CHRO(最高人事責任者)経験者が語る仕事内容・年収・将来性

7人のロールモデル
35件の経験談

質問CHRO(最高人事責任者)の仕事を一言で表すと

CHRO(最高人事責任者)とは?

CHRO(最高人事責任者)の仕事内容

CHROとは、Chief Human Resources Officerの略で、最高人事責任者と呼ばれる。人事・採用全体を統括しつつ、社員の最適配置やキャリア支援の方針決めなど、「会社と社員の成長」双方に貢献する。従来の人事部長とは異なり、CHROは経営戦略を実現するための組織・人事施策を計画、主導する。

CHRO(最高人事責任者)の将来性

フューチャーワーク指数すべての職業の平均
4.44.3
8人が回答
未来実感
4.64.3
貢献実感
4.64.4
自立実感
4.14.1

CHRO(最高人事責任者)の平均年収

20代
- 万円
30代
- 万円
40代
1415万円
JobPicks回答者調べ

CHRO(最高人事責任者)になるには

CHRO(最高人事責任者)のキャリアパス(前職・転職先)

CHRO(最高人事責任者)の経験談を読む

CHRO(最高人事責任者)の経験談の中から、一部を抜粋して紹介しています。

  • 仕事の中で、最も楽しいと感じる瞬間はどんな時ですか?

    • 中里 基
      現職者中里 基
      経験: 4年
      株式会社ニューズピックス

      人と組織というセオリーがない世界だからこそ自由に思考できる、その思考プロセスそのもの。

      マネジメントが取り組む経営課題は山ほどありますが、どんな経営課題もその解法が言語化できると、良くも悪くも課題解決が再現性を持ちます。


      再現性を持つということは、同じやり方をすれば真似ができるようになり、つまりはコモディティ化して価値を失うことを意味します。


      世に言うベストプラクティスと呼ばれるものや定石と呼ばれるものは、言い換えるとマクロでそこに収斂していくものであり、模倣可能なコモディティ。知らなければ負けますが、知っても勝てるも...

      のではありません。 そんな企業活動の中で最も掴みどころがなく言語化しづらいのが、人の営みである企業文化であり組織だと感じます。つまり最もコモディティ化しにくい。 定石化できないことで、最後に残る企業の競争優位の源泉とは、人と組織に収斂していくものなのかもしれません。 その意味で、常にゼロベースで課題解決に取り組める人と組織の領域は、思考の自由度は無限。タフですがチャレンジングでとてもやりがいのある仕事です。


    やりがいをもっと読む (7)

  • この仕事をやっていて、眠れないほどしんどい瞬間はどんな時ですか?

    • 安田 雅彦
      現職者安田 雅彦
      経験: 9年
      株式会社 We Are The People

      経営決定や施策と、理念・価値観・組織文化の「整合」が取りづらいとき

      ビジネスをドライブしていく上で、短期的に全ての社員にとってハッピーでない決定をせざる得なかったり、一見すると理念や組織の価値観と矛盾するような施策を取らなければならないことが稀にある。


      そんなときでも、人事のミッションとして、その意味や意義と会社・ビジネスの方向性に整合性を持たせ、前向きな理解を得ようと制度設計したり、コミュニケーションを考えたりするが、そうそういつも完全ポジティヴにピタッ!と収まる訳ではない。そのロジックが上手く纏ま...

      らない時は、フラストレーションを覚える。


    苦労をもっと読む (7)

  • 同業の先輩や同僚にアドバイスされたことで、最も仕事上の教訓になったことは何ですか?

    • 佐藤 邦彦
      現職者佐藤 邦彦
      経験: 3年
      株式会社ココナラ

      人事は事業推進の主体者であれ

      人事という仕事は、一般的に事業を裏方として支える、支援するというイメージがあると思います。CEOや事業責任者が決めた事業戦略に沿って、それを実現可能にするための人事戦略を考えるというもの。しかし、不確実性が高く、テクノロジーの変容によって競争環境が激変する時代には、人や組織が戦略を規定してしまうということも少なくない。


      世に言う戦略人事という言葉には、この課題に対して戦略的、主体的に手段を講じるという意味合いがあるのかもしれません。そ...

      の意味では似ているのかもしれませんが、私が頂いたこのアドバイスには似て非なる2つの意味があります。 1つは、実態として事業推進の最前線にいながら人事をやるからこそ、人事が何をすれば良いか?が見えてくる、人を動かすことができる、ということです。珍しく話かもしれませんが、実際に私は人事責任者でありながらビジネス推進の責任者も担っています。 もう1つは、ビジネス推進と同じように多様な手段を講じることができるというメンタリティが人事には大切だということです。事業やビジネスを推進する手段としては人、モノ、金、テクノロジーなど様々な観点で手段を検討し、変化させることが常ですが、人事は変化を嫌がられる、嫌がる傾向があるためどうしても保守的、前例主義になりがちです。しかし、人、モノ、金、テクノロジー、時間、場所などの様々な観点で、多様化する働き方をうまく取り入れた人事施策の打ち手は、事業推進の打ち手以上に成果に繋がるものが出てくるかもしれません。 私は人事の専門家ではありません。ですが、事業推進の主体者でありながら人事・組織を動かすことによって、経営のドライブに寄与したいと日々考えています。


    この職業のプロになるにはをもっと読む (7)

  • 転職や就活で、この職業を目指す未経験の方におすすめの書籍は何ですか?理由と合わせて教えてください。

    • 白坂 ゆき
      現職者白坂 ゆき
      経験: 5年
      株式会社CaSy

      『世界は贈与でできている』近内悠太

      贈与者は名乗ってはならない。贈与は手渡す瞬間には気づかれてはならない。

      名乗ってしまったら、返礼が可能になり、交換に終わってしまう。

      あるいは、返礼ができない場合、呪いにかかり、自由を奪われてしまう。


      この本の一節です。

      組織人事に関わる自分が、もっとも教訓になったこととして「あとでわかる日が来るよ」との上司の言葉を挙げましたが、その成り立ちを見事に言語化してくれた一冊です。たとえ、わかる日がこないかもしれなくても、それでも祈りながら...

      人に対して行う事どもを「人事」と呼ぶのだと思っています。


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  • この職業について未経験の人に説明するとしたら、どんなキャッチコピーをつけますか?

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