沼倉 彬人

沼倉 彬人

ichinosai・ 会社役員

Creative & Craft ichinosai 常務取締役|Creative Director|秋田県湯沢市を拠点にIPアパレルグッズの企画・製造・EC運営をワンストップで支援しています。|荒木飛呂彦原画展「冒険の波紋」|ゴールデンカムイ展|チェンソーマン|呪術廻戦|怪獣8号

経歴



  • 現在
    商品企画ichinosai会社役員

    仕事内容

    • IPアパレルグッズの企画・製造・EC運営

    • 大手出版社やプロスポーツクラブのアパレルグッズ企画・製造・EC運営

    • 既存の認知拡大のための廉価グッズをファンのエンゲージリングを高める高付加価値グッズに変える仕事



  • UIデザイナー・Webデザイナーichinosaiフリーランス

    仕事内容

    • コーポレートサイトのUIデザイン

    • コーポレートロゴデザイン

    • 企業の要望に合わせてユニフォームのデザインをする仕事

職業の経験談

  • 仕事の中で、最も楽しいと感じる瞬間はどんな時ですか?

    納得のいく商品を作りきり、評価された時

    私たちは、IP(キャラクターやブランド)を活用して、アパレルグッズを企画・製造・販売をする事業をしています。


    そんな中で、自分たちが納得のいく商品を、妥協せずに作りきって、その商品を実際に身に付けてくれてるお客様を見かけた時は、最高にやりがいを感じます。


    IP(キャラクターやブランド)の素晴らしい特徴を、独自の視点でうまく抽出することができたときには、知的快感があります。


    また、その特徴を押し付けるだけでなく、ファンの方々が求めて...

    いる隠れたニーズと擦り合わせていく作業も楽しいです。 そして、IPの特徴とファンのニーズを、ものづくり側の都合で曲げることなく、同じ目線で共創することは、難易度が高い分、やりがいを感じますし、 その分、商品が評価されたときには、チームで喜びを分かち合うことができます。 実際に、プロサッカーチームの商品をつくるときには、担当者の方と何度も話あって、チームをビジョンや、特徴をとことん話合いますし、ファン目線でニーズを感じられるように、実際の試合も見に行きます。 そして考えられたコンセプトをもとに、サッカーが好きなデザイナーをアサインしたり、試作品を何度も作ったりして、コンセプトを商品に余すことなく落とし込むことを目指しています。 その商品を身につけたサポーターの方々で、埋め尽くされたスタジアムを見た時は、鳥肌が立ちましたし、人生で忘れられない瞬間のひとつです。



  • この仕事をやっていて、眠れないほどしんどい瞬間はどんな時ですか?

    こだわりと納期との格闘

    納期が短いときには、眠れないほどプレッシャーを感じることもあります。



    私達の扱うIPグッズは、販売するタイミングが、ライブや試合などのイベントに合わせて確定していることがほとんどです。


    その瞬間に間に合わなければ、どれほどこだわって良い商品をつくることが出来ても、水の泡になってしまいます。


    ただ、中途半端な商品を作ることは、IPにとっても、ファンにとっても意味がない。


    そのため、納期までの時間が短い案件では、どちらも譲ることな...

    く仕上げるために、企画と製造が連動しながら、全力を出し切ることが求められます。 企画を寝ずに考えることもありますし、製造に無理をいって、残業して工場を稼働してもらうことも少なくありません。 そんな中で責任者として、気を張った日々が続きますし、もしその商品が評価されなかったらと考えるとプレッシャーに押し潰さそうになることもあります。 ですが、結果として多くの方と協力しながら、やりきった時には、何にも代えがたい経験になります。



  • 転職や就活で、この職業を目指す未経験の方におすすめの書籍は何ですか?理由と合わせて教えてください。

    『フロー体験入門―楽しみと創造の心理学』M.チクセントミハイ

    私がこの本をおすすめする理由は、何かに没頭する方法と、その体験こそが人生の喜びであることを教えてくれるからです。


    私達の商品企画という仕事は、IPの特徴を深く理解したり、ファンの心理に近づくことが求められます。


    そのため、色々なものにハマったり、打ち込んだりする姿勢がとても大切になってきます。


    ただ、自分が今まで関わってこなかった分野に触れるとこは、我慢をして取り組むには限界があります。


    「好きこそものの上手なれ」とよく言われま...

    すがその通りで、イチローは、野球の練習をすることが誰より大好きな野球少年だったからこそ、誰より多くのヒットを打つことが出来たのだと思います。 何かに没頭する方法と、その喜びを味わうことができれば、自ずと深堀りしていくことが出来ますし、そのプロセスを心から楽しむことができます。 この本から学んだ「没頭することを楽しむ」姿勢は、商品企画という仕事に欠かせないエッセンスです。



  • この職業について未経験の人に説明するとしたら、どんなキャッチコピーをつけますか?

    心が動くグッズをつくる仕事


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