「好き」が広がった瞬間
「微生物・研究って難しいよね」と思う人は、実に多いことでしょう。
知識や専門用語が飛び交う理系の研究分野は、いわゆる、食わず嫌いの方がいつの時代も一定数います。
それでもサイエンスと文化・生活は切り離せないものなのです。
だからこそ僕たちはサイエンスを愉快に、人に伝えていく必要があると思っています。
「微生物ってちょっと面白いかも」と少しでも周囲の方々に思っていただけると嬉しいですね。
人間の文化的側面に「好きの共有」がある...
と感じています。 僕の大好きなビールやワインは、店内外問わずいろんな人に飲んでほしいし、社内外問わず「高橋酵太郎の好きなもの=微生物」のイメージを押し付けたいのです。 もちろん、僕自身も他人の「好き」にはすごく敏感です。 仕事のパートナーはどんなことが好きなのだろう、今ミーティングをしている相手は週末は何をしているのだろう、と目を光らせる毎日です。 「見えた!好きの糸!」 周囲の人の好きを引き出して、それをもっともっと好きになれるように画策する、これ以上に楽しいことはありません。