片岡 芳明

片岡 芳明

株式会社サイバーエージェント・キャピタル・ 正社員
  • ベンチャーキャピタリスト

経歴



  • 現在
    ベンチャーキャピタリスト株式会社サイバーエージェント・キャピタル正社員

職業の経験談

  • 仕事の中で、最も楽しいと感じる瞬間はどんな時ですか?

    起業家と共に0→1に向き合う🤝

    サイバーエージェント・キャピタルでは創業期のいわゆるシード期のスタートアップに投資をさせて頂いています。

    そのような企業の初期フェーズにおいて、特に、ゼロからイチを生み出す瞬間に立ち会えたときの嬉しさやワクワク感は格別です。


    また、単純に自分がワクワクするだけでなく、ビジネスを通じて社会に新しい価値を産み出そうとしている行為それ自体が、世界の誰かが感じている不便や不都合を解消することにつながっていると思っています。


    例えば、支援先企...

    業の一つで英会話×エンタメという軸で世界中の英語学習者に対して、楽しくより長続きする「Fondi」という英語学習アプリを提供している企業があります。 外国語学習という文脈において、この1年はコロナ禍によって夢だった留学を諦めざるを得なかった学生の方も少なくなくありませんでした。そんな学生の方々の根深いペインを何とか解決できないかと、アプリ内での「バーチャル留学」という新規事業を着想し、議論の末、実際に数ヶ月でその機能を提供することができました。学生の方からすると実際に留学するよりも圧倒的に安い価格で疑似留学体験ができ、この企業のビジネス的にもメリットがあるような、Win-Winのサービス提供をスピード感を持って行うことができたという事例があります。 より良い社会づくりへの貢献を通じ、社会にインパクトを残せる可能性があることもこの仕事の大きな醍醐味だと思っています。



  • この仕事をやっていて、眠れないほどしんどい瞬間はどんな時ですか?

    事業が継続できなくなる...?

    CACでは創業期のスタートアップに投資することが殆どなのですが、基本的にはそのような企業では社内体制の整備がまだまだこれからといった状態であることが一般的です。

    想定外のアクシデントが発生することも日常茶飯事で、計画通りに行かないことも多々あります。

    例えば、資金繰りに関して以前あった例だと、当初の想定よりも事業運営に際して資金が必要であることが途中で分かり、急いで追加の資金調達の計画を立て直し、起業家と投資家を何十軒も回る、といったこ...

    ともありました。資金を確保できなければ事業を存続できなくなる可能性も出てくるので、起業家チームの方々は勿論、VCとしてもかなり緊迫する状況の一つです。



  • 同業の先輩や同僚にアドバイスされたことで、最も仕事上の教訓になったことは何ですか?

    起業家チームへのリスペクトの姿勢と能動的に貢献しようとする意識

    VCという職業は見方によっては、資金調達ニーズのある起業家からの出資相談を一方的に判断するような立場にも見えるため、立場関係上ともすると上から目線になってしまいがちだったり、受動的になりすぎてしまう危険性があると思っています。

    そのような構造上の危険性を鑑みて、CACの先輩方がくれたアドバイスが


    ①起業家、チームへのリスペクトの姿勢

    ②受け身ではなく、能動的に起業家に貢献しようとする意識


    この2つを忘れないというものでした。


    そも...

    そもVCという職業は、自らの行動によって社会を良くしていきたいという起業家がいなければ成立しない仕事です。リスクを取り目標に向かって行動している起業家に対してリスペクトしつつ、しっかりと伴走できるマインドセットがVCには肝要だと考えています。 また、国内においてここ数年でそれぞれ多様な強みをもったVCが数多く設立されているため、より起業家視点でどのような資金提供以外のメリットを提供できるかという観点もより重要なポイントとなってきています。そのため、VCは組織として、勿論個人としても、自身の強みをより深めて、しっかり打ち出していく必要があるのだと先輩のアドバイスから学ばせてもらいました。



  • 転職や就活で、この職業を目指す未経験の方におすすめの書籍は何ですか?理由と合わせて教えてください。

    『ZERO to ONE -君はゼロから何を生み出せるか』ピーター・ティール

    自分がスタートアップ業界に入ってすぐの時に先輩にオススメされ、実際に読んでみて大きな衝撃を受けた本です。

    起業家、投資家の両方で大成功を収めている、現代ビジネス界の生ける伝説、ピーター・ティール氏の一冊ですが、ティール氏がスタンフォード大学の学生向けに行った「起業論」の講義が本書のもととなっています。


    ビジネスの世界ではゼロイチが〜とよく耳にしますが、その可能性を見つける難しさ、成し遂げていく過酷さ、ま...

    た一方でその尊さを痛感させられた一冊でもあります。 本書のテーマである「0から1を生み出す」ためには「賛成する人の殆どいない、大切な真実とはなんだろう」という問いかけが登場します。分かりやすく換言すると「世の中のほとんどの人は〇〇だと信じているが、私が思うに真実は〇〇の逆である。」という考え方です。 VCとして、起業家の方々の考える世の中に対する新たな価値提供の形を伺う際にこの視点は重視してますし、自身で今後の投資テーマを考える際にもこの思考をもとに考慮しています。 賛成する人が殆どいない、と言っているだけあり、この本の内容も一般的な感覚から離れてる部分が多く、初見で混乱する方も少なくないかもしれません。ただ、普通とは違う、でも言われてみれば確かにそうかも…といった「隠れた真実」に数多く出逢える、何度も読み返したくなる魅力のある稀有な作品だと思います。



  • この職業について未経験の人に説明するとしたら、どんなキャッチコピーをつけますか?

    「起業家と共により良い世界をつくっていく」仕事だと思っています。


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