自分の”見立て”を持つ
「これはこういうもの」という1つの視点や常識に囚われず、人や社会の変化を敏感に感じ取り、今の世の中やその未来を、自分なりの視点で捉え直すこと。
以前アートとテクノロジーの祭典であるアルスエレクトロニカで、世界中から集まったアーティストの作品に触れながら、一緒に参加していたメンバーと共に話していたことです。
ロジックで正しく考える力は、マーケティングプランナーの基礎体力として非常に重要ですが、それだけではみんなが同じ、いわゆる「正しい...
」解にたどり着いてしまう。 でも最後に、ブランドを、ビジネスを、どうしていくのかは、「正しさ」だけではない、自分の意志で判断するもの。 この事業を通して、自分はどんな未来を描きたいと思うのか?判断の軸となる「意志」、自分なりのものの捉え方や見立てというのをもっておくことが大切です。 そのために、多様なものの見方に触れて、じゃあ自分はどうしたいのだろうかと考える癖をつける。 博報堂のマーケティングプランナーにアート好きが多いのは、多様な社会の捉え方に触れられる機会だからでしょう。