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橋本 賢二

橋本 賢二

人事院・ 正社員

経歴



  • 現在
    法政大学大学院 キャリアデザイン専攻・在学中


  • 現在
    国家公務員人事院正社員


  • 中央大学 法学部・卒業

職業の経験談

  • 国家公務員やりがい

    仕事の中で、最も楽しいと感じる瞬間はどんな時ですか?

    視座×情報×信頼=圧倒的成長

    楽しみを感じるポイントがいくつかあるので、“最も”楽しいと感じる瞬間を切り出すことは難しいですが、以下の4点は自己効力感が高まるタイミングだと感じています。


    【圧倒的な成長】

    公務員の仕事からは視座、情報、信頼が得られます。これらが掛け合わさると圧倒的な成長が得られます。全てが思い描く理想通りにいくわけではないので、苦労も絶えませんが、それにも勝る成長機会が公務にはあります。


    【幅広い視座の習得】

    憲法で公務員は「全体の奉仕者」だと...

    定められており、奉仕する対象は様々な価値観を持つ国民であり、社会であり、将来のこの国でもありと、非常に抽象的です。政策の企画立案には、政策が影響する様々な当事者の意見や想いを汲まなければなりません。そのためにも、日頃から可能な限り様々なことにアンテナを張り巡らせるだけでなく、自分の興味関心のある分野の現場に通じて世間のリアルを知り、複雑な世の中を読み解く努力が欠かせません。この習慣から得られる視座は、どこにでも通用しうる即戦力につながります。 【高度な情報との接触】 政策の企画立案の最前線では、関係する分野の最新動向をフォローするための勉強は欠かせませんが、様々な最新情報に触れられる機会が多々あります。中には担当者でなければ触れることが困難な情報もあります。関係する分野の一流の有識者などと意見交換をする機会にも、課題の最前線である現場から学ぶ機会もあります。様々な分野で質の高いインプットとアウトプットをする機会が充実しているので、自分の意志と行動次第で、力を発揮するフィールドと方向性を決められます。 【強力な信頼の獲得】 政策の企画立案は、担当する業務について多様な視点から集約した情報を統合して方向性を見出し、実現に向けてステップを踏むことが基本です。その過程では、様々な当事者や有識者と意見を交わしながら向き合う課題について自らの考えを深め、あるべき方向性を見出して納得を得られれば、様々な人から協力を得て実現に向けて努力します。真剣に取り組むほどに課題に対して「こうするべき」との“信念”が生まれ、信念を持って取り組むと組織内外から強力な信頼を得られて、次の仕事につながったり、別の機会の仕事や縁が広がったりします。



  • この仕事をやっていて、眠れないほどしんどい瞬間はどんな時ですか?

    苦労こそチャンス

    寝ないとパフォーマンスが落ちるので、どんな状況であっても確実に短時間...

    残り575文字(全文609文字)

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  • 転職や就活で、この職業を目指す未経験の方におすすめの書籍は何ですか?理由と合わせて教えてください。

    『『職業としての政治』』マックス・ウェーバー

    古典中の古典ですが、「行政」の意味を考えるためには必読書だと考えています。

    三権分立の三権とは、立法・行政・司法と言われますが、なぜ「行法」ではないのでしょうか?行政だけ「政」の字が用いられている意味を考える必要があります。国家でも地方でも、公務員(≒行政官)の仕事を考える時、政治との関係は切り離すことはできません。行政の基本は、政治的に決定された政策の実行や執行を担っているからです。


    この点について、行政には「法律による行政の原理」...

    といわれる考え方があり、特に法学部出身の人は、行政は法律に基づいて政策を執行する仕事だと理解していることが多いです。もちろん、行政は人の権利や義務に関係する仕事なので、法令の根拠に基づいた運用は絶対です。しかし、法律はあくまで政策の実行手段に過ぎません。行政の定義が「国家の権能から立法と司法を除いたもの(行政控除説)」という考え方が通説となるくらい、行政には一言では語り尽くせない種類の仕事があります。ウェーバーが示した正当性の根拠や政治の役割は、一言では語りつくせない多岐にわたる行政の仕事の意味を政治との関係で考えるための基盤になるものです。 政策の企画立案に関わりたいと思っている人には、ぜひ読んで、考えていただきたい本です。薄い本でありながら、ウェーバーの考えが凝縮されています。



  • 同業の先輩や同僚にアドバイスされたことで、最も仕事上の教訓になったことは何ですか?

    担当業務は、日本で一番詳しい担当であれ

    国家公務員であれば、おそらく誰でも言われたことのあるアドバイスだと思いますが、この意味を自覚すると、とても重いアドバイスです。国家公務員の人事ローテーションは1~3年で、人事異動の度に担当業務が変わりますが、着任したその日から担当者としての判断が必要になります。もちろん、前任者からの引継ぎや周りのサポートも得られますが、進行中の政策なども担当者として推進していく必要があるので、人一倍の勉強が必要になります。


    異動先によっては、かなりの...

    量の勉強を必要とする場合もありますが、日頃からアンテナを高く広く張り巡らせていれば、行政官としての経験知と組み合わせて、重点的に勉強するべきポイントを見出して一定のレベルに到達できます。さらに、担当業務を進めるなかでも、関係者との検討や意見交換の機会があるので、その都度、インプットとアウトプットを高速で回転させていきます。政策を担っている自覚があるからこそ、勉強や業務にも身が入り、担当業務に詳しくなっていくのだと感じています。 頻繁な人事異動で、短期の人事異動で専門性が育てられないとの声も聴かれますが、複数領域に触れることで物事を横断的・統合的に見られるメリットがあります。また、国家公務員の場合は省庁別採用なので、大まかな活躍分野は定めやすいというメリットもあります。その道を深く極める専門家になることは難しいかもしれませんが(中にはそのようなキャリアパスを目指す方もいます)、様々な分野を経験するからこそ掛け算で得られるレアなキャリアパスを築くことも可能になります。 キャリア形成に必要だと考えるのであれば、組織にとっての必要性と妥当性を添えて異動希望で訴えていくこともできますし、本業に影響にない範囲であればプライベートで行動することもできます(もちろん公私の使い分けは必要です)。自分の意志と行動次第でどのような可能性も考えられます。



  • この職業について未経験の人に説明するとしたら、どんなキャッチコピーをつけますか?

    熱い情熱と冷徹な眼で、現実を一歩でも理想に近づける仕事


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