まだ誰も知らない、世の中を変えていくヒト・モノ・コトにアクセスできること
『キャリアハック』や『ぼくらの履歴書』など、エン・ジャパン(東証一部...
仕事の中で、最も楽しいと感じる瞬間はどんな時ですか?
『キャリアハック』や『ぼくらの履歴書』など、エン・ジャパン(東証一部...
この仕事をやっていて、眠れないほどしんどい瞬間はどんな時ですか?
テーマ選びにも、取材にも、記事のライティングにも決して正解はありませ...
転職や就活で、この職業を目指す未経験の方におすすめの書籍は何ですか?理由と合わせて教えてください。
いわゆるコピーライティングや文章術、編集論が書かれている本ではありま...
この仕事に向いている人、向いていない人の資質とは何だと思いますか?
自分が好きなモノやコト、その良さ、自分が感じた感動を誰かに知ってほしい、紹介したい、そう強く思う人に向いていると思います。
しかも、「できるだけたくさんの人に伝えたい」と強く思える人は、最強だと思います。
私自身、大学3〜4年の約2年間、ほぼ毎日ブログを書き続けていました。内容は映画、本、音楽のレビューなど。
正直、鳴かず飛ばずでしたが、毎日続けました。すると、そのうちのひとつが有名な音楽ライターの方に目にとまり、新しく発売される...
書籍で紹介いただけることになりました。 大好きな音楽について書いた文章が本に載る。そして、初めて銀行口座に印税も振り込まれました(数千円ですが)。 あまりにうれしくて「書くこと」を仕事にしようと心に決めました。 ただ、会社に入ってからはじめに担当したのは、求人広告の制作ライターであり、自分が好きなことを表現するブログとは全く勝手が違いました。 1番の違いは、クライアント企業には「採用」という目的があり、その達成が求められること。私が学んだのは「好きなこと以外をやらせてもらえるのが、仕事のいいところ」ということです。 知らなかった業界、仕事のこと、ビジネスのことが広く知れる。無名、有名に問わず、普通に暮らしているだけでは出会えない人たちに出会える。すごく刺激的な毎日でした。 たとえ自分の興味から外れたことさえも、おもしろがることができるか。さらに自分が感じた「おもしろい」を人に伝えたい、と純粋に思える人にきっと向いています。逆にここができない人は向かない人だと思います。 いま思えば、多くの企業のことを取材するなかであらためて、自社についても考える時間が増えました。 エン・ジャパンは、転職サイトをする会社でありつつ、「転職は慎重に」や「採用・入社ではなく、“入社後の活躍まで”を追求していく」と、安直な転職に「否」を唱えていく会社でもあります。それが社会にとって重要なことだからです。 そういった自社の良さ、価値を再認識したのですが、あまり世の中にメッセージが伝わっておらず、より発信していくべきだとも思いました。この「自社をもっと知ってもらいたい」という気持ちが、オウンドメディア運営に合っていた部分かも知れません。 経験を積み、社内異動を経て、コピーライターからWeb編集へとキャリアチェンジしました。そして「自分」ではなく「自社」として良いと思うモノ、コト、ヒトを取材し、伝えていくオウンドメディアの編集を任されることになりました。 今でも根っこにあるのは「自分が好きなモノやコト、その良さ、感じた感動を誰かに知ってほしい、紹介したい」という思い。これが私の原動力です。