Project 全体をコントロールできる。
M&A projectの範囲は多岐に渡ります。法務、財務、人事、ビジネス、すべてに精通する必要はありませんが、それぞれの専門家をmangeしてproject全体を問題無く進める必要があり、責任も重大ですが、やり甲斐もあります。
実際の仕事は買収案件が決まってから、通常1年程度をかけ、自社(IBM)にすべての部門のビジネスを統合するまでが責任範囲となります。一番困難な部門は人事とビジネスです。「買収」ということに拒否反応を示すシニアマネジ...
メントも散見され、人心をどのように統合してゆくかは、マネジメント力より人間力は必用となります。同様に統合後もさらにビジネスを伸ばしてゆくにはどうすれば良いか、という部分にも腐心する必要があります。上級マネジメントから現場の営業マネージャーに至るまで、買収側の論理だけではなく、買収される側の人々の意見も取り入れ、新しいビジネススタイルを創生してゆく必要があり、困難であると同時にProjectの醍醐味でもあります。