • 柳澤 芙美
      現職者柳澤 芙美
      経験: 14年
      株式会社ココナラ

      広報は社会を転換する可能性があるダイナミックな仕事

      広報の仕事に就きたい!と思ったきっかけは、装苑という雑誌で、ある方の記事を読み、フランスでは、広報は外交官と同じくらいの地位で重要な役割を担っているというお話や、コミュニケーションで物事を動かし社会に伝えたいメッセージを送ることができることにすごく惹かれたことです。

      その後当時新卒で勤めていた会社を辞めて広報の専門学校に行きました。


      いざ広報の職についてみて、その社会を転換する可能性があるダイナミックさを実感しています。

      どういうこと...

      かというと、広報は新しいサービスや商品を通して、新しい生活様式やあり方、考え方を社会に提案し、それを社会に定着させていく可能性がある仕事なのです。 これを実行していくプロセスとして、社会を捉える広い視点、そして自分はこういう社会をつくりたいというビジョン、客観的なデータを組み合わせながら、自分なりのメディアストーリーを組み立てて行くのですが、この瞬間がとても面白いです。 客観性と想像力をあわせながら、そして自分のビジョンを表現できるのです。 それをメディアの方々に理解してもらって、記事やテレビの露出に繋がり、周りの反響があったときは、非常に嬉しいし、やりがいがあります。 ココナラはビジョンが「一人ひとりが「自分のストーリー」を生きていく世の中をつくる」。 つまり、ありとあらゆる人の可能性を解き放つ、そして社会とのつながり方の選択肢を増やすということをビジョンに置いています。 行政だけでなく会社さえも、私たちを護ってくれないという、非常にシビアな“個の時代”が来ています。それは不可逆な流れで止められないですが、ココナラや出品者の事例が、ポジティブに転換できる選択肢のひとつになればいいと思い伝え続けていて、それが実際にユーザーさんから、「ココナラのおかげで人生が変わった!ココナラは私の人生の土台です」なんて言ってもらう瞬間があり、これ以上の歓びはありません。


    やりがいをもっと読む (26)

  • この仕事をやっていて、眠れないほどしんどい瞬間はどんな時ですか?

    • Yamada Kiyohiro
      現職者Yamada Kiyohiro
      経験: 8年
      株式会社ユーザベース

      定量的に測れないないこと

      非常に定性的な仕事のため、定量的に測る指標がないことが、この仕事のしんどさだと思います。


      たとえば会社として超重要なプロジェクトがあり、そのPRは絶対に落とせない。スケジュールもタイトなので、ある程度の無理もしないといけない。そして寝ずに頑張って結果も出した。


      その仕事自体に「お疲れ様!」と言ってはもらえるのですが、メディアに○件掲載された、SNSで○件バズった、その結果業界で評価されたというようなことを報告しても、実際にどういう価...

      値があったのかはわかりません。もちろん売上には直結しません。 定量的でないので社内評価も難しくキャリアも描きにくいので、結果として独立するキャリアを選ぶ人が多い印象です(それなりにニーズもあるので食べていける)。 ただPRの価値を感じてもらっているからこそそのポジションがあるはずなので、うまく社内の期待値を把握しにいき、定量/定性での評価ポイントを揃えにいけるかが力の見せ所だと感じています。


    苦労をもっと読む (23)

  • 同業の先輩や同僚にアドバイスされたことで、最も仕事上の教訓になったことは何ですか?

    • Kurosaki Miho
      現職者Kurosaki Miho
      経験: 6年
      株式会社konowa

      「広報は企業の良心である」

      広報の資格であるPRプランナーの取得にむけて勉強をしていたときに、資料で出会った言葉だったと思います。

      企業活動は決して前向きな良いことばかりではなく、時としてネガティブなことも起こります。そういったときにどう立ち振る舞うかは、経営、広報がなにを大切にしているか、で大きく変わってくると思っています。

      インシデントが起こったときも、広報が企業の良心を表現し、逃げることなく真正面からメディア・社会へ向き合っていくことで、短期的には大変な局面...

      があったとしても、長期的には共感を得られる瞬間が必ず来るのではないかと思います。


    この職業のプロになるにはをもっと読む (22)

  • 転職や就活で、この職業を目指す未経験の方におすすめの書籍は何ですか?理由と合わせて教えてください。

    • 筒井 智子
      現職者筒井 智子
      経験: 4年
      株式会社ユーザベース

      『20歳の自分に受けさせたい文章講義』古賀 史健

      企業によって広報・PRの仕事範囲は異なりますが、プレスリリースなど文章を書く機会は共通して多いはずです。対外的に発信する文章に誤りがあることで、自社のサービスやプロダクトの信頼度も既存しかねません。


      この本はライターになりたい人の必読書と言われる一冊です。

      著者の古賀史健さんは『嫌われる勇気』などベストセラーを手掛ける書籍ライター。この本を読めば「話せるのに書けない」状態から抜け出すことができます。


      私もフリーランスライターになった...

