反響と成長
NewPicksの記者・編集者は、大体、みんな、何らかの専門領域を持...
仕事の中で、最も楽しいと感じる瞬間はどんな時ですか?
NewPicksの記者・編集者は、大体、みんな、何らかの専門領域を持...
この仕事をやっていて、眠れないほどしんどい瞬間はどんな時ですか?
上記の「仕事の面白み」の反対で、記事の反響がまるでなかった時です。
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同業の先輩や同僚にアドバイスされたことで、最も仕事上の教訓になったことは何ですか?
この職業(編集記者)の先輩ではなく、別の職種(営業〜企業顧問)の尊敬...
転職や就活で、この職業を目指す未経験の方におすすめの書籍は何ですか?理由と合わせて教えてください。
編集者、記者は正解のない問に挑む仕事です。したがって、善と悪、清と濁などを自分の価値観で決めつけず、多面的な視点から考察する能力が問われます。
そこへいくと本書は、多面的な視野を養うのに恰好の一冊と言えます。
故国を去っては異郷に住む”コスモポリタンズ”の日常に潜む悲哀、喜びなどを介して、人間という摩訶不思議なものに対する考察が進みます。
中でも、翻訳書は苦手…という日本人でも違和感なく読める短編があります。
モームは1920年...
代、ヨーロッパ、アジアの両大陸を旅しており、なんと神戸や横浜にも滞在しています。そしてこの本には、神戸が舞台のこわーい話が出てくるのです。タイトルは「困ったときの友」。 神戸の北野の異人館に「英国館」がありますよね。当時、神戸で商売していた英国人ビジネスマンの集合写真が飾られています。おそらく、本作の主人公バートンのモデルもその一人なのでしょう。バートンは結構成功していて、彼の神戸のオフィスのもとに、親からの送金を使い果たした英国青年が雇ってくれと訪ねてきます。 しかし、無頼で身上をつぶした青年ですから、これといった技能はありません。ただ、元水泳選手なので、泳げますと言う。だったら、泳いでみろと、バートンは命じます。ところが…。 その先はネタバレになるので書きませんが、基本「欠員がでなければ人材採用はしない」という欧米流の「ジョブ型」雇用の恐ろしさがよく理解できます。 私の専門分野は雇用、労働、キャリアなどですが、そうしたHR領域の記者・編集者を目指す方にはとりわけお勧めします。