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芳賀 達也

芳賀 達也

農林水産省・ 正社員
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経歴

  • 国家公務員
    農林水産省正社員
    2013年4月〜

職業の経験談

  • 国家公務員やりがい

    仕事の中で、最も楽しいと感じる瞬間はどんな時ですか?

    農林水産業の現場の声を拾い上げて、国の政策に反映できたとき

    農林水産省は現場との距離が非常に近いです。日々様々な事業者とやりとりをすることはもちろん、全国各地の農家や漁師の元に足を運んで、現場を自分の目で見たり、生の声を直接聞く機会が多々あります。


    ただ、そうして拾い上げた現場の声を、いざ国の具体的な政策に反映させようとすると、これがなかなか難しいことに気...

    残り598文字(全文748文字)

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  • 国家公務員苦労

    この仕事をやっていて、眠れないほどしんどい瞬間はどんな時ですか?

    新しい制度を作る際に、あらゆるケースを想定して、ミスや見落としがないかを精査しないといけないとき

    新しく制度を作ったり、既存の制度を大きく変更したりするときほど、仕事としては面白い一方で、同時に眠れないほど不安になります。国の制度は全国に適用されることがほとんどですし、新しく規制を作る場合は、事業者が拒否しても国の強制力をもって無理やり適用されます。また、法律などはそう頻繁に改正することもできません。それゆえ、何かしら制度に問題があると、それによって多数の人々が不利益を被ることになります。また、見落としがあって、制度に抜け道のような...

    ものができてしまった場合、そこから制度全体が崩れてしまうことも考えられます。その場合、直接に被害を被るのは自分ではなく国民だというのが行政の仕事の特徴だと感じています。 このため、新しく制度を作る場合、ミスや見落としがないかを徹底して洗い出してチェックします。「こういうケースが出てきたらどう処理するか」「こういう悪いことをする事業者が出てきたらどう対応できるか」といった点を、想像力を働かせて考え、およそ想定できる全てのケースに対応できるよう細部を詰めていくのですが、そのときには、「本当にこれで十分か。気付いていない抜け穴があったらどうしよう」という不安な気持ちで、帰りの電車でも、また夜寝るときも考え込んでしまうことが多々あります。 例えば、数年前、水産の養殖業の資源管理のルール作りに携わったときは、全ての養殖業者がルールをしっかりと遵守して、国全体として資源を適切に管理できるようにすることが何より重要でした。なので、「抜け道や悪用が一切できないルールになっているか」ということを、あらゆるケースを想定してチェックする必要がありました。自分としてはチームのメンバーとよく議論をしてしっかりとした制度にしたつもりでしたが、新しい制度が始まる前の夜には、「本当にあれで十分だっただろうか。抜け道を使われて、資源管理が守られなくなるおそれはないか。」と不安な気持ちで眠れませんでした。 国の制度を担うという責任の大きさと裏返しで、良い意味で非常に緊張感のある仕事だと思います。



  • 転職や就活で、この職業を目指す未経験の方におすすめの書籍は何ですか?理由と合わせて教えてください。

    『①農政改革 行政官の仕事と責任 ②公務員という仕事』①奥原正明 ②村木厚子

    2016年から2018年までの2年間、農林水産省で事務次官を務めた奥原正明さんの著作。農林水産行政の今を知るにはこの一冊がオススメです。国が補助金や規制で農林水産業を抱え込むのではなく、農林漁業者が自由に経営展開できる環境を整備していくことが必要、という思想の下、具体的にどのような政策に取り組ん...

    残り422文字(全文572文字)

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  • 同業の先輩や同僚にアドバイスされたことで、最も仕事上の教訓になったことは何ですか?

    課長補佐になったら…、課長になったら…、と言っている人は一生何も実現できない

    入省1年目のときに先輩から言われた言葉です。


    農林水産省に限らず省庁は大組織なので、「若いうちはなかなか自分がやろうと思ったことはできない。でも課長補佐や課長になったらこういうことをやりたい。」などと考える人も少なからずいます。ですが、その先輩曰く、そうした考えの人は結局どの役職に就いても「まだ権限がない」と言って先送りにしてしまう。若手の係員や係長でも実はできることはたくさんある。だから、「偉くなったら」などと言わずに、その時々の立...

    場で可能な限り自分の実現したいことに取り組んでいくべきだ、とのことでした。 この教訓は、8年間農林水産省で働いてきて本当にその通りだな、と感じます。農林水産省のような大きな組織であっても、実は若手が自分の意見を政策に反映できることは意外に多いです。大きな政策であっても、上司にちゃんと根拠を持って説明すれば聞いてもらえる組織風土がありますし、細かい部分は若手にかなり裁量が与えられています。 例えば、前述の水産の養殖業の資源管理のルール作りを担当したときは入省3年目の係員のときでしたし、食品流通制度の大きな見直しに携わらせてもらったのは入省5年目の係長なりたてのときでした。もちろん、同僚や上司と一緒に進めたのですが、それでも若手の自分の意見がこんなに通るのか、と驚いたものです。これらに限らず、日々の業務の中で、実は自分のやりたいことを少しずつですが実現できる機会はいくらでもある、というのが実感です。 そういう意味では、若手のうちからどんどんやってやる、という人にこそ是非農林水産省に来ていただければ、力を発揮していただけるのではないかと思います。



  • この職業について未経験の人に説明するとしたら、どんなキャッチコピーをつけますか?

    現場主義の視点で日本の「食」と「地方」を支えることのできる仕事。


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