プロダクト開発の最初から最後まですべてに関われる。「ものづくり」してる実感を得られる。
プロダクトマネージャーにはいろんなタイプ、定義があるので、なかなか経験を「一般化」するのが難しいのが正直なところなのですが、ただ、どんなタイプのプロダクトマネージャーでも、プロダクトづくりの全体に関われる、というか関わらなきゃいけない、というのは同じですかね。
そしてその全体に関われる、というのが、自分的にはやはり面白みです。
もちろん、専門職としてのデザイナーやエンジニアのように、本当に「もの」を作るわけではなくて、全部いってしま...
えば人任せのロールともいえます。ものづくりという意味で言うと、手を動かしていないと言う意味では、実感がなさそうにもみえるかもしれません。 しかし専門職の場合、通常はどうしても、自分の領域以外のことまで手を広げられないことはどうしてもあり、知らない領域があったりします(それは当然で、そうやってフォーカスして、その領域で徹底的にいいものを作るのが役割なので、何の問題もありません) 一方、プロダクトの全体像、隅から隅まで把握し、本当にお客様にとって良いプロダクトになっているかを徹底的に考えることができるのがプロダクトマネージャーです。プロダクトの良し悪し全てを把握し、成果をみちびくのが仕事です。 徹底的に、気を張って、プロダクトを良くするために、専門職のメンバーと相談して、自分からアイディアを提案したり、自分ごととして仕事をすることができてさえいれば、という前提が必ず必要なのですが、全体をみれている分、一番プロダクトと一体化するような経験ができ、リリースした後に、これはもう自分の一部だ!と感じて、誇らしい気持ちになったりするのがプロダクトマネージャーだなと感じています。 とてもやりがいがある仕事だと思います。