プロジェクトマネジメント「実践者だからおすすめできる」参考本7選

プロジェクトマネジメント「実践者だからおすすめできる」参考本7選

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「みんなでつくる仕事図鑑」JobPicksは、さまざまな職業のロールモデルが投稿してくれたリアルな経験談を多数掲載している。本連載では、その投稿内容を参考に、仕事やキャリアの悩みを解消するヒントを探っていく。今回は、プロジェクトマネジメントのイロハを学ぶための「良書解説」だ。


目次

プロジェクトマネジメントを学ぶメリットとは


働き方改革、IT化が進むビジネスプロセス、コロナ禍によるリモートワークの普及etc.。2022年代は、これまで以上にプロジェクトマネジメントの能力が求められる時代だ。


年功序列を前提とした従来型の組織マネジメントが崩壊したと指摘されて、はや20年近くたったが、近年はより多くの業務がプロジェクト化している。


社内だけでなく、社外の専門家たちとコラボレートするプロジェクトも一般化しており、チームをリードするプロジェクトマネージャー(PM)の仕事はもう「経験豊富なベテランの仕事」ではなくなっている。


コンサルタント・著述家として知られる山口周さんは、著書『外資系コンサルが教えるプロジェクトマネジメント』(大和書房)で、プロジェクトマネジメントのスキルを活用することで多くのビジネスパーソンの仕事が「楽しくなる」とも述べている。


タスクをこなすのが中心となる「手続き処理型」の仕事から、「プロジェクトマネジメント型」のワークスタイルに変わると、仕事の成果物=自分の作品になるからだ。


そのためにも、自分だけでなく、プロジェクトに参加するメンバー各々に裁量を委ね、実力を発揮してもらうマネジメントの方法論を皆が学ぶ必要があると述べている。

また、下の記事では、業種や職種に関係なく「転職で年収アップ」を実現する人の傾向としても「組織をマネジメントし、プロジェクトの運用もできる」ことが挙げられている。


プロジェクトマネジメントのスキルは、キャリア形成でも大きな糧となるわけだ。

では、肩書、役割としてのプロジェクトマネージャーを目指す人以外にも有益なこの能力を、効果的に身に付けるにはどうすればいいのか。


PMBOK(Project Management Body of Knowledge)やPMI(プロジェクトマネジメント協会)が定める手法を体系的に学ぶのも大切だが、ここでは日々プロジェクトマネジメントを行う人たちの経験談を紹介したい。


中でも、JobPicksに経験談を投稿するロールモデルが、実務を遂行する過程で学んだというおすすめ本を紹介していこう(注:ロールモデルの所属・肩書は、全て本人が投稿した時点の情報)。


マネジメントの基本を学ぶ3冊

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※ この記事に編成されている経験談は、記事作成時の経験談の内容と情報が異なる場合があります。

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