多面的な課題分析と多様な事例や理論のインプットに基づき、クライアントの期待値を超える視座と規模の提案を行い、それが受け入れられた時。自分が受注したプランに、社内外の多くの専門家を巻き込み、ダイナミックなアプローチが形になっていくのを目の当たりにした時。結果として、クライアントからポジティブなフィードバックが得られた時。
仕事の中で、最も楽しいと感じる瞬間はどんな時ですか?
多面的な課題分析と多様な事例や理論のインプットに基づき、クライアントの期待値を超える視座と規模の提案を行い、それが受け入れられた時。自分が受注したプランに、社内外の多くの専門家を巻き込み、ダイナミックなアプローチが形になっていくのを目の当たりにした時。結果として、クライアントからポジティブなフィードバックが得られた時。
この仕事をやっていて、眠れないほどしんどい瞬間はどんな時ですか?
顧客から提示される複雑で難易度の高い課題に対して、期待値を上回るような提案やソリューション提供ができず、クライアントをがっかりさせてしまう(かもしれない)とき。
課題を解決するコンサルタントとしてクオリティの高いソリューションを狭く深く提供したい欲求と、自社の事業成長のために商売人として汎用的なサービスを広く多く提供する必要性が、葛藤するとき。
転職や就活で、この職業を目指す未経験の方におすすめの書籍は何ですか?理由と合わせて教えてください。
企業文化という捉えがたいテーマを分かりやすい切り口で紐解いた良著。組織人事コンサルティングに関わる多くの人にとってバイブルとなっています。今では学生が会社を選ぶ理由や、経営の最重要課題として頻繁に話題に挙がる企業文化。それをどのように捉え、どのように測定し、どのように進化させていくことができるのか、目の前のクライアントや自組織に当てはめて考えることで、この複雑な難題に対して、思考停止せずに最適解を導く手立てが得られるはずです。
同業の先輩や同僚にアドバイスされたことで、最も仕事上の教訓になったことは何ですか?
自己定義を「ソリューションの営業」では無く「課題解決」に置くこと。より本質的な課題に立ち返り真正面から向き合うことで、目の前のクライアントよりも高い視座で課題を捉え包括的なソリューションを導くことができました。これは結果的に、競合とは異なるスコープや土俵で勝負するに繋がりました。
最後に、この職業を一言で表すと?
組織変革請負人
仕事の中で、最も楽しいと感じる瞬間はどんな時ですか?
リアリティのヒアリングと自分の知見や経験からくる仮説、長期視点と短期視点、経営目線と現場目線、グローバル標準とローカル最適、相反する両者の思いを汲み取って描いた変革シナリオが受け入れられ、その実行によってより良い関係性や企業文化が育まれる実感が得られたとき。自分たちのアプローチにより、自社を好きになる社員が増えた手応えがあったとき。
この仕事をやっていて、眠れないほどしんどい瞬間はどんな時ですか?
特に企業統合や部署間の業務分担、国を超えた連携において、こちらの歩み寄りに気づいてもらえず、一方的な主張が繰り返され、着地が見出せないとき。特にグローバルビジネスにおける多様な価値観がぶつかる局面で、双方の正義や正解が異なり、話し合っても分かり合えず、心ない評価を受けるとき。こちらが求める仕事の進め方への期待値がうまく伝えきれず、協業を通じてこちらの求めるクオリティに満たない状態が続くとき。
転職や就活で、この職業を目指す未経験の方におすすめの書籍は何ですか?理由と合わせて教えてください。
組織マネジメントにおける原理原則が分かりやすく纏められている良著。「べき論」だけでは無く、経営哲学、経営上の葛藤視点、組織の成長フェーズ別の課題傾向、組織変革におけるチャネル、組織論、モチベーション論が、実践の場に転用可能な粒度で整理されています。前職の組織人事コンサルタント時代の課題図書の一つで、擦り切れるまで読み込みました。現在ではそのほとんどのフレームワークが頭の中の引き出しから出し入れできるようになり、組織や人の課題解決には欠か...
同業の先輩や同僚にアドバイスされたことで、最も仕事上の教訓になったことは何ですか?
コンサル時代の先輩方から組織課題に直面する度に「問題は間にある」という考え方で多面的な原因分析と複合的なソリューション提供を心掛けるようアドバイスを受けてきました。階層間、異文化間、部署間、世代間、常に問題はどちらか一方のみでは無く「間」にあり、双方が歩み寄れるような解決策が最適解であることが多くありました。
最後に、この職業を一言で表すと?
組織のお医者さん