上司に嫌われない、うまい仕事の断り方 #テイジラジオ

上司に嫌われない、うまい仕事の断り方 #テイジラジオ

    忙しい毎日で、会社と家の往復ばかり。もう少しインプットしたいけど、スマホを見るとついSNSやゲームでダラダラ時間を溶かしてしまう……。

    ビジネスパーソンのみなさんが「定時までに帰れること」をサポートすべく、業務効率化やキャリアアップに役立つ新刊ビジネス書の著者をお招きして、今日からお仕事にちょっと役立つノウハウやTipsをインタビュー。

    ポッドキャスト番組「定時までに帰れるラジオ」の一部をダイジェスト版でお送りします。

    目次

    前回に続き、ゲストは『仕事に追われず自分の時間を確保する』の著者・ハック大学ペソさんです。

    上司に嫌われない、うまい仕事の断り方 #テイジラジオ

    野上:前回は「時間泥棒を追い返す3ステップ」ということで、「なくす」「へらす」「かえる」の3ステップをお伺いしました。今回はより実践的に、「時間格差の勝者になれ、部下でも諦めるな」というテーマで聞いていきたいと思います。

    前回は、今ビジネスパーソンのあいだで“時間格差”が生まれているということ、そしてそこの勝者になるためには、時間には資産性があるということを認識して、その上で3ステップで現状を変えていきましょうという話でした。

    「帰り道に明るい空を見られるの、久しぶりだなぁ…」

    「2億円をもらうのと引き換えに、80歳になりますか?」というような問いもありましたけども、ペソさん自身はいつ頃から時間資産を意識し始めたのでしょうか?

    ぺそ:私自身が「時間に資産性があるな」と思い始めたのは、まさに忙しくて死んでいたコンサルタントとして働いていた時代なんですね。

    野上: コンサルはハードワークで有名ですもんね。

    ぺそ:その頃は、今のような働き方改革もそれほど叫ばれていない時代だったので、文字通り馬車馬のように働いていました。

    それこそ、睡眠時間を削ってガリガリガリガリやっていたわけなんですが、そうすると「この働き方は果たして大丈夫なのか?」と考える時間すらない、疑う時間すらない。洗脳にかかってたような感覚だったんですね。

    野上:とにかく働き続けていた?

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    dusanpetkovic / Getty Images

    ぺそ:そうでしたね。そこから転職をして金融の世界に行くんですが、そこでめちゃくちゃ時間が生まれました。帰るときに、明るい空を見るのがめちゃくちゃ久しぶりだなぁ……みたいな。

    野上:日が出ている時間には外に出られなかったんですね。

    ぺそ:はい(笑)。早めに帰れると夜時間ができるとか、ドラム式洗濯機で家事の負担が減らせたとか、必要に応じてタクシーに乗ることで「時間を買う」とか、そういった経験を通して時間って大事なんだと思いました。

    「生み出した時間でこれができるじゃん」みたいなことがわかってくると、「時間はうまく買うべきなんだ」とか「資産性があるものなんだ」と気づきましたね。

    野上:コンサルという職業はわりとそういうフレームワークというか、概念的に考える、抽象化させるみたいなことは得意だと思うんですけど、ぺそさんは実践的に体験的に、青空や夕日を見て考えたということですね。

    ぺそ:そうですね(笑)。

    「時間がない」はたいてい勘違い

    野上:前回はどちらかというと管理職側、上司の人たちが仕事を減らす、時間を十分時間を確保するという観点でフレームワークを整理しました。

    しかし、どちらかというと部下のほうが「気づいたら自分の時間が全然ありません!」という状況、よくあると思うんです。「仕事を断りづらい」は背景にあると思うのですが……実際これ、どうやって断ったらいいのでしょうか?

    ぺそ:そうですね。少し話題は変わるかもしれないんですが、私は今コーチングのサービスもやっておりまして。

    いろんなビジネスパーソンの方のお悩みに答えていて、副業や転職に関する悩みがメインではあるのですが、多くのみなさんが言うのが「時間がない」。

    野上:やっぱり忙しいと?

    ぺそ:忙しいと言う方はやっぱり多いです。そういった方を何人も見ていると、一つ気づきがありまして、「時間がない」はたいてい勘違いなんですよね。

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    例えば今「何となくたくさんのタスクを抱えている」とモヤモヤしている状態だとします。そこでタスクの棚卸をして、10のタスクがあるなとタスクの整理だけをする。

    整理をしただけ、タスク自体は何も減っていないんですけど、それをするだけでも精神衛生がすごく良くなるんです。10やれば終わるんだ、と思えることで本人にとってはすごくすっきりするというのを何度も見てきました。

    もう一つは、自分に振られた仕事は全てやるべきと機械的に処理をしている方がほとんどです。そもそもそれってやるべきなんですか?と投げかけると、「ハッ!」ってなる人が多いですね。

    野上:宿題ちゃんとやったのか、ご飯食べたのか、風呂入ったのかみたいな。全てコンプリートしないと駄目みたいなのが、幼い頃から染みついているかもしれないです。

    ぺそ:そうですね。「言われたことはしっかりやりましょう」と教えられてきた、それは確かにあると思います。

    逆に言うと、そういった学校教育による洗脳が蔓延っているからこそ、抜け出したらかなり差をつける要素になるとも言えます。

    上司に振られる仕事、どう断る?

    野上:勘違いに気づくのは時間格差の勝者になれる第一歩だと。タスクを整理してスッキリした上で、「全部自分でやるべきなのか、これ?」と根本を考える。では、その上でどうやって断ります?

    ぺそ:そうなんですよね。断るのが難しいのは心情的にはすごくよくわかるんです。

    でも、「なくす」「へらす」「かえる」のステップを踏まえて「なくすべきなんだ」「減らすべきなんだ」「変えるべきなんだ」という結論になったものって、本当にそうするべきタスクなはずなんですね。

    しっかりとフレームワーク的に考えてきたものなので、その考えてきた過程を、例えば上司から仕事を振られた部下の場合は、その上司に説明できればいいと思います。

    (続く)

    フルバージョンは音声版で!

    このあとは、こんな話をしています。

    • 上司も「へらす」のは怖いはず、そこに寄り添う部下力

    • 行きたくない飲み会を全断りした結果、起きたこと

    • 就業前の時間、どう使う?

    • 出世や評価にバツをつけられるかも。それでも断るべき?



    フルバージョンは以下のポッドキャストからお聞きください!