庫本 太樹

庫本 太樹

株式会社ニューズピックス・ 正社員

経歴

職業の経験談

  • 仕事の中で、最も楽しいと感じる瞬間はどんな時ですか?

    撮影現場で、「準備してきたモノ」を超えた瞬間

    「動画制作は撮影までの準備が第一」だと、よく言われます。「基本はこういうストーリーでいきたくて、撮影中こういう流れになったら、こうしよう」というパターンをいくつも持って、撮影に挑みます。そして撮影では「自分がこうなって欲しいな」と考えているパターンに、大筋はまっていければ、まず安心できます。そこに「良い意味で予定調和を外れる」ようなことを、その場その場の雰囲気を読みながら、起こしていく。そういったことを出演者と共に行えると、面白みを感じ...

    ます。



  • この仕事をやっていて、眠れないほどしんどい瞬間はどんな時ですか?

    とにかく何も思いつかない時

    企画を考える時に、とにかく何も頭に浮かばないことがあります。後一押し...

    残り354文字(全文388文字)

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  • 同業の先輩や同僚にアドバイスされたことで、最も仕事上の教訓になったことは何ですか?

    「60分最後まで、見せきるための工夫」を常に考えよ

    テレビ局時代に、プロデューサーから最初に言われた教えです。例えば「世界の様々な乗り物を紹介する番組を作ろう」と思った時に、どうすれば60分のVTRを作れるでしょうか?「それは何のために作られたの?」というヘンテコな乗り物を紹介するとして、それで5分作れる。後は「みんなが毎日乗るモノ」を題材にすれば興味があるだろうから、世界の地下鉄事情を取り上げよう、それで7分。一番早い乗り物、一番高額な乗り物とか、一番○○な乗り物を取り扱えばそれでも5...

    分は持ちそう。ロケに行けばもっと長いVTRが作れるだろう、そしたら誰をどこに行かせようか。このままだと、「軽い情報」ばかりだから感動系も入れて、重みを持たせたいな。「番組冒頭15秒」のインパクトが大事だから、未来の乗り物のCGで引き付けようか。何かに挑戦するくだりも入れて、その結果を最後まで隠して60分引っ張ろうか。時事性も入れたいから、どこかでリニアの今を追うか。このままだと企画全体が散漫だから、どうまとめていこうか…。などなど一つの企画でも様々な工夫を考えないと、そもそも見てもらえないし、また最後まで見てもらえない。動画はよく、「文字情報だと1分ですむものを引き伸ばしているので、時間の無駄」と言われます。それはその通りだとも思いますが、逆に「1分ですむ文字情報で、何分楽しく見てもらえるか?」。この工夫をし続けることが「動画(番組)制作の醍醐味」だと思います。上司のこの言葉を聞いてから、「今いる飲食店で、何分VTRを作れるか?」など「思考のクセ」がつき、自分は本当にまだまだ未熟ですが、多少の成長のキッカケになったと思います。



  • 転職や就活で、この職業を目指す未経験の方におすすめの書籍は何ですか?理由と合わせて教えてください。

    『言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか』ナイツ 塙宣之

    「笑い」をここまで分析している本は、なかなか無いのではと思います。「...

    残り251文字(全文285文字)

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  • この職業について未経験の人に説明するとしたら、どんなキャッチコピーをつけますか?

    イメージに比べて、細かい仕事


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