月並みだが、自分が携わったプロダクトがリリースされ、ユーザからのフィードバックを受けたとき。自分が生涯関わることのない人々に、ほんの少しでも影響を与えられることができるのは、ものづくりに携わる業務の醍醐味だと思う。
仕事の中で、最も楽しいと感じる瞬間はどんな時ですか?
月並みだが、自分が携わったプロダクトがリリースされ、ユーザからのフィードバックを受けたとき。自分が生涯関わることのない人々に、ほんの少しでも影響を与えられることができるのは、ものづくりに携わる業務の醍醐味だと思う。
この仕事をやっていて、眠れないほどしんどい瞬間はどんな時ですか?
苦労して開発した機能を利用してもらえないとき。期待値が高ければ高いほど、使われないときのチームの士気は落ちがちとなる。最も自分一人の問題ではなく、チームの問題になりがちなので、仕事のモチベーションが低下する要因となりがち。しかし、それでも粘り強く「なぜ使ってもらえないか」を意識して考え続けることが必要となる。
転職や就活で、この職業を目指す未経験の方におすすめの書籍は何ですか?理由と合わせて教えてください。
コンピュータの根本的な仕組みを実際にプログラミングで作ってみることで理解するための本。論理回路からテトリスまで自分自身の手で一つ一つで積み上げて作り上げていく体験ができる。コンピュータサイエンスにおける「抽象化」という強力な概念を、感覚として身につけることができ、エンジニア人生のなかでその考え方は大きな武器となるため。
同業の先輩や同僚にアドバイスされたことで、最も仕事上の教訓になったことは何ですか?
プロダクトへのオーナーシップを持つ重要性。若いうちは技術力一辺倒になりがちだが、プロダクト全体をいかに良くするかというマクロな視点を持ち仕事に取り組むべきだということ。それを達成するためであれば、スマートな方法のみならず、愚直に取り組むべき課題も日々ある。一方でエンジニアの三大美徳(怠惰・短気・傲慢)も忘れずに、プロダクトの成長のために最も効率的な手法を見つけていく姿勢も必要である。
最後に、この職業を一言で表すと?
ソフトウェアの力で世界を再構築する仕事