職業力の基礎を固めよう
大学生のみなさん、こんにちは。
法政大学でキャリア論を教えている田中研之輔です。ゼミ生からは“タナケン”と呼ばれているから、みなさんも“タナケン”で覚えてね。
大学での勉強は、順調かな? 新型コロナウイルスの影響で、今年一年、大変な思いをしたよね。
1年生のみんなは、大学受験に合格し、晴れて大学生になったのに、キャンパスに一度も通えなかったという人もいるはず。
学部の同級生にも会えず、課題に追われる日々だったよね。上級生のみんなも、対面での講義がオンライン講義に変わり、何かとストレスを感じた一年だったよね。
これまでであれば、教室間の移動や、最寄り駅までの行き帰りに、授業の相談や将来の選択肢について、気軽に会話して気づきを得ることができました。
しかし現状、それができない。
オンラインで講義に慣れてきたといっても、一人で孤独に画面越しの講義を受講していると、少なからず将来についての不安を抱えてしまうでしょう。
大学を卒業した後に、どうやって働いていくのか。どんな仕事に就き、どんな人生を歩んでいくのか。働き方だけでなく、生き方に悩む学生が少なくないと思います。
そこで、みんなの力に少しでもなれたらと思い、この連載をはじめることにしました。
テーマはずばり、「ジョブトレ」!
キャリア論の観点から、これからの働き方や生き方について、みんなと一緒に考えていきます。
そして、考えるだけではなくて、トレーニングを重ねていきます。就活力を身につけ、これからの時代を生き抜く職業力の基礎を、タナケンと一緒に固めていこう。