佐野 長紀

佐野 長紀

株式会社AlgoNaut・ 会社役員

経歴

職業の経験談

  • 仕事の中で、最も楽しいと感じる瞬間はどんな時ですか?

    テックドリブンの会社が仕掛けるビジネスモデル変革

    わかりやすくいうと人工知能を活用したビジネスの創出や改善をやっています。

    これまで「やりたかったけどできなかったこと」を具体化するだけでなく、更にそれを拡大して大きなビジネスモデルを仕掛けた時がとてもしびれる瞬間です。

    例えば私の場合、複数の業界トップ企業と一緒に、人工知能を活用した新たなビジネスを創出する案件を複数仕掛けており、それは単なる一企業のDXとは異なり、業界自体のDXを仕掛けるという視点での仕事になります。


    テックドリブン...

    の会社なので、何かの仕組みを作る・改善するだけのようにも思われがちです。 ですが、実際には  ・「世の中」の仕組みを変えることで新しいビジネスチャンスに立ち会うことができ、  ・且つ、ビジネスの創出や変革までプロアクティブに仕掛けていくことができる ため、他の会社では味わうことができない経験を得ることができると思っています。 自分ができることが増える=楽しと感じる瞬間が増える、という感覚が日々強くなる一方です。



  • この仕事をやっていて、眠れないほどしんどい瞬間はどんな時ですか?

    未来のDXを考える

    我々は一社のDXではなく、お客様の業界全体のDXに向き合っているため、常に高い視座を持ち、お客様が悩んでいること・やった方が良いことが何かを考え続けてなければなりません。



    ある企業のDXは実現できても、それが業界全体を引っ張ることにつながるのか?

    一方で、業界全体の話は、お客様の今の課題とリンクするのか?

    (分かりやすく言うと、業界全体の話だと課題設定が大きくなるので、一企業では興味がないとか、やり切ることができないこともしばしば)...

    常に、クライアントと業界全体、ビジネスとテクノロジー、の観点で、 足元と未来を思考し、行動することが必要になってきます。 これは結構難しい。 でもやりがいはとても大きいです。



  • 同業の先輩や同僚にアドバイスされたことで、最も仕事上の教訓になったことは何ですか?

    半年で慣れる(実際にまあまあ慣れた)

    「半年やれば慣れるよ」


    体験変革を推進していた私が、アルゴリズムを活用したコンサルティングに鞍替えしたのは流行りに飛びついたからではありません。


    体験変革に必要なアーキテクチャーを描いていた私は、ある問題にぶつかります。

    「テクノロジーのことが分かっていない・・・」

    現代において何かを具現化するためには、テクノロジーの活用が必要不可欠になりつつあります。しかし、弩級の文系人間だった私にはテクノロジーを活用することで何ができるのか、何...

    ができないのかがぼんやりとしかイメージできません。そんな時に出会ったのがPKSHA Technologyです。 ちなみにPKSHAは超テックドリブンの会社で、弩級文系人間の私などそもそも採用すらされないと思っていました。 (同じような悩みをお持ちの方も多いのでは?) 面談を重ねる中で率直に自分の不安をぶつけてみました。 テクノロジーについては小中学生と同じ知識レベルであり、そんな自分がアルゴリズムを活用したコンサルティングなんてできるのだろうかと。 その質問に対する答えはとてもシンプルでした。 「半年やれば慣れるよ」 意味も理解できず、半信半疑でしたが、わりと楽観主義の私はまあやってみるかくらいの気持ちで会社にジョインしました。 入社してみて理解したことは、これまで培ってきた経営コンサルティングの経験や知識に基づき、本質的に解くべき問いが明確になれば、あとはなんとかなるということ(正しくはエンジニアがなんとかしてくれているということかもしれない)。 是非皆さんにもチャレンジしていただきたいです。恐れずに。



  • 転職や就活で、この職業を目指す未経験の方におすすめの書籍は何ですか?理由と合わせて教えてください。

    『アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る』藤井 保文、 尾原 和啓

    海外の事例などに基づき、今後の世界がどのように変化していくかが述べられた本。

    データとアルゴリズムで世の中を変革しようと考えている方たちにとって、次世代の世界観を伝えてくれます。


    重要なのはこの本から何を得るのか。

    単なる事例や考え方を学ぶのではなく、

    海外事例(特に中国)を日本で実現するには(+追い越すには)、何をすべきか。


    テック企業で働く方には、とにかくテクノロジーを極めたいと考える方も多いと思います。

    ただ、テクノロジーが社...

    会実装されるためには、それ以外の観点で超えなければならないハードルがとても多い。 例えば、文化や制度。 そこまで想像することができるか。 そういったことまで考えさせてくれる一冊だと思います。



  • この職業について未経験の人に説明するとしたら、どんなキャッチコピーをつけますか?

    エンハンサー: これまで人だけではできなかった事を実現し、人の能力を拡張する世界を築く仕事


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