会社におけるNo.2
直近の勤務先は上場企業(株式会社GameWith)なので、管理部管掌...
「株式会社ABCash Technologies」 常務執行役員 経営企画室長。 これまで異なる業界の4社で、マザーズ、ジャスダック(当時は店頭登録)、東証二部、東証一部の新規上場や市場変更を行う。管理部門の構築やIPOに強味。 中央大学専門職大学院 国際会計研究科修了。
仕事内容
管理部門管掌執行役員
管理部門統括、IPO準備
会社の成長を支える土台となる管理部門の構築と管理・運営
仕事内容
管理部門管掌取締役
IR(IPO準備を経て)
M&A、投資
仕事内容
IR(IPO準備を経て)
仕事内容
IPO準備
仕事内容
IR(IPO準備を経て)
M&A、投資
事業企画(新規事業)
仕事の中で、最も楽しいと感じる瞬間はどんな時ですか?
直近の勤務先は上場企業(株式会社GameWith)なので、管理部管掌...
この仕事をやっていて、眠れないほどしんどい瞬間はどんな時ですか?
よく「社長は孤独」と言われます。私もそう思いますし、企業の最高責任者...
同業の先輩や同僚にアドバイスされたことで、最も仕事上の教訓になったことは何ですか?
私はこれまで5社のスタートアップに関わり、幸い3社のIPOを達成し、...
転職や就活で、この職業を目指す未経験の方におすすめの書籍は何ですか?理由と合わせて教えてください。
上場企業やIPO準備会社のCFOの方だけへの推薦図書?となって恐縮で...
この仕事に向いている人、向いていない人の資質とは何だと思いますか?
最近は様々なバックグラウンドを持つCFOが増えていると思います。
共通点は、バックオフィス・管理部門の総責任者であり、定量的情報の扱いに長けていることです。
そのため多くのCFOは公認会計士、経理部門、投資銀行出身の方が多いと思います。担う役割も管理部門の掌握は共通する業務ですが、未上場であれば資金調達やIPO準備、上場企業であればコーポレート・ファイナンスやIR、内部統制なども担うことになります。
一昔前は、経理職の最終形がCFOで...
あり、経理部長=CFOという企業が多かったと思います。 最近は財務経理はもちろん、主に管理部門を総括する経営陣の一人として、定量的情報だけでなく、定性的情報の把握やアウトプットも増えており、「数字+α」の能力が求められます。 私は事業企画、経営企画を経てのCFOであるため、一般的なCFOに比べてファイナンスや財務経理の知識は乏しいですが、反面、事業部門との距離が近く、現場の定性的な情報の把握や処理に慣れているのが強みとなったと思います。 私が同じチームの経営企画部門のメンバーにいうのは「もっと財務経理部門と親しくなりなさい」です。 経営企画部門も、管理部門の中では数値を扱うことが多いですが、財務経理部門がまとめた数値からの判断が多く、どのように財務経理部門がその数値をまとめ、監査法人等と調整をしたかは理解していないことが多いです。 これは財務経理部門も同じで、事実を積み上げ、事実を的確・適切に数値で示してくれます。しかし、その数値をどのように見せるか、どのように経営陣に伝えるか、数値には表れない様々な兆候を定性的情報として伝えるかは苦手な方が多い気がします。 CFOは、その企業における「バックオフィス・管理部門の総責任者」であり、企業が発表する全ての定量的情報の責任者であると思います。それであれば経営企画部門と財務経理部門の両方の知識を持つことがとても大切ではないでしょうか。
この職業ならではの、お気に入りの業務アプリ・ツールは何ですか? 具体名と、理由を教えてください。
全ての業務の基本ツールではありますが、特にCFO職には大事だと思います。
「Word」は、文章をただ作るだけでなく、わかりやすい内容か、誤字脱字はないか、書式やフォントは整っているかなどのチェックができます。
特に上場企業においては開示資料の多くが、IPO準備会社においては申請資料の多くをWordで作ることになります。自分の作った資料が開示資料・申請資料になると思えば、Wordがとても大切だとお分かり頂けると思います。
特にWord...
については、各種議事録の作成時にそのスキルの差が現れます。書式が乱れている議事録や、「及び」と「および」が混在する資料などは、多くの場合において議案や添付資料に抜け漏れがあります。 私も投資案件でデューデリジェンスの際にこのようなミスを見つけると、対象会社の資料はより念入りにチェックします(笑)。 「Excel」は、利益計画の立案などで欠かせないツールです。最近はGoogle スプレッドシートで作成し、複数人で作業することが増えていますが私はExcelが好きです。 Google スプレッドシートより関数が使いやすいというだけでなく、複数人が同時に作業する際には重くなるだけでなく、必ず数式を壊す人がいるからです(笑)。 Excelで組んだ数値をシェアしたり、予算実績ツールに読み込ませて使うのは良いと思いますが、手元で作業することにおいてはExcelはとても優れたツールだと思います。 「PowerPoint」は、様々な案件の説明や、上場企業在籍時には決算説明資料を作るときに欠かせないツールでした。私はアニメーションなどの機能は使わず、見やすさを重視したフォーマットが好きです。表や図については、デザイナーの方に協力してもらうことで視覚的にも優れた資料となります。 私がMacユーザーだったらここは「Keynote」だったかもしれませんね(笑)
この仕事を目指した理由や目的は何でしたか?
私は社会人1年目は新規事業の担当者をしてました。
既存事業の横展開であったこと、CSOだった取締役から直接指導を受けれたことはとても大きなアドバンテージであり、結果も出せたのがとてもうれしかったです。
しかし、社会人2年目に入り、会社がIPO準備チームに欠員が出てしまい、事業企画から経営企画にコンバートが必要になりました。
私は事業企画として楽しく仕事をしており、当時はIPOとは何かもよくわかっていなかったのですが社長に指名されたこと...
、新たに着任されたCFOがスキル的にも人格的にも優れた方だったのでその異動を受け入れました。 社会人2年目の終わりに無事IPOを果たし、社会人3年目には経営企画部門から財務経理部門に異動となり、その後はIRや投資、また働きながら夜間の会計専門職大学院に通うことで不足していた知識と、仕事でなんとなく身についてたことを体系立てて学ぶ機会となりました。 その後、転職をする際には経営企画・財務経理の知識と経験を評価して頂き、IPO責任者として招聘されるようになりました。また、IPO後は専門領域であるIRや投資を中心に、それまで未経験だった内部統制や責任者が不在だった広報なども引き受けることで仕事の幅を広げ、様々なキャリアを積むことができました。 以上のように、どちらかというと経営企画室長やCSOのキャリアだったのですが、株式会社GameWithでは銀行出身のCFOの退職に伴い管理部門管掌取締役になっています。 私自身は特に職位にはこだわりがないのですが、GameWithでもABCash Technologiesにおいても、私は「取締役 兼 執行役員 経営企画室長」として管理部門を統括しているため「CFO」と認知して頂いているようです。
この職業について未経験の人に説明するとしたら、どんなキャッチコピーをつけますか?
会社における”リベロ"。 ポジションにとらわれず行動範囲が広い、攻撃的な守備プレーヤー。 守備の要でもあり、時には前線にも顔を出すので。