そのとき歴史が動いた、のとき
経営コンサルタントの仕事は、会社とその従業員の運命を変えてしまいます。
なにも変わらななら、経営コンサルタントにコンサルティングを頼む意義はない、とも言えます。
経営コンサルタントは平時は役立たずで、ピンチのときやチャンスのときなどの変化が求められるときに助っ人として呼ばれます。
そして、その変化の方向性にはさまざまな選択肢(コンサルタントはよく戦略オプションという言葉を使う)があり、どれを選ぶか次第で命運が変わってしまいます。
すな...
仕事の中で、最も楽しいと感じる瞬間はどんな時ですか?
経営コンサルタントの仕事は、会社とその従業員の運命を変えてしまいます。
なにも変わらななら、経営コンサルタントにコンサルティングを頼む意義はない、とも言えます。
経営コンサルタントは平時は役立たずで、ピンチのときやチャンスのときなどの変化が求められるときに助っ人として呼ばれます。
そして、その変化の方向性にはさまざまな選択肢(コンサルタントはよく戦略オプションという言葉を使う)があり、どれを選ぶか次第で命運が変わってしまいます。
すな...
この仕事をやっていて、眠れないほどしんどい瞬間はどんな時ですか?
経営コンサルタントは、考える仕事です。
もっと言うと、考えることによって食べている仕事です。
その経営コンサルタントにとって、考えても、考えても、それでも答えが出てこないというのは、本当に情けないことです。
自分の力の無さと限界を知って、苦しくなります。
でも、これは、現実として、若手だけではなく、ベテランコンサルタントでも、よくあることです。
なぜなら、経営コンサルタントが解くことを頼まれている経営課題は、その会社に一生懸命に向き合...
転職や就活で、この職業を目指す未経験の方におすすめの書籍は何ですか?理由と合わせて教えてください。
よく、ロジカルシンキングは、もうコモディティだ、ロジカルシンキングは誰がやっても同じで同じ答えしか出ない、と言われます。
しかし、世の中で、ロジカルシンキングができている人はどれだけいるのでしょうか。
本当に、ロジカルシンキングは、誰がやっても同じ答えなのでしょうか。
ロジカルシンキングで導かれる答えは、人によって違います。
ロジカルシンキングは、パソコンのOSのようなものです。
みんなが使えますが、同じOSを使ったところで、...
同業の先輩や同僚にアドバイスされたことで、最も仕事上の教訓になったことは何ですか?
これは、わたしが経営コンサルタントの先輩から教えてもらったプレゼンの技術です。
そして、これは、プレゼンに限らず、ビジネスコミュニケーションの極意だと思っています。
経営コンサルタントというと、分厚い資料をつくってプレゼンするイメージがあるかもしれません。
実際に、そういう場合もあるので、否定はしません。
しかし、大事なのは、資料の量ではありません。
もっと言うと、資料ではありません。
大事なのは、経営者に伝えるべき、メッセージです。...
最後に、この職業を一言で表すと?
経営者でも社員でもないのに、会社の命運に影響を与えてしまう、恐ろしく、また、だからこそ、とても責任ある仕事