CTO(最高技術責任者)経験者が語る仕事内容・年収・将来性

7人のロールモデル
35件の経験談

質問CTO(最高技術責任者)の仕事を一言で表すと

CTO(最高技術責任者)とは?

CTO(最高技術責任者)の仕事内容

CTOとは、Chief Technology Officerの略で、最高技術責任者と呼ばれる。名前の通り、自社プロダクトの開発戦略を司る役割で、短期・中長期で採用する各種テクノロジーの決定から開発戦略、研究開発の方針策定などを行う。企業によっては、エンジニア採用や開発チームの運営にも責任を持つ。

CTO(最高技術責任者)の将来性

フューチャーワーク指数すべての職業の平均
4.44.3
7人が回答
未来実感
4.74.3
貢献実感
4.64.4
自立実感
4.04.1

CTO(最高技術責任者)の平均年収

20代
- 万円
30代
- 万円
40代
1975万円
JobPicks回答者調べ

CTO(最高技術責任者)になるには

CTO(最高技術責任者)のキャリアパス(前職・転職先)

  1. 2.
    CTO(最高技術責任者)
    1人(10%)
  2. 4.
    データエンジニア
    1人(10%)
  3. 6.
    その他
    1人(10%)

CTO(最高技術責任者)の経験談を読む

CTO(最高技術責任者)の経験談の中から、一部を抜粋して紹介しています。

  • 仕事の中で、最も楽しいと感じる瞬間はどんな時ですか?

    • Kameda Kei
      現職者Kameda Kei
      経験: 5年
      株式会社タイミー

      「持続的に良い状態を作る」という挑戦が非常に楽しいです。

      昔はどんどん最新技術を取り入れ、テッキーでクールなことをするのがCTOだと思っていました。


      しかし、それは二の次であり、組織の可用性と生産性の高さを追い求めるのがこの役割の重要な責任だと思っています。


      自分たちでサービス運用していくと、今の行動やあり方がが将来の自分たちに跳ね返ってきます。日次で十数回行われるリリースサイクル、大量のユーザートラフィック、開発プロセスが繰り返される中に、どこかに「脆さ」を仕込んでしまうと、長期的に反復...

      の中で必ず貧乏籤を引くことになり、価値や速度の毀損が起きてしまいます。 この対処には方法論的な正解がなく、思想や方針、ケーススタディをもとに、透明性を持って検査をし、適応し、持続的に降り注ぐビジネス要求をクリアしつつ頑健な状態を目指していく必要があります。 投資対効果が良いサービスの状態・エンジニア組織を実現するために挑戦を続けることはとても楽しくやりがいのやりがいのある仕事だと思っています。


    やりがいをもっと読む (7)

  • この仕事をやっていて、眠れないほどしんどい瞬間はどんな時ですか?

    • Koga Masanori
      現職者Koga Masanori
      経験: 13年
      トラボックス株式会社

      私が不安になる原因は2つ、それは「未来」と「他の人の心の中」

      私が不安になる原因は2つあります。それは「未来」と「他の人の心の中」です。未来は誰にも分かりません。いくら準備しても想定外のことが起こります。他の人の心の中も本当のところは分かりません。というか、心の中は自分のことでもよく分かりません。分からないから不安になるし、それが積もり積もってしまうと「眠れないほどしんどい」となるのかなと思います。


      このように未来は不安の原因になりますが、ある程度リスクをコントロールできるようにはすることは可能...

      だと思います。障害が発生するタイミングは分かりませんが、Observabilityが十分であり、MTTRが短ければ許容できます。もちろん障害が発生したと聞いたときは緊張感が走り、対応中はしんどいなと思うときはありますが、眠れないほどではありません。 また、他の人の心の中も不安の原因になりますが、心理的安全性が高いチームを構築することは可能だと思います。厳しいフィードバックを伝えたり、意見が合わないなかで決断をするための難しい話し合いをするときがありますが、目的に向けて建設的に議論できるチームであれば眠れないほどしんどいということはありません。 こう考えていくと、眠れないほどしんどい瞬間というのは今はありませんというのが正直なところです。 もちろん想定していたよりうまくいかなかったことはたくさんあります。うまくいっていない状況に陥ったときに、抜本的に解決する策が思いつかないときもあります。原因は自分にあり、凹むこともあります。 ただ、それは結果であり、その経験を次に活かしていくしかないと思っています。 小さな「しんどい」が積もらないためには、しんどいなーと思ったときに素直に言える仲間が私には必要です。もしそのような仲間がいないことを想像すると「眠れないほどしんどい」ことになるかもしれないなと思いました。


    苦労をもっと読む (7)

  • 同業の先輩や同僚にアドバイスされたことで、最も仕事上の教訓になったことは何ですか?

    • 栗林 健太郎
      現職者栗林 健太郎
      経験: 7年
      一般社団法人日本CTO協会

      CTOはエンジニアの代表ではない

      「CTOとは、エンジニアの代表ではなく自らのビジョンに基づいて意志決定する役割である」ということです(同業の先輩からの教えではありませんが)。


      わたくしがCTOになってしばらくした後、経営メンバーに対して提案を行う機会がありました。エンジニアたちの声を集め意見を取りまとめた上で、ある施策の提案を行ったのです。その内容を聴いて社長がひとこといいました。「そのことについてのあなたのビジョンはなんなのですか?」と。


      つまり、CTOというの...

      は社員の意見を代表してものをいう立場ではなく、自らのビジョンをもって語るべきだと諭されたわけです。 CTOに限らず、CXOと称される人々の最も重要な役割は、ビジョンを描き意志決定をすることにあります。しかし一方では、それらの仕事には「こうやれば確実」という方法があるわけはありません。つまり、どうしても不確実性が残る中でことを行う必要があります。 そうすると、ついつい何か確実なことにすがりたい気持ちが出てきます。たとえば社員がこういっていたからとか、他社がこうしているからとか。もちろん、ひとの意見を聴くことは大事ですが、そのことに自分の意志決定の責任を転嫁することがあってはなりません。そんな教訓を得たエピソードでした。


    この職業のプロになるにはをもっと読む (7)

  • 転職や就活で、この職業を目指す未経験の方におすすめの書籍は何ですか?理由と合わせて教えてください。

    • Hayashi Takayuki
      現職者Hayashi Takayuki
      経験: 7年
      株式会社ユーザベース

      『達人プログラマー』David Thomas, Andrew Hunt

      プログラマーとして大事な根源的な考え方、多くのスキルを紹介してくれています。約20年前に出た本ですが、この本に書かれているのは「良いプログラマーとしての本質」であり、時代の流れに左右されない根源的な部分を書いているため現在においても絶対にお勧めしたい本になります。私自身もプログラマーとして駆け出しの頃に読み、そして今でもこの本に書かれてある事の多くを実践して成長し、成果を挙げることが出来ています。本を読むというのは偉大な先人たちの知識が...

      蓄積・整理されていて、その先人たちの経験を追体験出来る非常に有効なツールであり、資産だと思います。この本はおそらく十年後も偉大な本として紹介され続けると思いますし、私自身にとっても重要な本で有り続けると思います。


    未経験者へのおすすめ本をもっと読む (7)

  • この職業について未経験の人に説明するとしたら、どんなキャッチコピーをつけますか?

    この職業を一言で表すと?をもっと読む (7)

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