商品企画の経験談苦労

この仕事をやっていて、眠れないほどしんどい瞬間はどんな時ですか?

  • 吉田 爽
    現職者吉田 爽
    経験: 5年
    自営業

    イレギュラーな事態に対応しつつも必ず企画を着地させなければいけない時

    実行の段階で、関係各所の間の事情などにより、実行の修正を余儀なくされた時が、苦労を感じる時です。


    基本的に抑えるべきステークホルダーとの合意形成は済んだ上で施策を進めますが、想定していなかった方の登場やその一声でNGが出たり、そこから生まれた制約の中で、でも企画を着地させていかなければいけない、というときに精神的にもかなりエネルギーを使います。


    また、外的要因により修正する必要が出てくるときもしんどさがあります。

    特にコロナ禍での修...

    正が辛い時期でした。移動の制限や、社会からの見られ方、倫理的な判断、などかなり制約が増えた上で、それでも形を変えて最後までやりきれなければならず、早くこの苦しみから逃れたいと思いながらに、絶対に逃げられない現実と戦っていたような感覚を覚えています。


  • 沼倉 彬人
    現職者沼倉 彬人
    経験: 7年
    ichinosai

    こだわりと納期との格闘

    納期が短いときには、眠れないほどプレッシャーを感じることもあります。



    私達の扱うIPグッズは、販売するタイミングが、ライブや試合などのイベントに合わせて確定していることがほとんどです。


    その瞬間に間に合わなければ、どれほどこだわって良い商品をつくることが出来ても、水の泡になってしまいます。


    ただ、中途半端な商品を作ることは、IPにとっても、ファンにとっても意味がない。


    そのため、納期までの時間が短い案件では、どちらも譲ることな...

    く仕上げるために、企画と製造が連動しながら、全力を出し切ることが求められます。 企画を寝ずに考えることもありますし、製造に無理をいって、残業して工場を稼働してもらうことも少なくありません。 そんな中で責任者として、気を張った日々が続きますし、もしその商品が評価されなかったらと考えるとプレッシャーに押し潰さそうになることもあります。 ですが、結果として多くの方と協力しながら、やりきった時には、何にも代えがたい経験になります。