理学療法士の経験談志望動機

この仕事を目指した理由や目的は何でしたか?

  • Kitai Kenta
    現職者Kitai Kenta
    経験: 7年
    訪問看護ステーションあしたば

    人生の再出発を叶えたリハビリと社会貢献を具現化した理学療法士との出会い

    私が理学療法士を目指そうと思ったキッカケは高校生の頃に遡ります。


    元々、「社会貢献が出来る仕事がしたい」と思っていた私ですが、具体的な進路については全く決まっておらず、進路相談や進路別学習が結構苦痛になっていた時期でした。

    丁度そんな頃、祖母が亡くなったことをトリガーに精神の不安定さが見られていた祖父は、 徐々に生きる活力を失い塞ぎ込むようになってしまいました。

    「わしも早くばあさんのところに行った方がいい!」と泣きながら声を荒げてい...

    たことを今でもよく覚えています。 寝るだけの時間が増えた状況を何とかしようと、ある日デイサービスへ通うこととなりました。 最初は抵抗のあった祖父ですが、通い始めてから日に日に症状が良くなり、会話の量も増え 食事も元気よく食べるようになりました。 更には、「今度デイサービスで紙芝居をやるんだ!」とデイサービスには元々ないレクリエーションを自ら企画し、利用者さんと職員さんに披露したのです。 これはこれで迷惑だったかもしれませんが…。 私はこの祖父の劇的な変化に驚き、何故こんなに祖父は生き生きするようになったのか疑問に感じていると、『リハビリ』という存在と『理学療法士』という職種をそこで初めて知りました。 生きる活力を失っていた祖父をここまで回復させることが出来たことに私のアンテナが高まり、「これは社会貢献だ!」と考え、理学療法士を目指すことに決めました。