転職や就活で、この職業を目指す未経験の方におすすめの書籍は何ですか?理由と合わせて教えてください。
「人を動かす」に継ぐ、マネジメントの教科書。組織全体でのアウトプットや成果を最大化するための動機付けやマネジメントのあり方について、基本から応用まで記載されている。働く人すべてのモチベーションを理解し、遠くまでみんなでいくための重要な示唆に富む内容。
同業の先輩や同僚にアドバイスされたことで、最も仕事上の教訓になったことは何ですか?
小さなずれの積み重ねが、やがて取り返しのつかない大きなズレになる。大きなズレはすぐに指摘されるが、小さな違和感はとりあえずそのままにされやすい。見過ごし、そのままにしておくと、やがて組織は腐敗する。そこに目を瞑っておいた方が、あたかも組織がうまくいくように見える瞬間があったとしてもだ。
仕事の中で、最も楽しいと感じる瞬間はどんな時ですか?
誰かの夢が叶うことが、自分の夢が叶うことでもある。誰かの成功を喜べることが、自分の幸福を高めてくれる。すべてのものを応援できるメンタリティが、社会をよくしていく。時には部分的かもしれないが、社会全体の幸福を考えて仕事をできる職業は、そう多くはないと思っています。
この仕事をやっていて、眠れないほどしんどい瞬間はどんな時ですか?
大きな、誰かの「課題」を、自分ごと化して、締め切りまでに「暫定解」として提示しなければいけないこと。そのプレッシャーは大きい。当人たちよりも、自分ごと化する「憑依力」が求められるし、必ずアウトプットまで持っていかなければいけないという大きなプレッシャーがある。それも締め切りという時限付き
で。その制限が生むクリエイティビティも大きいが、その生みの苦しみがとてつもなく大きいこともまた確か。
転職や就活で、この職業を目指す未経験の方におすすめの書籍は何ですか?理由と合わせて教えてください。
リーダーは、見えないものを見て、まず自分が暗闇や霧の中に向かって第一歩を歩み出す(Lead the self)、そうする事に拠って、ファロワーが現れる(Lead the people)、そして最終段階において社会を動かす(Lead the society)、この段階を踏む事に拠って、リーダーシップが備わる、という内容。Lead the selfからしか、真のリーダーシップは生まれないという考え方に深く感銘し、その後の自分の行動指標になっ...
ている。
同業の先輩や同僚にアドバイスされたことで、最も仕事上の教訓になったことは何ですか?
「推し量る力」とは、相手の気持ちや周囲の状況を、表現されていない情報からも読み取る力。そして推し量った結果を、決して悪用せず、状況を分析することのみに活用すること。「冷徹なまでの予測力」とは、状況分析に基づき、その時の社会・政治的情勢を鑑みて、期待値を捨てたネガティブコントロールでのリスクも想定した上で、進む方向を決めること。「本質を見抜く力」は、その上で「この課題を解決すれば、全てがうまく行く」というボトルネックにいち早くアプローチし...
、集団の成功可能性・再現性を限りなく高めていくこと。チームを導く上で、重要なことだと学んできた。