佐藤 匠生

佐藤 匠生

パーソルキャリア株式会社・ 正社員

経歴

職業の経験談

  • 仕事の中で、最も楽しいと感じる瞬間はどんな時ですか?

    戦略フェーズからチームで駆け抜ける

    弊社のデザイナーは、サービスの戦略フェーズからアサインされることが多いのですが、別職種のメンバーとサービスについて、ああでもないこうでもないと議論している時間、要件が固まって少しずつサービスの方向性が見えてくる過程、成功したときのビジョンがチーム内でぼんやりと想像できたときは楽しいと感じます。


    チーム全員で同じゴールに向かって走っていると、チーム内の熱量も高まり、ユーザーテストがうまくいかなくて苦しい時も辛いと感じることなく、みんなで...

    乗り越えることができます。 もちろん、1人のデザイナーとして抽象的な概念をうまくデザインに落とし込めたときは、チームで仕事をするときとはまた違った楽しさを感じます。



  • この仕事をやっていて、眠れないほどしんどい瞬間はどんな時ですか?

    理想と現実のバランス

    理想と現実の狭間でちょうどいいバランスを保つことがものすごく難しいと思います。


    自分たちがやりたいこと、ユーザーが求めること、理想的な体験の追求など、さまざまな条件の中でチームメンバーと共通認識を形成しながら、本当に必要な物だけを選ぶという工程がもっとも辛く苦しい瞬間です。


    しかしながら、その苦しみが大きければ大きいほど、やり遂げた時の喜びも大きくなります。

    デザイナーである以上、生みの苦しみから逃れることはできないと思っているので...

    すが、困難を一つ一つ乗り越えていくこともまたデザインの面白さであると思います。



  • 同業の先輩や同僚にアドバイスされたことで、最も仕事上の教訓になったことは何ですか?

    「人間は必ずしも合理的な生き物ではない」

    整理整頓されたレイアウトに無駄のない機能、洗練されたビジュアルこそが...

    残り184文字(全文218文字)

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  • 転職や就活で、この職業を目指す未経験の方におすすめの書籍は何ですか?理由と合わせて教えてください。

    『ファスト&スロー』ダニエル・カーネマン

    脳のはたらきをシステム1(直感的で早い思考)とシステム2(論理的で遅い思考)に分け、それぞれが持つ特性と、それにまつわる認知バイアスを多くの実験結果とともに解説した、行動経済学・認知心理学の書籍です。


    客観的に見ると非合理的な選択を、なぜか人間はとってしまう。それに気づくことは大変難しい。

    だからこそその選択をとってしまう仕組みを知っておくことで、それを防ぐ方法を用意することができると思っています。


    インターフェースの向こう側にはい...

    つも人間がいます。 もしも負荷が少なく使いやすいインターフェースをデザインしたいのなら、『ファスト&スロー』はボディブロー的に効いてくる良著だと思います。



  • この職業について未経験の人に説明するとしたら、どんなキャッチコピーをつけますか?

    体験とビジネスの解像度を上げる。


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