【必読】起業家志望が知るべき、CEOを変えた「生きる教訓」8選

2022年9月30日(金)

先輩社長との壁打ちを擬似体験

「将来起業すること」を志す若手社会人は少なくない。しかし、どうすれば経営に必要な知恵やスキルを身に付けられるのか、分からないまま悶々としている人もいるのではないだろうか。

もしそのように困っているのなら、一度「先輩経営者からのフィードバック」に耳を傾けてみてはいかがだろう。

下記の記事にもあるように、若手時代に経験者と1on1をして、足りない視点や仕事習慣などの改善点を教えてもらうことは、社会人として成長するために必要不可欠だ。

「会社全体の責任を負う社長・起業家になりたい人」ほど、実際に経営経験を持つ人からフィードバックを受けるのが効果的だろう。

【本質】なぜ「1on1」が今、これだけ注目されるのか

では、現在活躍する20代、30代のCEO(最高経営責任者)は若手時代に、どのような教えを受け、何を学んできたのか。

そこで本稿では、JobPicksに経験談を投稿するCEOのロールモデルが、「同業の先輩や同僚にアドバイスされたことで、最も仕事上の教訓になったことは?」という問いに答えた内容に注目。

今すぐ意識できる教えを学び、明日からの仕事に役立てていこう(注:ロールモデルの所属・肩書は、全て本人が投稿した時点の情報)。

起業前から持つべき意識

起業を目指すならばまず、会社のトップとして働く人が持つべき責任を理解する必要がある。

事業企画、経営コンサルタントを経験したのち、CEOとして活躍しているユニファの土岐泰之さん。彼は新人時代に先輩から、「社会人として仕事をする上での責任の重さや覚悟」を教えられたと語る。

お前が仕事を失敗したら、うちの会社の株価が下がるぞ。

新人時代に、「社会人として仕事をする上での責任の重さや覚悟」を教えて

小さな仕事も失敗したら、会社全体に影響がおよぶ。起業志望ならなおさらそのことを心に刻むべきである。

人材コンサル会社出身の和田悠人さんは同僚から、チームで仕事に取り組む際のコツを学んだという。

仕事を洗い出して分解すること。どんなに大きな課題やタスクも分解すると

複雑な仕事は一度TODOに振り分けてみることで、個々で分析しやすくなる上、仲間と分担できるようになる。

将来大人数を動かす起業家や経営リーダーになる以上、身に付けておきたい基本スキルだ。

経営者として心掛けたい教訓

永井雄一さんは法人営業からCEOに転身した。彼は先輩の経営者から、行動力と運の重要性を教えられたという。

成功するかどうかの割合は戦略1割・行動5割・運4割というアドバイスを

リクルートワークス研究所の古屋星斗さんも、「小さな行動」がキャリアを前進させるきっかけになると語っている。

努力が実を結ぶとは限らないが、行動量を増やしてみて損することはほとんどない。四の五の言わず、まず行動するという勢いであることが大切だ。

(詳しくは下の記事参照)

「目標から逆算」は無意味。新卒3年、キャリアの悩みはこう解消せよ

Webマーケター経験を生かして、マーケティング支援会社を起業した宮脇啓輔さん。

彼は「知人からもらった言葉をきっかけに、個人でやりたいことと、会社としてやるべきことの切り替えができるようになった」と投稿している。

経営者と◯◯人を使い分ける

経営者かつ一人で創業した場合、個人と会社のWillが混ざっていること

会社のために今すべきことを第一に逆算しつつ、自分のWillを出す機会を探る。同時に進めることが肝であろう。

白 正寛さんはサントリー、A.T. カーニーで経験を積んだ後にベンチャーのCEOとして仕事をしていた。彼は知人に紹介された本がきっかけで、会社は「社員が自分で考える土台づくり」が大切であると気付いたという。

全ての答えを自分で出さないこと

社員が抱えている仕事の悩みやボトルネックを、全て自分が解決しなければ

全てを社員に託すのではなく、タイミングを見て判断することが大事と言える。

リーダーとしての姿勢を固める

21歳で学生起業した大槻祐依さんは、「自分らしくいたほうがいい」とのアドバイスを受けたと語る。

自分らしくいること。 周りの意見をそのまま聞いてしまう性格なことも

1人でできる仕事には限界がある。周りに支えてもらうリーダーになるには、自分の素を提示していくことが有効だ。

大槻さんが「心から好きなこと」で起業したエピソードは、下の記事で読むことができる。

【大槻祐依】いま22歳なら、市場性よりも好きなことで起業する

生花店を営む北野雅史さんは先輩のCEOから、「勇気と男気」を大事にするべきと教わった。

勇気と男気

以前、大企業のCEOを退職された方が、「経営者として大事にしていること」としてアドバイスしてくださいました。 私が経営しているのは中小企業ですが、限られた情報の中で、どちらの道に行くかの判断をしなければならない局面に接することは多いです。正解はわからないけど、「勇気」を持って行動しないと、機会を逃すし、変革も起こせない。間違った道に来てしまったことに気付いたらすぐ戻ればいい。決められないリーダーはダサいですよね。言い換えると、スピードをもって決断していくことが重要と思います。 「男気(漢気)」もリーダーとして当然のことだと思いますが、要は自己保身ではなく会社のため、社員のため、お客様のためを思った振る舞いができているかどうか。例えば社員がクレームを浴びている時に守ってあげられるか、ミスをした時にカバーしてあげられるか。嫌な仕事から逃げたり、この人は自己保身のために判断している、と思われると人の気持ちは離れていきますよね。 「勇気と男気」を意識していると、自ずと結果がついてくるような気がしています。

自己保身をせずに、従業員や顧客を守る行動を心掛けること。自責思考を持つことが、リーダーシップを身に付ける第一歩となるだろう。

裏千家茶道家として、日本茶を基盤にした会社TeaRoomを立ち上げた岩本 涼さん。彼は尊敬する先輩の言葉によって、謙虚であることの大切さを意識させられたと投稿している。

実るほど頭を垂れる稲穂かな

私が尊敬する経営者の方に言われた言葉です。よい経営者たるもの徳を積み

自分に裁量権があるからと横柄な態度を取っていては、周りの人の心はどんどん離れていってしまう。振る舞いだけでなく、CEOには日頃から謙虚な姿勢であることが求められるのだ。

起業を目指している方、リーダー職を目指している方の心に刺さる教訓は見つかっただろうか。もしあれば、ぜひコメント欄で教えてほしい。 

【10月開催】学生・20代が「最高のロールモデル」と出会う1日

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