【就活動画】面接で聞かれる「難問・奇問」かしこい答え方教えます
2021年11月22日(月)
今回は、現役大学生の高橋涼花さんとしゅんダイアリーの福田駿さんが、安田さんが用意した「よくある難問・奇問」に回答していく模擬面接のスタイルで、面接攻略のヒントを探っていった。
福田:難問・奇問って、実際に面接の現場でよく聞くものですか?
安田:安田:私はしませんでしたが、人事の横にいる現場マネージャーや部長の人がよく聞いていました。その狙いを説明する前に、実際にあった質疑応答をやってみましょう。
安田:高橋さんは、ご自身を色でたとえるなら、どんな色ですか?
高橋:高橋:私は自分を色で表すと、黄色だと思います。自分は冷静に判断したりするのが、苦手なんですけど、逆に周りを明るく照らしたり、勢いで行動したり、そういう色が黄色なのではないかと思います。
安田:黄色のもので好きなものってありますか?
高橋:卵です。目玉焼きが好きなので。
安田:卵焼きじゃなく、目玉焼きが好きなのはなぜ?
このような質疑応答が続くが、一見、就職とは関係のない質問をする理由は何なのか。面接官の意図や対策方法を、安田さんに聞いていく。
安田:難問・奇問に対する解釈を言うと、一つは「圧」ですよね。
安田さんがこう言い切るように、質問の意図の一つとして、就活生にプレッシャーをかける狙いがあるようだ。
面接官は、仕事の現場でも実際にあるような、イレギュラーな状況への対応力を見ているのだ。
他にも動画本編では、
弊社が本当に第一志望?
競合企業で内定が出ても弊社に入社する?
希望の部署に行けなかったら?
など、回答が難しい少々意地悪と感じるような質問の意図を解説している。
安田さんによると、難問・奇問への回答では、「冷静」にかつ、「自分の言葉で話す」ことが大事だそうだ。
奇をてらった質問に右往左往するのは仕方ないことと言い、びっくりしても気を取り直して、冷静に話すのが重要だとアドバイスする。
安田:どんな質問に対しても、本音で、事実に基づいて答えるのが大事です。面接官は、過去にあったことから、その人の行動特性を知りたいんですよね。
高橋:先ほど「第一志望かどうか?」の質問の流れで志望動機を聞かれましたが、給料の良さに引かれたからと正直に伝えるのもアリなんですか? 学生からすると、本音で答えていいのか不安で......。
安田:その会社が、給料で社員のモチベーションを上げる風土ならばアリだと思います。実際にそういう会社もありますから。
ポイントは、自分の原動力が、応募先の方向性、優先順位にマッチしていること。なので、事前にどういう力学で動いている会社かは調べておいたほうがいいでしょう。
福田:正しい回答を探るのがゴールではなくて、自分に合う企業を見つけて、実体験に基づいたことを素直に話すのが大事なんですね。
以下の動画では、他にも難問・奇問と言われるような質問をされた時の具体的な対処法を詳しく解説している。
2人は、安田さんのアドバイスを参考に、無事に模擬面接で“内定獲得”できたのか?
▼ 続きは動画本編でcheck!
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取材:佐藤留美、平瀬今仁、文:平野佑樹、編集:伊藤健吾、デザイン:黒田早希、撮影・動画制作:しゅんダイアリー(福田駿、高橋涼花、松原咲樹、池田智哉)