自社の魅力を伝える役割
採用であれば、採用候補者に自社の魅力が伝わり、共感してもらうことは純粋に嬉しいです。採用の仕事は、「人を採用する仕事」ではなく、企業の魅力や特徴・強みを採用候補者に伝えるエバンジェリストだと考えています。
また、採用候補者の人生の選択肢のタイミングに立ち会えたことは緊張感がありながらも光栄に思えます。そして、「入社」というわかりやすい目標があり、企業や事業の成長を身近に感じられることも採用の仕事の特長だと思います。
仕事の中で、最も楽しいと感じる瞬間はどんな時ですか?
採用であれば、採用候補者に自社の魅力が伝わり、共感してもらうことは純粋に嬉しいです。採用の仕事は、「人を採用する仕事」ではなく、企業の魅力や特徴・強みを採用候補者に伝えるエバンジェリストだと考えています。
また、採用候補者の人生の選択肢のタイミングに立ち会えたことは緊張感がありながらも光栄に思えます。そして、「入社」というわかりやすい目標があり、企業や事業の成長を身近に感じられることも採用の仕事の特長だと思います。
この仕事をやっていて、眠れないほどしんどい瞬間はどんな時ですか?
採用数が目標と乖離したときです。採用目標を追うためのあらゆる採用施策は、いわゆる「営業」の仕事と業務プロセスは一緒です。そのため、戦略設計から緻密な計算をたて、かつあらゆる変数・不確定要素に対応しながら、目標を追う必要があります。採用目標数の乖離は、事業の停滞リスクをはらむため、常に必達し続けなければいけません。
さらに、グループ人事であれば、各社・各事業の採用目標や採用優先度を加味しながら採用計画・実行する必要があり、より緻密な戦略...
転職や就活で、この職業を目指す未経験の方におすすめの書籍は何ですか?理由と合わせて教えてください。
組織づくりの人事も採用する人事もすべてこの本に書いてあることに通じる。従業員の働く環境・働く体験の構築がすべての人事施策につながります。
同業の先輩や同僚にアドバイスされたことで、最も仕事上の教訓になったことは何ですか?
大手企業の人事は「会社の権力」と思われがちですが、本来の人事とは組織を活性化させ、「人」「組織」で会社の成長を導く存在であること。そのため、徹底的に「黒子」となり、人事・採用の施策が自動化する仕組み・状態をつくることがミッションであること。
最後に、この職業を一言で表すと?
人事は組織をつくる黒子
仕事の中で、最も楽しいと感じる瞬間はどんな時ですか?
「社会(パブリック)」に対して、自社の存在意義・アイデンティティ・独自性や特徴・強みなどを常に考え、パブリックに対して「どう在りたいか」と考える続けることがとても楽しいです。
事業活動は社会のあらゆる経済活動の一部であって、企業単体では存在し得ません。社会や市場があり、その中でどのような存在意義(パーパス)を見出すことができるのかが広報の使命です。
社会と対話していると実感できる瞬間が、広報の仕事の面白みであり、やりがいだと感じてい...
この仕事をやっていて、眠れないほどしんどい瞬間はどんな時ですか?
会社の信頼が大きく失墜するような出来事があった時です。業務としては、危機管理広報のとき。
転職や就活で、この職業を目指す未経験の方におすすめの書籍は何ですか?理由と合わせて教えてください。
いわゆる広報入門書ではありませんが、「広報・PR」と「経営」の関係性を書いた本です。またよく混同しがちな「マーケティング」「パブリックリレーションズ」の関係性や違い、それらの施策を単一で実施するのではなく、「経営」という観点から網羅的に実行する必要性を説いています。その実行力が高い役割を担える人…それが社長だと著者は伝えています。
同業の先輩や同僚にアドバイスされたことで、最も仕事上の教訓になったことは何ですか?
広報は企業の経営を長期的な目線で考えていくことがミッションです。企業が社会的とどのような関係性で在りたいのか、そのために企業は長期的にどのようなビジョンを目指すべきなのか、そして企業として大切にすべき考え方や価値観を言語化してそれらをどのように体現していくのか。こうした抽象度の高い仕事のため、短期目線にならないこと、広い視野で全体像を捉えて考えることが大切、そう教わってきました。
最後に、この職業を一言で表すと?
広報の役割は「社会との対話」であり、あらゆるコミュニケーションで実現させること