将来への希望しかない職業
「未来に向かって新しい取り組みを構想している時」に、最も楽しいという...
仕事の中で、最も楽しいと感じる瞬間はどんな時ですか?
「未来に向かって新しい取り組みを構想している時」に、最も楽しいという...
この仕事をやっていて、眠れないほどしんどい瞬間はどんな時ですか?
「思うように進まない構想と現実の狭間で匍匐前進のようににじり進んでい...
同業の先輩や同僚にアドバイスされたことで、最も仕事上の教訓になったことは何ですか?
「CTOとは、エンジニアの代表ではなく自らのビジョンに基づいて意志決定する役割である」ということです(同業の先輩からの教えではありませんが)。
わたくしがCTOになってしばらくした後、経営メンバーに対して提案を行う機会がありました。エンジニアたちの声を集め意見を取りまとめた上で、ある施策の提案を行ったのです。その内容を聴いて社長がひとこといいました。「そのことについてのあなたのビジョンはなんなのですか?」と。
つまり、CTOというの...
は社員の意見を代表してものをいう立場ではなく、自らのビジョンをもって語るべきだと諭されたわけです。 CTOに限らず、CXOと称される人々の最も重要な役割は、ビジョンを描き意志決定をすることにあります。しかし一方では、それらの仕事には「こうやれば確実」という方法があるわけはありません。つまり、どうしても不確実性が残る中でことを行う必要があります。 そうすると、ついつい何か確実なことにすがりたい気持ちが出てきます。たとえば社員がこういっていたからとか、他社がこうしているからとか。もちろん、ひとの意見を聴くことは大事ですが、そのことに自分の意志決定の責任を転嫁することがあってはなりません。そんな教訓を得たエピソードでした。
転職や就活で、この職業を目指す未経験の方におすすめの書籍は何ですか?理由と合わせて教えてください。
CTOを目指す人には、ケヴィン・ケリーの『テクニウム』(みすず書房)...
この職業について未経験の人に説明するとしたら、どんなキャッチコピーをつけますか?
組織のビジョン実現およびミッション遂行の結果を最大化するために、テクノロジーを経営活動に取り込む責任者。