Word、Excel、PowerPoint
全ての業務の基本ツールではありますが、特にCFO職には大事だと思います。
「Word」は、文章をただ作るだけでなく、わかりやすい内容か、誤字脱字はないか、書式やフォントは整っているかなどのチェックができます。
特に上場企業においては開示資料の多くが、IPO準備会社においては申請資料の多くをWordで作ることになります。自分の作った資料が開示資料・申請資料になると思えば、Wordがとても大切だとお分かり頂けると思います。
特にWord...
については、各種議事録の作成時にそのスキルの差が現れます。書式が乱れている議事録や、「及び」と「および」が混在する資料などは、多くの場合において議案や添付資料に抜け漏れがあります。 私も投資案件でデューデリジェンスの際にこのようなミスを見つけると、対象会社の資料はより念入りにチェックします(笑)。 「Excel」は、利益計画の立案などで欠かせないツールです。最近はGoogle スプレッドシートで作成し、複数人で作業することが増えていますが私はExcelが好きです。 Google スプレッドシートより関数が使いやすいというだけでなく、複数人が同時に作業する際には重くなるだけでなく、必ず数式を壊す人がいるからです(笑)。 Excelで組んだ数値をシェアしたり、予算実績ツールに読み込ませて使うのは良いと思いますが、手元で作業することにおいてはExcelはとても優れたツールだと思います。 「PowerPoint」は、様々な案件の説明や、上場企業在籍時には決算説明資料を作るときに欠かせないツールでした。私はアニメーションなどの機能は使わず、見やすさを重視したフォーマットが好きです。表や図については、デザイナーの方に協力してもらうことで視覚的にも優れた資料となります。 私がMacユーザーだったらここは「Keynote」だったかもしれませんね(笑)