野津 幸一

野津 幸一

エン・ジャパン株式会社・ 正社員

2016年、コピーライターとしてエン・ジャパンに新卒入社。求人広告の制作や後輩育成を経験したのち、2019年4月よりブランド企画室に異動。インハウスのコピーライターとして、自社の企業サイトやサービスサイト、パンフレットなど様々なライティングを担当しています。広告宣伝担当として、TVCM・交通広告などのマス広告の進行も。

経歴



  • 現在
    ライターエン・ジャパン株式会社正社員


  • 慶應義塾大学 商学部・卒業

職業の経験談

  • 仕事の中で、最も楽しいと感じる瞬間はどんな時ですか?

    文章を書いているとき。あと、自分の書いた文章を読んで「俺って天才かも」とうっかり思えてしまうとき。

    とにかく文章を書くというプロセス自体が楽しいです。もちろん気乗りしな...

    残り437文字(全文471文字)

    会員登録して毎月0件の経験談を読む



  • この仕事をやっていて、眠れないほどしんどい瞬間はどんな時ですか?

    どんなに考えてもいいコピーが浮かばないとき。あと、良いと思って出したテキストが、全訂(まるっと書き換え)になったとき。

    サクサクサラサラと、いい感じの機能するコピーが量産できるような、器用...

    残り451文字(全文485文字)

    会員登録して毎月0件の経験談を読む



  • この仕事に向いている人、向いていない人の資質とは何だと思いますか?

    良いものができるまで、粘れるか。

    言葉って、本当にままならないものだなと思います。文法を無視して好き勝手できないし。読む人のことを考えて書かないと全然伝わらないし。普通に書くと、普通の言葉しか出てこなくてクソつまんないし。だからそう簡単に、良いものが出来上がるものではない。だから、良い書き手になるためには、何よりも粘り強さが必要だと思います。


    まず、書く前に考える。依頼主が伝えたいこと。現状の課題感。伝えたい相手はどんな人か。何を知っていて、何を考えていて、どんな言葉...

    に喜び、どんな言葉を嫌がるか。どんなシチュエーションでこの言葉・文章に接触するのか。それなら、どんな口調で、どんな内容を、どんな構成で伝えるのが良いのか……。 その上で、書きながら考える。書いてからも、考える。読み返して、引っかかるところはないか。論理は飛躍していないか。読み手に嬉しい言葉遣いになっているか。書き手のエゴが出すぎていないか。余分な言葉は削ぎ落とされているか。もちろん、誤字・脱字・衍字(えんじ=余分な文字が入るミスのこと)は絶対NG。書いてから、できれば一晩寝かせて、フラットな目でチェックする。信頼できる人に見てもらう。そうやって、何度も書き直す。 短いコピーでも、長文でも、そのプロセスは変わらないと思います。特に長文は、技量がモロに出る気がする。ひょっこり良いフレーズがひとつふたつ浮かぶことはあるけど、それだけでは「一定の長さのあるテキスト」をクオリティ高く仕上げることはできない。ちゃんとした長文を書けないと、プロを名乗れない気がするので、そのスキルは粘り強く伸ばしていかないといけないのかなと思っています。そういう地味なところを頑張れない人は、結局、短いコピーも含めて、あんまり上手くなれないんじゃないだろうか(自分もそんなに上手くないかもしれないけど……)。



  • この仕事を目指した理由や目的は何でしたか?

    シンプルに「文章を書く」を仕事にしたかった。

    内気でした(今も)。人の目を見て話せない。スタバとかサブウェイで注文...

    残り709文字(全文743文字)

    会員登録して毎月0件の経験談を読む



  • この仕事をし始めてから、よく使う(聞く)ようになった「業界用語」や「専門用語」を、一つ挙げるとしたら?使うシチュエーションと合わせて、意味を教えてください。

    文字落ち

    段落の最終行が、こんな風に一文字だけこぼれ落ちるこ

    と。


    見つけるとどうにか文字数を調整して収めたい衝動に駆られます。美しくないから。


    求人広告の制作をしていた頃からずっと、文章の中身だけでなく「見た目」も大事だと教わってきました。読みやすさに影響するし、見た目が整っていると「きちんと手がかかっている感じ」が出る。文章は、ある意味では「誰にでも書ける・誰もが作れる」ものだけど、プロとしての品質はこういう細部に出ると思います。


    ライ...

    ターだからといって、デザインに無頓着ではいけない。文字落ちは、特に紙メディアでは気になります。動画とか、PDF資料とか、プレゼンのスライドとかも気になる。ただ、スマホでは正直そんなに気にならないかもしれません(レスポンシブだと横幅が様々なので)。。そういう意味ではちょっと前時代的な感覚なのかな……。



  • この職業について未経験の人に説明するとしたら、どんなキャッチコピーをつけますか?

    「言葉」という、ままならないものと向き合い続ける仕事。


NewsPicks のコメントを見る
このロールモデルが NewsPicks でPicksした記事やコメントが見ることができ、仕事選びに役立ちます

関連する職業