まだ世にない価値を創造する事。
まだ世にない価値を創造する事に尽きます。そしてその創造的な業務をチームを組んで達成に挑むそのプロセス自体も最高に楽しい。小さなアイディアを思い付き、その小さなアイディアを仲間と夜を徹して議論したり、プロトタイプを作ったりして形にしていく。そしてそれがお客さんに届き、お客さんの役に立つ。その対価としてお金を受け取る。その頂いたお金で仲間を増やし、またサービスを改善していく。この一連の創造的サイクルそのものが最大の面白みだと思います。
自分の「思い」が形となって具現化されるのを目の当たりにできる仕事
未来を創り出す組織のリーダー。 事業活動における最終意思決定者であり、最高責任者。
CEOとは、Chief Executive Officerの略で、最高経営責任者と呼ばれる。企業が行う業務全てを統括し、経営方針から事業戦略の策定まで、あらゆる面でリーダーとなる。近年は、複数の企業でCEOを歴任する「プロ経営者」や、ベンチャーを起業してCEOになる人も増えている。
創業者 / 代表取締役として、経営業務全般
クライアントのマーケティング支援
新規事業
BizDev
ESG広報コンサルティング
CEO(最高経営責任者)の経験談の中から、一部を抜粋して紹介しています。
仕事の中で、最も楽しいと感じる瞬間はどんな時ですか?
まだ世にない価値を創造する事に尽きます。そしてその創造的な業務をチームを組んで達成に挑むそのプロセス自体も最高に楽しい。小さなアイディアを思い付き、その小さなアイディアを仲間と夜を徹して議論したり、プロトタイプを作ったりして形にしていく。そしてそれがお客さんに届き、お客さんの役に立つ。その対価としてお金を受け取る。その頂いたお金で仲間を増やし、またサービスを改善していく。この一連の創造的サイクルそのものが最大の面白みだと思います。
この仕事をやっていて、眠れないほどしんどい瞬間はどんな時ですか?
全ての最終決定者であり、責任者である中で、良くも悪くも「人」に泣かされ、「人」に救われる日々でした。
眠れないほどしんどい瞬間は山ほどありますが、当社においても一時的に様々な不信や不安に苛まれた時期はありました。
私は内部昇格で現在のポジションに上がったのですが、
そんなに器用なタイプでもなく、
ロジカル<ビジョナリーな人間なので、
「私が本当に適任なのか?」という懸念が上がる一つの「隙」で、
雰囲気は一気にインフルエンスしていきま...
す。 その「隙」から広がる悪循環にはまると、 ① 退職者が増える ② 組織が対立する ③ さまざまなところから組織や人の不満が寄せられる、 間接的に伝え聞かされる ④ 課題解決したくても組織が同じ方向を向かず、遅々として対応が進まない など悪循環が生まれます。 挙句の果てには「前の社長が良かった」なんて声も、沢山耳に届きました。 振り返ってみても、なんだかんだで「人」の問題が一番しんどく、一番メンタルをやられ、疑心暗鬼になり、不安神経症になりました。 私の至らないところも多い中で、それでも心に決めていたのは 「人の悪口、陰口を絶対に吐かない」という事と 「自分の信じるビジョンを変えない」という事です。 その後、私のビジョンに共感してくれる、より具体的な言語化や卓越した戦略構築を任せられるブレーンが増えてきた中で、今はずいぶん恵まれた組織になりつつあるなと思っています。
同業の先輩や同僚にアドバイスされたことで、最も仕事上の教訓になったことは何ですか?
以前、大企業のCEOを退職された方が、「経営者として大事にしていること」としてアドバイスしてくださいました。
私が経営しているのは中小企業ですが、限られた情報の中で、どちらの道に行くかの判断をしなければならない局面に接することは多いです。正解はわからないけど、「勇気」を持って行動しないと、機会を逃すし、変革も起こせない。間違った道に来てしまったことに気付いたらすぐ戻ればいい。決められないリーダーはダサいですよね。言い換えると、スピードを...
もって決断していくことが重要と思います。 「男気(漢気)」もリーダーとして当然のことだと思いますが、要は自己保身ではなく会社のため、社員のため、お客様のためを思った振る舞いができているかどうか。例えば社員がクレームを浴びている時に守ってあげられるか、ミスをした時にカバーしてあげられるか。嫌な仕事から逃げたり、この人は自己保身のために判断している、と思われると人の気持ちは離れていきますよね。 「勇気と男気」を意識していると、自ずと結果がついてくるような気がしています。
転職や就活で、この職業を目指す未経験の方におすすめの書籍は何ですか?理由と合わせて教えてください。
インターネット広告代理店・サイバーエージェントの藤田晋社長の自伝です。
上場直後のITバブル崩壊、買収の危機、社内外からの非難など、成功の裏側にある想像を絶する苦悩の体験談。
逆境をどのようにして乗り越えていくかがストーリー形式で書かれており読みやすいです。
色んな経営者の方がこの本をよんで「起業しよう」と思ったと聞いています。
自分も大学時代に読み、事業を起こすこと、推進することを疑似体験した感覚を覚えています。
ビジネスフレーム...
ワークなど経営を形式的に理解する本も大事ですが、 「21世紀を代表する会社をつくる」 「会社経営は終わりなきマラソンのようです。マラソンランナーが最も苦しい峠を越えると、どれだけでも走れる感覚に陥る。それを”ランナーズ・ハイ”と呼ぶそうです。」 など実体験から伝わる覚悟や熱をぜひ感じていただきたいです。 経営・IT企業の成り立ちを学びたい方におすすめです!
この仕事に向いている人、向いていない人の資質とは何だと思いますか?
代表取締役の一番の仕事は決定することです。
自分が作ったり、売ったりすることは最初は大切だが、会社が大きくなるにつれてそれはどんどん社員に任せていくべき。
代表の仕事は、会社の方向性を決めて、社員を信頼して仕事を任せる。そして、失敗した時は責任を取り、また失敗してこい!と送り出す。
なので、決断することが苦手だったり、他人のケツを拭くことが苦手な人は合わないかなと思います。
補足:代表取締役社長は仲間作りも1つの大きな役割になっ...
てくるので、他人を巻き込む力はとても大切です。具体的には、自分のビションや想いを言葉に乗せて、人の心を動かすリーダーシップとかです。ただ、これは練習したり、意識することで少しずつできるようになるので、今は自信がない人でも問題ないかなと思います。
この仕事を目指した理由や目的は何でしたか?
自由に生きたかったから。
人に束縛されたくない。自分で目標を描き、自分で生き方を描き、その代償としてすべてに責任を持ちたい。
こういう気持ちが20代の頃は強く、その延長線として、何となく経営者を目指していたように思います。
ただ、なってみて思うのは、経営者でもそうでなくとも、自由に生きることはできる。自分で人生を、働き方を、自由にデザインすることはできる、ということ。
経営者は辛いことと楽しいことが共にたくさんあるので、内省が深...
まり、そこに気づきやすいというのはあると思います。
この職業について未経験の人に説明するとしたら、どんなキャッチコピーをつけますか?
世の中にあったらいいなと想う世界を創れる職業