柴田 彰

柴田 彰

コーン・フェリー・ジャパン株式会社・ 正社員

経歴



  • 現在
    人事コンサルタントコーン・フェリー・ジャパン株式会社正社員


  • その他フライシュマン・ヒラード・ジャパン株式会社正社員


  • 経営コンサルタントPWCコンサルティング(現IBM)正社員


  • 慶應義塾大学 文学部史学科・卒業

職業の経験談

  • 仕事の中で、最も楽しいと感じる瞬間はどんな時ですか?

    大企業の経営者から、本音で課題を相談された時

    近年では、日本企業でも、組織・人事にまつわる課題が真の意味での経営マターになってきています。私が駆け出しの組織・人事コンサルタントだった10年ほど前までは、人事といえば人事担当役員が対処すべき課題として考えられていたように思います。ところが、日本企業が軒並み伸び悩み、大きな転換を求められている現在では、組織や人事に関する課題は戦略論と並び立つほどに、あるいは戦略を超えるほどに経営者の関心を集めています。


    今、私が担当しているほぼ全ての...

    プロジェクトで、クライアントの社長が直接的な議論相手となっています。プロジェクトのテーマは、経営者の後継計画、役員体制の改革、人事制度の転換と様々ですが、大企業の経営者と少なくても週に一度はお会いして、真剣な議論を行っています。コンサルタントである以上、大企業の経営者と仕事でご一緒できるのは何よりの喜びですし、自分自身が常に成長しなければ価値が提供できないという意味では、とても緊張感があります。 プロジェクトを進めて、私たちの存在意義なり価値を認めていただけると、クライアントの経営者から、本音のご相談を頂戴することがあります。それは人の問題であったり、組織運営の問題であったりと様々ですが、素朴な悩みを、包み隠さずにぶつけていただけるようになります。経営者というものは、社内では決して弱みを見せるわけにはいきませんし、答えがわからない、といった姿を社員に見せるわけにもいきません。そういう立場の方から、ストレートなご相談を頂けるというのは、信頼を寄せていただいている証左だと思っています。こうした瞬間に、自分たちがやってきた仕事がお役に立てているのだと実感できて、素直に嬉しく思います。



  • この仕事をやっていて、眠れないほどしんどい瞬間はどんな時ですか?

    クライアントの期待に応えられなかった時

    私たちコンサルタントは、プロフェッショナル・サービスを提供する職業で...

    残り595文字(全文629文字)

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  • 同業の先輩や同僚にアドバイスされたことで、最も仕事上の教訓になったことは何ですか?

    複雑で難しい事ほど、シンプルかつ簡単に伝えなければいけない

    かつて仕事を一緒していた、先輩コンサルタントが良く口にしていた言葉で...

    残り769文字(全文803文字)

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  • 転職や就活で、この職業を目指す未経験の方におすすめの書籍は何ですか?理由と合わせて教えてください。

    『経営戦略の巨人たち』ウォルター・キーチェル三世

    私は、あまりビジネス書というものを読まないのですが、この本はコンサルティング会社に勤める人間として、色々な示唆を得ることができました。2010年に出版された少し古いものですが、コンサルティング会社の成り立ちや、プロのコンサルタントが持っているべき矜持を学ぶことができます。


    主に、戦略フレームワークと戦略系ファームについて論じられていますが、この本の妙味は、それらを通じてコンサルティング・ファームの歴史や、偉大なコンサルタントたちがどん...

    な思いや哲学を持って業界を発展させてきたかが学べるところにあります。 時代の変化とともにコンサルティング会社の姿も変わってきましたし、これからも変わっていくと思います。ただ、いつの時代であっても、プロのコンサルタントが決して忘れてはいけない普遍的な精神や姿勢が、この本には記されています。



  • この職業について未経験の人に説明するとしたら、どんなキャッチコピーをつけますか?

    究極の法人サービス業


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