グラフィックデザイナー経験者が語る仕事内容・年収・将来性

7人のロールモデル
36件の経験談

質問グラフィックデザイナーの仕事を一言で表すと

グラフィックデザイナーとは?

グラフィックデザイナーの仕事内容

グラフィックデザイナーとは、印刷物や広告、メディア、Webサイトなどのビジュアルを構想・作成する仕事。制作物を見る人に対して、どのように訴求するかを考え、コンセプトを決めた上で紙面・画面をデザインする。写真、イラスト、アニメーションなど、様々な素材を駆使して効果的なビジュアルを作成する。

グラフィックデザイナーの将来性

フューチャーワーク指数すべての職業の平均
3.84.3
7人が回答
未来実感
3.74.3
貢献実感
4.14.4
自立実感
3.74.1

グラフィックデザイナーの平均年収

20代
- 万円
30代
- 万円
40代
- 万円
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グラフィックデザイナーになるには

グラフィックデザイナーのキャリアパス(前職・転職先)

  1. 1.
    グラフィックデザイナー
    2人(40%)
  2. 3.
    大学教員・研究員
    1人(20%)
  3. 4.
    大学職員
    1人(20%)
  4. -

グラフィックデザイナーの経験談を読む

グラフィックデザイナーの経験談の中から、一部を抜粋して紹介しています。

  • 仕事の中で、最も楽しいと感じる瞬間はどんな時ですか?

    • 九喜 洋介
      現職者九喜 洋介
      経験: 7年
      株式会社ニューズピックス

      グラフィックによって、変化を生み出せること

      グラフィックデザイナーは、情報の演出家であり翻訳家です。


      活字のままでは、興味がひかれなかったり、理解が難しかったりすることを、グラフィックにすることで、感情を揺さぶったり、わかりやすくすることができます。


      グラフィックデザインの役目は主に2つ。


      ・「認知」のためのデザイン

      見た目の印象を作る表現。色やカタチなどを装飾することで、人間の感情を揺さぶる


      ・「理解」のためのデザイン

      読みやすさ、わかりやすさの表現。情報を整理し、図解...

      などを用いて、理解を促進させる グラフィックデザイナーは、目的に応じてこの二つを使い分ける必要があります。NewsPicksの仕事で例えると、バナーのデザインは「認知」で、記事中の図版やインフォグラフィックスは「理解」のためのデザインとなります。 自らのデザインによって、今まで気づかれなかった情報が多くの人に知られるようになったり、複雑なことをわかりやすく表現できたりするのが、グラフィックデザインの魅力であり、やりがいといえるでしょう。


    やりがいをもっと読む (6)

  • この仕事をやっていて、眠れないほどしんどい瞬間はどんな時ですか?

    • 國弘 朋佳
      現職者國弘 朋佳
      経験: 16年
      株式会社ニューズピックス

      ただただ、つらい

      生みの苦しみというか、アイデアが思いつかない、思ったものが作れない、作っても作っても終わりが見えない、頭の中にはあるのにどう組み立てたらいいのか謎。みたいな瞬間がわりとしょっちゅうやってくるので(私は)、そういうときは本当につらいし、ただただしんどいです。


      しんどいから作業を一旦止めたりして、再びとりかかるときに「なんでさっき止めたんだろ」って思う瞬間もしんどい。自分からストレスを受け続ける感じです。


    苦労をもっと読む (7)

  • 同業の先輩や同僚にアドバイスされたことで、最も仕事上の教訓になったことは何ですか?

    • 滝見 壮平
      現職者滝見 壮平
      経験: 7年
      合同会社DMM.com

      育ててくれたグラフィックデザイナーとの仕事の記憶

      特定のアドバイスというよりは、自分を育ててくれたグラフィックデザイナーの仕事への姿勢が最も教訓になっています。


      グラフィックデザイナーは専門職ではありますが、エンジニアのような難しい専門職と違って一般職の人からフィードバックを受けやすい専門職です。本来ならばグラフィックデザイナーが専門家として適切に判断をしなくてはいけない部分まで一般職の人に判断をまかせてしまうような場面もよく見られます。製作物の内容や方向性、趣味、趣向、意図が間違っ...

      ていないかを確認するためのフィードバックのはずが、どうすれば完成度が上がるかを一般職の人のフィードバックに頼ってしまって、製作物が迷走していくというのはよくある経験だと思います。 一般職の人が完成度に対してオーケーを出したとしても、ある程度の完成度を超えると専門家でないと正しい評価ができないし、グラフィックデザイナーはその遥か遠くに完成度のゴールラインを設定してなくちゃいけません。育ててくれたグラフィックデザイナーは、トップクラスの専門家として責任を持って案件に対処していて、クライアントに判断を仰がないといけない部分と自分が専門家としてこだわる部分が明確に見えていたので、そのときの強く正しい仕事への姿勢ははっきりと心に残っています。デザイナーとして独り立ちした今でも、「師匠のゴールラインに届いているか」「師匠に見せて恥ずかしくないものになっているか」を判断基準のひとつにしています。


    この職業のプロになるにはをもっと読む (6)

  • 転職や就活で、この職業を目指す未経験の方におすすめの書籍は何ですか?理由と合わせて教えてください。

    • 斉藤 我空
      現職者斉藤 我空
      経験: 5年
      株式会社ニューズピックス

      『ウォールストリート・ジャーナル式図解表現のルール』ドナ・M・ウォン

      データを可視化して相手に複雑な情報をわかり易く伝える技術が詰まっており、体系的に図解表現の技術を進化させてくれるのでおすすめ。似た系統の本が数多く存在するが、この1冊で初心者の方が学びたいことはほぼほぼ網羅することができる。グラフは作り手によって大きく印象を歪めてしまうことができてしまうので正しい情報を正確に伝えるために必要不可欠な本です。


    未経験者へのおすすめ本をもっと読む (6)

  • この職業ならではの、お気に入りの業務アプリ・ツールは何ですか? 具体名と、理由を教えてください。

    • 滝見 壮平
      現職者滝見 壮平
      経験: 7年
      合同会社DMM.com

      Adobe Illustrator

      Adobe Illustratorは名前だけ見ると勘違いされがちですが、ペンタブとブラシでイラストを描くようなお絵描きツールではなく、画像・文字・図形を組み合わせて印刷データを作成するツールです。


      以前と比べると今では印刷物のデザインをする機会は減ってきていますが、Adobe Illustratorほど文字や図形を自由自在に調整できるツールはないので、今でもメインビジュアルの作成やバナー画像の作成に使っています。


      どんなにWeb用の...

