“強み”をどう生かす？若手4人に2024年の抱負を聞いた

新年、気持ち新たに仕事のスタートを切りたいと意気込んでも「自分の今年の抱負」を言語化するのは難しいもの。

そこで本記事では、2023年にJobPicksの記事に登場いただいた4人の若手ビジネスパーソンに「去年の成長と今年のチャレンジ」をテーマに話を聞きました。同年代で活躍している人たちの話を参考に、今年の目標を立てて2024年のスタートを切りましょう！

新卒1年目のフリーランス「環境を変えて、デザイナーとしての成長を目指す」

“強み”をどう活かす？若手4人に2024年の抱負を聞いてみた — フリーランス・デザイナー／佐藤菜渼さん

Q.2023年、成長できたことは何？

デザインを通して、周りの人の役に立てるようになったことです。

一番成長できた経験は、オープニングの時からお世話になっていた飲食店のサイト制作を担当したこと。オーナーはかなりこだわりの強い方なのですが、私が作ったサイトをすごく気に入って、いろいろな人に宣伝していただきました。うれしいことに、実際そこから別のお仕事につながったんです。

また、私の周りには新卒からフリーランスという道を選んだ人がいなくて、分からないことだらけのスタートでした。その中で、自分なりの戦略を立てて、検証を繰り返し行ったことで自己成長できた実感があります。

独立前から掲げていた「自由を得ることで選択肢を増やす」、「新卒でもらえる年収の2倍は稼げるようになる」、「仕事がなくならないように仕組み化する」といった目標を全て達成できたことが大きかったです。

そして、仕事を通じて自分なりの「当たり前」を確立できたのも、大きな成長だと思います。

Q.2024年の抱負は？

新しい環境で、デザイナーとしての一歩を踏み出す1年にしたいです。

新卒というブランドを捨ててフリーランスになると決意した時から、初めからうまくいくはずはないと思っていたので、3年は踏ん張るつもりでいました。しかしうれしいことに、フリーランス1年目でやりたいと思っていたことを全て達成できたので、次のステップとして「デザイン」を極めたいと思います。

元々、デザインはフリーランスとして活動するための手段の一つとして捉えていたんですが、やればやるほど極めたくなってしまい…。2年後の25歳には「デザイナー」を名乗れる実力をつけて、さらに次のステップに進めるようにしたいです。

Q.そのためにどんなチャレンジをしたい？

今までの経験から、手っ取り早く成長するには環境を変えることが一番だと考えているので、まずは拠点を移す予定です。

また、デザインに関しては、ゼロからの学び直しと並行して、スキルをUI/UXデザインの領域まで広げていきたいです。ありがたいことに、とあるベンチャー企業様とお仕事をすることになりました。直近の目標は、自分のできる範囲を広げて即戦力になることです。

デザインとは別に、参画予定の新しい事業や学びたいこともたくさんあるので、仕事へ突っ走っていきます。

UIUXデザイナー「努力・取り組み以上に、結果で勝負したい」

Q.2023年、成長できたことは何？

UXリサーチスキルが向上したことです。

ユーザーインタビューの目的を「情報収集」ではなく「仮説検証」と置き直し、外部アドバイザーとともにUXデザインの再設計を行いました。その結果、複数の新機能案につなげることができ、意思決定の妥当性が上がったと感じています。

Q.2024年の抱負は？

中間指標の達成でなく、明確な結果を出します！

2023年は戦略を立てるためのリサーチスキルの向上や、プロダクトをともに作るメンバーの採用など、結果につなげるための下準備に時間を費やしました。

来年は結果までたどりついて、努力や取り組みだけでなく、結果で評価してもらえる状態を目指します。

Q.そのためにどんなチャレンジをしたい？

時間制約がある中で結果を出すために、改めてデザインスキルを学び直して、作業精度の向上を目指します。また、チーム内での連携フローの整備を行って、タスクの進め方に迷う時間を減らしたいです。

コミュニティマネジャー「メンバーのモチベーションを最大化する」

Q.2023年、成長できたことは何？

仕事に対する目線が上がったように感じます。

私は今まで1拠点のディレクター業務が中心でしたが、5月ごろから全4拠点の運営マネジメントを担うことになりました。1拠点での価値づくりという視点にとどまらず、事業計画の設計などの仕事を任されるようになったことで、会社全体としての価値をどうやって伝え、持続していくのか、より広い視点が養われたと感じています。

Q.2024年の抱負は？

会社が持続し、メンバーが健全に働き続ける環境をつくるため、事業計画で立てた目標を確実に達成します。

Q.そのためにどんなチャレンジをしたい？

具体的なアクションの実行と検証を積み重ねること。そしてチームメンバーがいきいきと力を合わせて仕事することが事業計画の達成につながると思っています。

マネジメントする立場として、どうすればメンバーがモチベーションを高め、最大限のパフォーマンスを発揮できるかを常に考えたいです。