最高の経営者たちとガチンコ勝負できる
一国の主、いわば経営者たちと本気でディスカッションを重ね、時には後継者である息子の指導をしたり、家族関係に踏み込んだり。銀行も身銭を切ってお金を出すので、お互い本気です。
最高の経営者たちとガチンコ勝負できる
圧倒的行動力とタフネスが養われる仕事
金融営業の経験談の中から、一部を抜粋して紹介しています。
仕事の中で、最も楽しいと感じる瞬間はどんな時ですか?
一国の主、いわば経営者たちと本気でディスカッションを重ね、時には後継者である息子の指導をしたり、家族関係に踏み込んだり。銀行も身銭を切ってお金を出すので、お互い本気です。
この仕事をやっていて、眠れないほどしんどい瞬間はどんな時ですか?
お金を貸したい担当者、お金を借りたいお客さん。お金を貸すことに対して審査の部署は、様々な条件をつけたりと、とにかく調整が多いです。準備する資料も山のようにあります。
同業の先輩や同僚にアドバイスされたことで、最も仕事上の教訓になったことは何ですか?
細かい法律や規則でがんじがらめになって嫌になることもあります。融資部など同じ会社のはずなのに敵対してしまうときもあります。「自分って銀行員向いてないな」と思うときも、全て前向きに取り組めばきっと成果は出せるということでした。
転職や就活で、この職業を目指す未経験の方におすすめの書籍は何ですか?理由と合わせて教えてください。
あえて銀行に預けたくない人たちの思想を知れることは意味があります
この仕事に向いている人、向いていない人の資質とは何だと思いますか?
まだ「働き方改革」、「残業時間の規制」という事柄がHOTになる以前は終電時間を超える業務が当たり前であった業界であり、その時代を新卒入社時から若手時代にかけて経験した世代が現在、各部署の上司となっているという背景もあることから、「残業時間の多さ=仕事の成果の増加」という体質が根強く残っている業界、とくに直属の上司が多く残業してでも成績を残すということを美学とする部署が存在することも事実です(会社全体として月の残業時間・休日出勤について...
の規制はあり、その規制を逸脱すると上司が罰則を受けるようになっているため、反対に残業時間に厳しい上司もいます)。 そのため、この業界における向き・不向きを述べると以下の通りです。 【向いている方】 ・時間を惜しまず、営業としてバリバリ働きたい(仕事上の数値面の評価を第一にこだわれる方) ・さまざまな思想を持つ他者と円滑にコミュニケーションを取れる方 【向いていない方】 ・ワークライフバランスを最優先に考えたい方
この職業について未経験の人に説明するとしたら、どんなキャッチコピーをつけますか?
圧倒的行動力とタフネスが養われる仕事