JobPicks Voice
「みんなでつくる仕事図鑑」JobPicksは、さまざまな職業のロールモデルが投稿してくれたリアルな経験談を多数掲載している。本連載では、その投稿内容を参考に、仕事や就職・転職の悩みを解消するヒントを探っていく。今回は、ベンチャー就職を検討する学生へのアドバイスだ。
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「みんなでつくる仕事図鑑」JobPicksは、さまざまな職業のロールモデルが投稿してくれたリアルな経験談を多数掲載している。本連載では、その投稿内容を参考に、仕事や就職・転職の悩みを解消するヒントを探っていく。今回は、ベンチャー就職を検討する学生へのアドバイスだ。
裁量権、成長、大企業、違い、リスク、メリット・デメリット。
Web検索で「ベンチャー 就職」と打ち込む人が、合わせて入力するキーワードを調べると、こんな言葉がズラリと並ぶ。
大手よりも仕事を任される範囲が広く、早く成長できそうだが、研修制度の有無や安定の面では当然リスクも......。ベンチャーへの就職を考える就活生は、入社前にこれらの真偽を確かめたいと思うのだろう。
だが、一口にベンチャーと言っても、経営者の思いも違えば、事業フェーズも千差万別。
創業間もなく利益も出ていない状態のベンチャーと、一定以上の収益を上げ複数の事業を展開するメガベンチャーを比べても、新卒入社した若手社員の扱いは当然違う。
経営学者の入山章栄さんも、下の記事で「大手企業よりベンチャーやスタートアップに入ったほうが若くして裁量権を得られる」とは必ずしも言えないと指摘する。
その上で、「やりたいことを見つけ、実際にやれるようになるために、ベースとなる素養が身につきそうな環境を選んで働く」ことが結果的に成長をもたらすなら、下の4要素が働く場所選びで大事なポイントになると示唆している。
では、ベンチャーに入社後、この4つを軸に成長できる人とはどんなタイプなのか。どんな考え方で、ベンチャー就職の向き・不向きを自らに問えばいいのか。
JobPicksに経験談を投稿してくれたロールモデルで、ベンチャーに勤める人たちの声を通じて、実情を探ってみた(注:ロールモデルの所属・肩書は、全て本人が投稿した時点の情報)。
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