今年も早いもので残り数日。2023年は自分にとってどんな1年だったのか、じっくり振り返る時期でもあります。
そこで本記事では、2023年にJobPicksの記事に登場いただいた3人の若手に「今年の失敗と改善点」をテーマに話を聞きました。彼らの“反省”を参考に、自分の1年を振り返って、来たる2024年を有意義に過ごすための準備をしてみましょう!
今年も早いもので残り数日。2023年は自分にとってどんな1年だったのか、じっくり振り返る時期でもあります。
そこで本記事では、2023年にJobPicksの記事に登場いただいた3人の若手に「今年の失敗と改善点」をテーマに話を聞きました。彼らの“反省”を参考に、自分の1年を振り返って、来たる2024年を有意義に過ごすための準備をしてみましょう!
Q.2023年、最大の失敗は?
仕事相手に最初に抱いた違和感を解消せずに、ダラダラと付き合い続けてしまったことです。自分の中で持った違和感に従わず、感情に引きずられてお仕事を受けてしまったことが結果的に最悪の状況になってしまいました。
X(旧Twitter)上でお声がけいただいた方の事業に参画することになったのですが、初めから何となく合わない気がしていて…。ただ初めてお声がけいただいたことが嬉しかったし、やりたいことも似ていたので断ることもできず…。
少し距離を置いている期間に、Xを通して自分のことと思われる悪口を書かれていたり、急にフォローを外されたり、仕舞いにはブロックされていて。どうしたら良いのか分からず、人間不信になりかけました。
仕事でも噛み合わないことがどんどん増えていき、デザイン案をいくつか出しても全部「違う」と。結果的に別のデザイナーに頼むという形で終わりました。
自分の実力不足が一番の原因ですが、当時のビジネススキルでto Bのクライアントを抱えることの難しさを痛感した出来事でした。
Q.「最大の失敗」の改善点は?
デザイナーとしての実力がないまま、仕事をしていたことが問題だったと思っています。自分ができる範囲の誠意は見せたと思っていますし、これ以上の対応は正直少し成長した今でも難しいですが「できないことはできない」と断るべきでした。
プロになりきれていないままクライアントワークをしていたこと自体が大きな問題だったと反省しています。
上記の一件があったのが、ちょうどデザイナーとしての実力の限界に気付いて、今後どうしていくか考えていた時期だったので、その後はお仕事することが怖くなってしまいました…。ただ今振り返ってみると、自分の甘さに気づくきっかけになったので、必要なことだったとは思っています。
私ができることは精いっぱいやったので、後悔はありません。現在はこの経験を生かしてto Bのクライアント様との経験を積むことができているので、今ではその方に感謝しています。
Q.2023年、最大の失敗は?
プロジェクトや役割ごとの時間配分です。複数プロジェクトや、プロジェクト内での役割を兼任する中で時間のコントロールがうまくできませんでした。
結果として、時間を割くべきデザイン作業が後まわしになってしまって。開発メンバーを待たせてしまったり、計画に対してアウトプットが不十分な状態になったりしてしまう施策もありました。
Q.「最大の失敗」の改善点は?
業務内容を棚卸して、アサインの再調整を行うことで、メインプロダクトに割く時間を増やす必要があると感じています。また業務の前後を担当するメンバーへの影響度を加味した上で、タスク優先順位の設定を行っていきたいです。
Q.2023年、最大の失敗は?
会社メンバー全体での、優先順位や時間の使い方についてです。
少人数メンバーで複数拠点の運営、メディアの制作や運営をしているので、一人一人がタスク過多で疲弊し、体調を崩すこともありました。そこを自分自身も含めてうまくコントロールできなかったことが失敗だったなと思います。
Q.「最大の失敗」の改善点は?
全体スケジュールを設定して、何を優先して取り組み、何を切り捨てるかを明確にすることだと思います。いわゆるオペレーションの効率化ですね。
会社の持続と、メンバーが健全に働く環境をつくるために、事業計画で立てた目標を確実に達成することも重要でした。
チームメンバーがいきいきと力を合わせて仕事することが事業計画達成に繋がると考えるので、マネジメントする立場としてメンバーにどうモチベーション高く最大限のパフォーマンスを発揮してもらえるかを常に考えること、具体的なアクションの実行と検証の積み重ねが必要だったと思っています。
登場した3人の失敗エピソードから分かったのは、「優先順位」を付けることの難しさ。タスクの優先順位を見誤ったり、選択を後悔したり…仕事で身に覚えのある読者も多いのではないでしょうか?
ぜひ皆さんも自分自身の「2023年の失敗」をしっかり振り返って、来る2024年を有意義な年にしていきましょう!
(編集・文:井上倫子、企画:池田怜央、デザイン:高木菜々子)
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