ユーザーだけでなく、ビジネス上のステークホルダー、プロダクト開発チーム、いろいろな関係者のことを深く理解し、理解に基づいて「体験」を具体化するところに最も面白みがあると思います。
ビジネスプランや体験という無形のものを実際に触れられる形へ落とし込んでユーザに届ける、「形を与える」部分に関与できること。
非常に緊張感があり、責任も重大なポジションですが、ダイレクトに業務生産性やユーザ数や収益などの数値にインパクトを与える部分なので、ダ...
仕事の中で、最も楽しいと感じる瞬間はどんな時ですか?
ユーザーだけでなく、ビジネス上のステークホルダー、プロダクト開発チーム、いろいろな関係者のことを深く理解し、理解に基づいて「体験」を具体化するところに最も面白みがあると思います。
ビジネスプランや体験という無形のものを実際に触れられる形へ落とし込んでユーザに届ける、「形を与える」部分に関与できること。
非常に緊張感があり、責任も重大なポジションですが、ダイレクトに業務生産性やユーザ数や収益などの数値にインパクトを与える部分なので、ダ...
この仕事をやっていて、眠れないほどしんどい瞬間はどんな時ですか?
デザインプロセスの初期段階は、リサーチによって情報をインプットし、そこからコンセプトの鍵となる情報を見つけ出す、「探索」の時間に当たりますが、僕の場合は、鮮やかにコンセプトやインサイトが見えてくるタイプではないので、常にそのことばかり深く考えるため、眠りが浅くなったり、産みの苦しみを感じることはあります。
ただ、それを辛いと思ったことはありません。
転職や就活で、この職業を目指す未経験の方におすすめの書籍は何ですか?理由と合わせて教えてください。
デザインとは、日々の観察を通じて「問い」を立て、それを解決することである。というデザインの本質に関わる部分が非常にシンプルなテキストと、事例を交えながら紹介されています。
UX、UI、ブランド、ビジネス、いろいろな言葉に「デザイン」がつく時代になって、デザインが持つ意味合いや役割が幅広くなった今だからこそ、シンプルに「デザイン」の本質を考えるところからスタートしてほしいと思ってこの本を紹介させていただきます。
同業の先輩や同僚にアドバイスされたことで、最も仕事上の教訓になったことは何ですか?
「目の前にいる人とのコミュニケーションがうまくいくかどうかは、相手が何を理解できないのかをきちんと理解するというこちら側の能力にかかっている。」
同僚や先輩ではないのですが、UXデザインという以前に僕のスキルのコアを形成している情報アーキテクチャの領域の先駆者であるRichard Saul Wurmanの言葉です。
この言葉は、思いやりとか尊重、とかそういう人と人とのコミュニケーションもさることながら、相手が置かれている状況、感情、...
最後に、この職業を一言で表すと?
「結節点」。ビジネス・デザイン・テクノロジー、三者の交わるところ、あるいは三者をうまく結節させるための存在として立ち回ることが多いためです。