日本にいながら中国語90%の環境を楽しみつくした日々
中国、北京からの留学から戻ったら、就職氷河期真っただ中。
地元の熊本での就職をあきらめかけたとき、当時のベンチャーとして有名だった旅行代理店への就職が決まりました。
最初は契約社員からスタートし、半年後に正社員になったかなと記憶していますが、同期の半数はそのころはもう居なくなっていました。。。
そんな中私が配属されたのは、かなりレアな外国人セクションで、
ミッションは在日外国人マーケットを対象にした海外格安航空券の販売業務。
上司は...
中国人、先輩は韓国人、支店長はNY帰りの日本人という、ダイバーシティあふれる環境で、ひたすらに「wei?(中国語でもしもし)」と叫びながら、中国人のお客様のニーズにこたえていく仕事でした。 私は必要以上にコミュ力があったらしく、また日本人の生真面目さも受けて、 「日本人なのに中国語話せて、しかも親切で、色んな話を聞いてくれる」と リピーターの紹介で、どんどん顧客が増えていき、最後の方では、 日本語しか話せない旦那様への通訳「私のパスポートはどこ?とおっしゃってますよ」とか、毎月上海に渡航されるお客様のお仕事の話など、 仕事以外に色んな話を伺いながら、とにかく朝から晩まで電話を首に挟んでしゃべり倒すという仕事をしていました。 ※なので今もちょっと頸椎がおかしいです。。。 色んな事情で日本に住むことになったお客様の人生や人間模様を伺いながら、 リスペクトもしたし、本質的なダイバーシティに大事なことは、理解とリスペクトである事を、この時に学びました。