羽山 祥樹

羽山 祥樹

なし・ フリーランス

経歴



  • 産業技術大学院大学 履修証明プログラム「人間中心デザイン」・卒業


  • 現在
    UXデザイナーなしフリーランス


  • 早稲田大学 第一文学部・卒業

職業の経験談

  • 仕事の中で、最も楽しいと感じる瞬間はどんな時ですか?

    ユーザーの心理を知り、ユーザーの心理に応えるものをつくる

    いいものがつくれたとき。つくったものが狙いどおりの効果を出したとき。...

    残り271文字(全文305文字)

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  • この仕事をやっていて、眠れないほどしんどい瞬間はどんな時ですか?

    地を這い、小石をひとつひとつ拾いあげるように、分析する

    定性分析の途中。1,000を超える発話データを、ひたすら統合していく作業は、「常軌を逸した」レベルの根気のいる作業です。


    UXデザインには「グラウンデッド・セオリー・アプローチ」という定性分析の手法があります。これは「地に足のついた科学的な手法」という意味でつけられた名前ですが、裏の意味として「地を這い、小石をひとつひとつ拾いあげるように、データをなめていく」ということだというエピソードがあります。


    定性分析は、とにかく気が遠くなる...

    ほどに地道な作業の積み重ねです。 しかし、それをやりとげたあとは、ユーザーの心理のすみずみまで、呼吸をするように、意識がいきとどくようになります。例えるなら、ゲームで最初からレベル99ではじめるような、最強の状態になれます。



  • 同業の先輩や同僚にアドバイスされたことで、最も仕事上の教訓になったことは何ですか?

    自分のなかに基準ができるまで、これから改善しようとしているウェブサイトを見ない

    ネットイヤーグループの 坂本 貴史さん(当時)が、「自分のなかに基準...

    残り294文字(全文328文字)

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  • 転職や就活で、この職業を目指す未経験の方におすすめの書籍は何ですか?理由と合わせて教えてください。

    『ユーザビリティエンジニアリング ―ユーザエクスペリエンスのための調査、設計、評価手法―』樽本 徹也

    執筆の裏話を、著者に直接にうかがったことがある。さすがユーザビリティの大家。執筆の途中で、なんと「この本自体のユーザビリティテスト」をしたという。


    想定読者に、この本の草稿をわたして、「この本を読んで、じっさいにユーザビリティテストをしてみてください」という教示をし、あとは何の助言もせずに、ちゃんと実践できるか観察した。そうして、読者がつまづいたところを改稿していった。


    この本は、読者がひとりきりで、ユーザービリティテストの実践まで...

    たどりつけることを目指している。難解なUXデザインの本が多いなかで、現場にもっとも近い本であろう。



  • この職業について未経験の人に説明するとしたら、どんなキャッチコピーをつけますか?

    UXデザイナーは、卓越すると、ものづくりにおける、最強の職業です。


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