新たなチャレンジを続けることによる成長の実現
成長するベンチャー企業におけるCFOという仕事を通じて、非常に様々なことを学ぶことができます。
例えば上場前であれば、勤怠管理の導入からストックオプション制度の創設から始まり、資金調達やIPO準備などを主導してゆく必要がありますが、どの仕事も一定の専門性が求められます。
上場後であれば株を用いたM&Aや会社の可能性を投資家に伝える仕事であるIRなどが仕事として挙げられます。このような専門的な仕事を、次々に、時にはいくつも並行してこな...
仕事の中で、最も楽しいと感じる瞬間はどんな時ですか?
成長するベンチャー企業におけるCFOという仕事を通じて、非常に様々なことを学ぶことができます。
例えば上場前であれば、勤怠管理の導入からストックオプション制度の創設から始まり、資金調達やIPO準備などを主導してゆく必要がありますが、どの仕事も一定の専門性が求められます。
上場後であれば株を用いたM&Aや会社の可能性を投資家に伝える仕事であるIRなどが仕事として挙げられます。このような専門的な仕事を、次々に、時にはいくつも並行してこな...
この仕事をやっていて、眠れないほどしんどい瞬間はどんな時ですか?
とにかく会社の成長が早く、また次々に戦略の打ち手が社長から出てくる。これを支えるのが使命に他なりませんが、時には優先度の高い仕事が、幾重にも重なることがあります。そういったときに体力的にきついことはありました。週末や祝日を丸一日ブロックして、当該プロジェクトのためのデータ作成や資料の準備など泥臭い仕事を沢山こなす必要があります。
ただ、やはり会社の成長を支えるという使命を果たしたいという思いがあったため、頑張ることができました。
転職や就活で、この職業を目指す未経験の方におすすめの書籍は何ですか?理由と合わせて教えてください。
ファイナンスの全体像から入り、PL、BSの意味合いを学び、現在価値の概念、WACCの概念、資本コストやDCFなどコーポレートファイナンスを理解する上で、必要な事項が、網羅的かつ非常に分かりやすく解説されています。
著者の田中氏、保田氏は、企業向けのコーポレートファイナンス研修なども行っておられ、そこで培われた「とにかくわかりやすく理解してもらう」ノウハウをお持ちです。基礎から学びたい方にはお薦め致します。
同業の先輩や同僚にアドバイスされたことで、最も仕事上の教訓になったことは何ですか?
アドバイスというよりは、ユーザベースの経営陣と仕事を一緒にする中で、経営陣のブレない軸を目の当たりにしながら学んだことですが「王道経営」の考え方を徹底することが、最も自分が影響を受けたことです。
ステークホルダー(従業員、株主、取引先、監査法人、証券会社、取引所)に対して誠実に向き合い、悪いニュースほどオープンに適時に開示をしてゆくことこそ、実は成長の最短距離であるという考え方です。ステークホルダーと向き合った丁寧なコミュニケーション...
最後に、この職業を一言で表すと?
会社の成長を支える縁の下の力持ち