人格と同じように、法人格が感じられる時
まだ着任して日が浅い状態ですが、様々な人事施策を講じる過程において社員の皆さんからカルチャーの強さを感じる瞬間は楽しいです。
6年ぶりのバリューの改訂、カルチャーブックの作成、バリューの体現を評価に組み込む新人事評価制度の導入など、様々なテーマに携わってきました。その過程において、好き嫌いのレベルで社員の言うことに一貫性や共通項が見えてくると、法人格としての性格が見え隠れするようで、とても楽しいです。いわゆるカルチャーですね。
私は法人...
仕事の中で、最も楽しいと感じる瞬間はどんな時ですか?
まだ着任して日が浅い状態ですが、様々な人事施策を講じる過程において社員の皆さんからカルチャーの強さを感じる瞬間は楽しいです。
6年ぶりのバリューの改訂、カルチャーブックの作成、バリューの体現を評価に組み込む新人事評価制度の導入など、様々なテーマに携わってきました。その過程において、好き嫌いのレベルで社員の言うことに一貫性や共通項が見えてくると、法人格としての性格が見え隠れするようで、とても楽しいです。いわゆるカルチャーですね。
私は法人...
この仕事をやっていて、眠れないほどしんどい瞬間はどんな時ですか?
出会いと別れ。アンマッチによって引き起こしてしまう後者と対峙するということは、簡単ではありません。ご自身も非常に優秀で、採用プロセスにおいて互いに相思相愛になったはずの入社でも、実際にアンマッチになってしまう人もいらっしゃいます。全てを自責に捉えるのは傲慢ですが、会社として環境設定を変えることができたのではないか?個人を活かせる場は提供できなかったのか?
人事の仕事は、人の人生に大きな影響を与える仕事です。一人ひとりの可能性を最大化させ...
転職や就活で、この職業を目指す未経験の方におすすめの書籍は何ですか?理由と合わせて教えてください。
人事責任者にとって重要なテーマの1つが「個人と企業の関係」です。この本は、その関係の前提として、世の中の構造的な変化と、それに纏わる個人の働き方・生き方の変容について記してくれています。こうした変化を踏まえ、どのようなカイシャであり続けることが、優秀な人材を引きつけ、魅了し、最高のパフォーマンスを引き出すカルチャーに繋がるのか。正解はありませんが、個人と企業の関係について考えるために大切な示唆をくれるお勧めの書籍です。
同業の先輩や同僚にアドバイスされたことで、最も仕事上の教訓になったことは何ですか?
人事という仕事は、一般的に事業を裏方として支える、支援するというイメージがあると思います。CEOや事業責任者が決めた事業戦略に沿って、それを実現可能にするための人事戦略を考えるというもの。しかし、不確実性が高く、テクノロジーの変容によって競争環境が激変する時代には、人や組織が戦略を規定してしまうということも少なくない。
世に言う戦略人事という言葉には、この課題に対して戦略的、主体的に手段を講じるという意味合いがあるのかもしれません。そ...
最後に、この職業を一言で表すと?
カイシャをエンパワーメントする大黒柱