      当初、この本を何度も読み返しました。広報・PRに関する本や事例はたくさんありますが、文章は数をこなすしか上達の道はないと思います。「書くこと」に苦手意識のある人、自信がない人には特にオススメです。


    未経験者へのおすすめ本をもっと読む (25)

  • この仕事に向いている人、向いていない人の資質とは何だと思いますか?

    • 神田 真季子
      現職者神田 真季子
      経験: 2年
      株式会社バルクオム

      最小公倍数を導ける柔軟性とこだわり

      柔軟性がないと、メディアや社会が求めていることに対して、会社の発信を寄せたり、一歩メディア側の立場に近づいた立場や、報道としての要求を社内に納得してもらうことは難しいです。


      一方で、ある一定のこだわりやポリシーもないと、ブランドマネジメントができず、メディアが言いたいように編集され、伝えたいことが伝わりません。


      私は、せっかく獲得した大型のTV露出で、面白おかしい形で編集されてしまい、もっとメディアの方に我々の意志を伝えて納得いって...

      もらえる方向を探しにいけばよかったと後悔したことがあります。 広報の仕事は、頑固な内面を持ちつつ、外っつらは周りに合わせにいくような、八方美人さ。 社会/メディアの関心ごとと自社/ブランドのメッセージの最小公倍数をバランスをもって導けることが重要だと思っています。


    向いている人・向いていない人をもっと読む (7)

  • この職業ならではの、お気に入りの業務アプリ・ツールは何ですか? 具体名と、理由を教えてください。

    • Miyakawa Ayumi
      現職者Miyakawa Ayumi
      経験: 9年
      株式会社Finatextホールディングス

      記者ハンドブック/秀丸/手帳とペン

      ■記者ハンドブック

      前職では、プレスリリースをはじめとする広報文書を作成する際、文書によって表記が揺れたり担当者によってクセが出たりしないようにガイドラインを作り、文書の品質を一定に保っていました。ガイドライン作成時に頼りになったのが、記者ハンドブックです。「どのような表記が正しく、適切か」は人によって考え方が違うので、記者ハンドブックという指針があることで、効率的な意思決定ができました。特にプレスリリースは、報道記事にしていただくこと...

      を第一の目的とする文書ですので、記者の表記ルールに則るのがもっとも合理的だと考えています。 ■秀丸エディタ 1995年から存在するテキストエディタです。さまざまなテキストエディタを試しましたが、結局秀丸に戻ってきてしまいます。動作が軽くストレスが無いこと、プレーンテキストなので作文に集中できること、正規表現が使えることが、手放せない理由かなと思います。 日々のタスク管理も、結局秀丸で済ませてしまうことが多いです。 ■紙とペン スマホやPCはいつも持ち歩いていますが、すぐに取り出してパッとメモできるよう、手帳とペンは手放せません。ペンは Jetstreamの3色ペンがお気に入りです。


    必要な仕事道具をもっと読む (3)

  • この仕事を目指した理由や目的は何でしたか?

    • 水野 理菜
      現職者水野 理菜
      経験: 2年
      株式会社ランクアップ

      どんな仕事でも必要なスキル

      今でもテレビなどの大型メディアが持つ影響力は

      計り知れないものがありますが、

      インスタグラムやツイッターなど

      SNSで全個人が広報になりうる時代になっていますよね。


      仮に違う会社に転職するにしても、

      何か自分で事業を立ち上げるにしても、

      ”知ってもらうこと”はどんなビジネスにおいても必要だと思います。


      しかしどのように発信したら伝わるのか、

      そもそもどこに向けて発信したらよいのか、

      わからずに埋もれているものは多いのではないかと思い...

      ます。 私は地方出身者ですが、地方にこそ、 すごく価値があるのにうまく発信ができずに、 その価値を地元の人にすら理解されていないものが 多いように感じながら育ってきました。 やり方は一つじゃなく無限に広がっていて、 社会に必要とされる発信の仕方を知ることで 救われる文化や企業や地方はあるのだと思っています。 「発信する力」を学んで、自分が今まで 幸せを分けてもらってきたものに返していきたい というのが、広報部で学びたいことです。


    志望動機をもっと読む (3)

  • この仕事をし始めてから、よく使う(聞く)ようになった「業界用語」や「専門用語」を、一つ挙げるとしたら?使うシチュエーションと合わせて、意味を教えてください。

    • 大西 栄樹
      現職者大西 栄樹
      経験: 7年
      LAPRAS株式会社

      露出

      メディア掲載のことを「露出」と言います。


      例えば、社内でこんな会話になります。


      上司:今月の(メディア)露出は何件だった?


      部下:今月の(メディア)露出は100件でした


      上司:来月の露出件数目標は何件にしてたっけ?


      部下:来月の露出件数目標は…150件ですね。


      こんな感じで使われます。


      普通「露出」って聞くとちょっと違う意味で受け取られると思うので、これは広報ならではかと思います。


      「メディア掲載件数」というところもある...

      かと思いますが、結構「露出」って言ってる広報さんは多んじゃないかと思います。 ちなみに、英語では メディア露出は「media coverage」ですね。


    職業ならではの業界用語をもっと読む (2)

  • この職業について未経験の人に説明するとしたら、どんなキャッチコピーをつけますか?

    この職業を一言で表すと?をもっと読む (30)

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