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阿部 晶人

阿部 晶人

面白法人カヤック・ 正社員
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経歴

  • クリエイティブ・アートディレクター
    面白法人カヤック正社員
    2017年9月〜
  • クリエイティブ・アートディレクター
    TOW正社員
    2015年7月〜2017年7月
  • クリエイティブ・アートディレクター
    Ogilvy One Japan正社員
    2006年7月〜2015年5月
  • クリエイティブ・アートディレクター
    電通正社員
    1998年4月〜2006年7月
  • 慶應義塾大学 環境情報学部・卒業
    1994年4月〜1998年3月
  • St.Stephen's Episcopal School, Austin TX senior・卒業
    1992年5月〜1993年6月
  • 桃山学院高等学校 普通科・卒業
    1991年4月〜1994年4月

職業の経験談

  • クリエイティブ・アートディレクターやりがい

    仕事の中で、最も楽しいと感じる瞬間はどんな時ですか?

    ひらめいた時と、その発想が現実となり、それによって生まれた沢山の笑顔を見た時です。

    基本的に広告は、欲しくもない商品を見たくもない広告を見せて欲しい気にさせる という仕事なのですが、これが面白い。最初は欲しくなかった商品が、コミュニケーションアイデアによっていつの間にか買わずにはいられなくなっていく。人の気持ちをうまくすくって行動まで変えるのがぼくらの仕事です。


    しかしアイデアはそんな簡単には出てこない。仲間と一緒に延々と打ち合わせしたり、時には静まり返ったオフィスに一人残って悩み続ける日々。行き詰まったらぶらっと外...

    にでも出て、街を行き交う人の仕草や言葉に聞き耳を立てたり、電車に乗って中吊り広告の見出しを読んでみたり。コーヒー飲んだり。ここで粘れない人は向いていないです。 「おお、もしかしてこれはいけるのでは?」というアイデアは輝きが最初から違うのでだいたいわかります。超劣勢のオセロに1つ置いて全部がめくれていくようなそんな感覚。さて、今度は出たアイデアの原石を磨いて磨いて綺麗なダイヤモンドにしていく訳です。コピー、デザイン、テクニカルなど、いろんな特殊能力を持った仲間たちとね。お互いに良い物を作りたい意思があれば意見のぶつかり合いなども起きたりします。良い喧嘩です。会社内だけでなく、依頼主の会社の方とも一緒になって、その原石を囲んでかごめかごめで磨いていく感じ。 でもって、出来上がったものをお披露目する日がやって来る訳です。どれだけシミューレションしても、結果は実際蓋を開けてみなければわからない。みんなの胃がキリキリ痛むのはこのタイミングです。広告事例とはちょっと違いますが「うんこミュージアム」の時もやっぱりそうだった。不安過ぎて誰彼構わず怒鳴り散らしていた人もいた。げっそり痩せた人もいた。でも悩んでも仕方ない。やることは全部やった。娘を嫁に出すような気持ちで磨きあげたダイヤを送り出すのです。 いよいよ期待と不安が入り混じる公開初日。顔を手で隠して指の隙間から覗くような感覚で反応を見る。思ったほど反応がなかったらちょっとガッカリ。その原因を探って次に活かす。逆に想像以上の反応があれば物陰でこっそりほくそ笑む。「うんこミュージアム」では会場前に大行列ができていてほっと胸をなでおろした思い出があります。また館内で子供からおばあさんまでが大声で「うんこー!」って大声で叫んだり爆笑しているのを見てそれまでの苦労が報われました。舞台裏でスタッフやクライアントの仲間たちと小さくガッツポーズ。 広告の企画ではこうした体験を比較的短いサイクルで1年に何度も体験することになります。成功もあれば失敗もある。ひとときの休息を経て、また新しい商品のために頭をひねる毎日。大変だけど面白い。その原動力はアイデアが見つかった時の圧倒的快感と、成功したときの皆(スタッフ、クライアント、世の中)の笑顔なのです。



  • クリエイティブ・アートディレクター苦労

    この仕事をやっていて、眠れないほどしんどい瞬間はどんな時ですか?