      デザインツールが便利になってAdobe Illustratorがなくてもデザインができる世の中になったとしても、それでもAdobe Illustratorが手放せないくらいグラフィックデザインには欠かせないお気に入りの業務ツールです。


    必要な仕事道具をもっと読む (1)

  • この仕事を目指した理由や目的は何でしたか?

    • 藤本 歩実
      現職者藤本 歩実
      経験: 4年
      株式会社ZOZOテクノロジーズ

      インハウスデザイナーを目指して

      私は幼少期より、絵を描くこと、物を作ることが好きで高校進学では美術高校を選びました。高校ではインテリアデザイン学科で設計や内装のことを勉強していました。大学ではパソコンを使った平面的なデザインを学びたいなと思い、授業の傍ら独学でチラシなどを作っていました。

      就職活動を始めるときに、ずっと夢だったデザイナーになることを決意して、職種について調べていたときに事業会社の中で働くインハウスデザイナーというものを知りました。

      デザイナーと聞くと、...

      デザイン事務所を思い浮かべますが、私はデザインするものと一から向き合い、世に送り出すまでを見届ける働き方がいいな感じました。そこから自分の好きなファッション分野に関連した会社選びをしていました。今の会社は第一志望だったのでとても嬉しかったです。 好きなものを身近に感じながら、その会社を支えていくクリエイティブを制作できることが何よりも喜びに感じます。


    志望動機をもっと読む (1)

  • この仕事をし始めてから、よく使う(聞く)ようになった「業界用語」や「専門用語」を、一つ挙げるとしたら?使うシチュエーションと合わせて、意味を教えてください。

    • 滝見 壮平
      現職者滝見 壮平
      経験: 7年
      合同会社DMM.com

      校了

      校了とは「校正が完了した」という意味です。


      デザイナーはクライアントから校了(修正点がないのでWebで公開or印刷に進んで良い)をもらう立場でもあるし、印刷所に校了(試し刷りに問題がないので本番の印刷に進んで良い)を出す立場でもあります。


      クライアントから校了をもらうときは校了という二文字が光り輝いてみえるくらいありがたくてホッとする単語です。逆に自分が校了を出すときは、本当に校了を出してしまって大丈夫なのか、試し刷りの色がまだちょ...

      っと気になるけどこれで妥協していいのか、校了をだすと後戻りできずに世の中に出回ってしまうけど本当にミスがないのか……校了の二文字が重く責任ある単語になります。 最近は校了という言葉を使わずに進んでいく仕事も多いですが、立派な広告代理店や印刷会社の人たちは校了という言葉を責任の所在を明確にする重要なステップとして今でも大切に使っています。 責任ある仕事をするためにも、事故を防ぐためにも、校了という用語はちゃんと使っていきたいなと思っています。


    職業ならではの業界用語をもっと読む (1)

  • 現在している副業・兼業の内容について、なるべく具体的に教えてください。

    • 滝見 壮平
      現職者滝見 壮平
      経験: 7年
      合同会社DMM.com

      非常勤講師として大学でデザインを教えています

      自分が美大生だったころ、非常勤講師の先生に授業内外で感謝しきれないくらいお世話になっていたので、自分もいつかやってみたいとずっと夢を見ていて、そのためにコツコツと実績を重ねてきました。


      学生はみんな絵が好きだったりデザインに対する憧れがあったりして入学した子がほとんどなのですが、いざ自分でデザインしてみるとまだ上手いデザインに繋げていく方法がわからなくて困っていたり、興味が無くなりそうになっている子が結構多いんですよね。


      そんな子が...

      私の授業の中で目覚めてデザインに夢中になって、私でも作れないような素敵な作品を作ってくれたりするんでデザインの授業は教えていて楽しいです。 15週間の授業期間であれもこれも教えたいけど全部詰め込むと15週間じゃ収まらないから、あれを削ってこれを1週間増やして……基礎課題で最低限のことを教えて次の課題で簡単な成功体験をしてもらって……といろいろ考えながら毎年2月ごろに授業計画を立てて、4月からは仕事の合間に週に1回2コマの授業を受け持っています。 どうやったら大学から声がかかるのか知りたい人もいるかと思いますが、色んなパターンがあって、これが正解というのはありません。仕事の実績以外にも教育現場での実績もあった方が良さそうだったので、私の場合は出身の大学で副手として3年ほど教職に付きました。 教職の経験やデザイナーとしてそれなりにわかりやすい実績を積んだあと、フリーランスのデザイナーとして働いているときに大学の非常勤講師として声がかかり、今の会社に就職してからも兼業として大学教員を続けています。 新しい教員が必要になったときに「あの人なら良さそうだね」と思い浮かべてもらえる存在になっているのが最低条件で、そこから先はタイミング次第だと思います。


    副業・兼業をもっと読む (1)

  • この職業について未経験の人に説明するとしたら、どんなキャッチコピーをつけますか?

    この職業を一言で表すと?をもっと読む (7)

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