    アイデアが出ない時と、仲間が去りゆく時です。

    発想が僕らの商品です。

    だから他の人には出せないアイデアをどうしても出さなければなりません。


    ねじめ正一さんの「手を抜かず、気を抜かず、力だけを抜く。」という言葉があります。重圧に負けて硬くなってしまうとどんどんアイデアが出なくなっていくので、「なんとかなるやろ」という根拠のない自信を常に持ち続けて軽やかに粘り続けるのです。


    基本的にアイデアを出すのが好きな人がこの仕事をやっていますが、それでも出ない時はかなり苦しいものです。嫁さん...

    に相談したいけど、新商品の具体的な情報言えないからめちゃめちゃぼやかした言い方で相談してみたら「あんた何言ってんのかまじわからん」と一蹴されます。 この苦しさを解消するにはアイデアを出すしかないのです。そこに近道はありません。でもみんな苦しいけどマラソンしてるじゃないですか?(僕はしないけど)。あれと同じでやっぱりランナーズハイになったりゴールする喜びが体に染み付いてるから、苦しくてもやるんですよね。いやぁ、苦しいなぁ(笑)。 もう1つの苦しみは、仲間が去ってしまう時。 ほとんどのアイデアは難産です。 仲間とうめきながら、苦しみながら、産み出すのです。そのアイデアを可愛がって育てて「世の中」という世界へ嫁に出す訳です。たくさんの仲間がかいがいしく世話をしていく中で、仲間というよりもむしろ家族のような絆がスタッフ間にできていきます。だから色々な事情で仲間が去ってしまう時は堪え難い苦しみを伴うのです。何度枕を濡らしたことか。 失恋の乗り越え方が様々なように、この苦しみもその人なりに乗り越えるしかない。僕の場合は、旅立つ仲間の武運を祈りながら、胃袋を揚げ物で満たします。



  • クリエイティブ・アートディレクター未経験者へのおすすめ本

    転職や就活で、この職業を目指す未経験の方におすすめの書籍は何ですか?理由と合わせて教えてください。

    『りんごかもしれない』ヨシタケシンスケ

    テクニックをつけるのは入社してからで良いので、広告のハウツー本はむしろ読まないほうが良いでしょう。そういう知識ばかり頭に入れて頭でっかちで入社して、過去の事例のパクリばかりやっていると30歳ぐらいでメッキが剥がれてきます。


    自分の感受性や喜怒哀楽の振り幅が広がるような体験をするのが良いと思います。...

    残り198文字(全文348文字)

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  • クリエイティブ・アートディレクターこの職業のプロになるには

    同業の先輩や同僚にアドバイスされたことで、最も仕事上の教訓になったことは何ですか?

    始発電車

    言葉でのアドバイスとはちょっと違うのですが、、


    新人の頃、コピーを書く仕事があり、当時活躍していた数年上の先輩コピーライターと一緒に遅くまで2人でコピーを書き続けたことがありました。決め手に欠けたので、その日に出たコピーは一旦寝かせて翌日の朝9時にもう一度2人でそのコピーを眺めて検討会議をすることになり、お互い終電で帰宅しました。


    新人だった僕は、その日にベストなコピーを出し切れなかったことが悔しくて、夜中も新しいコピーを考え続けま...

    した。そのコピーを早朝に会社に行ってパソコンでシート化(当時パソコンは会社にしかなかったので)し、先輩に再アタックしようと目論んだ訳です。 翌朝5時の電車に乗って会社のある築地駅で降りるときに、なんと、その電車に先輩も乗っていたことに気づきました。てっきり9時前ぐらいに来るのかと思っていたらどうやら先輩も同じことを考えていたらしく。 まだ人のいないオフィスでお互いに苦笑いをしたのは良い思い出です。先輩なのに変わらず自分を追い込んで努力し続けていることに衝撃を受けて、以降の僕の行動規範になっています。 今もその先輩コピーライターは大活躍しています。きっと見えない努力をし続けているのでしょう。



  • クリエイティブ・アートディレクターこの職業を一言で表すと?

    この職業について未経験の人に説明するとしたら、どんなキャッチコピーをつけますか?

    気づかせ屋、振り向かせ屋


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