自身の生み出したサービスや戦略が多くのユーザーの役になったと感じられる瞬間。そしてその戦略を産み出したプロセスが一過性のモノではなく、体系立てられており再現性のある「メソッド」として昇華されたと感じられた時です。
世の中にマーケティングのメソッドを提供する事
マーケティングの力で世の中を豊かに幸せにして、笑顔を沢山生み出せる職業です。 ※この国は資本主義なので笑顔の数を多く生み出せたところに資本が集まる。
CMOとは、Chief Marketing Officerの略で、最高マーケティング責任者と呼ばれる。自社のマーケティング活動全般を統括し、市場調査から戦略策定、実行までを指揮する。デジタルマーケティングの普及により、データ分析など関連部署との連携も増えており、守備範囲はさらに広がっている。
営業/マーケティング体制構築
マーケティング全般
コミュニケーション領域コンサルティングやSNS運用支援
ブランディング(主にライティング)
広報業務
CMO(最高マーケティング責任者)の経験談の中から、一部を抜粋して紹介しています。
仕事の中で、最も楽しいと感じる瞬間はどんな時ですか?
自身の生み出したサービスや戦略が多くのユーザーの役になったと感じられる瞬間。そしてその戦略を産み出したプロセスが一過性のモノではなく、体系立てられており再現性のある「メソッド」として昇華されたと感じられた時です。
この仕事をやっていて、眠れないほどしんどい瞬間はどんな時ですか?
私はビジョナリーなので戦略PR視点で新たなことに挑戦することが多いです。その時に誰も通ったことがない茨の道を歩むことがありますが、はじめは真っ暗闇のトンネルを一人で歩むので孤独です。なぜなら、既成概念にないことをしているからです。しかし、自分の仮説を信じて仲間、そして世の中を巻き込もうとするので、結果が出なければ周りを裏切ったような形になってしまいます。しかし、そのようになりたくないので全力で全てを詳細まで設計しますが、時に、なかなか結...
果が出ない時があります。ただ、諦めたら終わりなので、もう一度原点に立ち返ったり、視点を変えたりしてアイデアを絞り出します。この時が一番苦しいです。失敗とは諦めた時に訪れます。諦めなければ失敗にはならないのです。
同業の先輩や同僚にアドバイスされたことで、最も仕事上の教訓になったことは何ですか?
CMOと言う肩書を確立した元P&GグローバルC M Oジムステンゲル氏に直接CMOの業務領域を質問した時に頂いたアドバイスです。
「物事を遂行する時に誰かの指示で動くのではなく、自らが思考して最善の戦略を企て、丁寧な戦術まで落とし込んだ内容を社内外を巻き込みながら完逐する。CMOとは、CEOの管理領域を除いた全てを担うコトである。」との言葉が深く胸に刻まれ、その様に活動できる様に日々切磋琢磨しております。
以下は、先輩や同僚からのアドバ...
イスではなく、自分の体験から学んだことですが… “修羅場の中でこそ人は本質を思考し成長する。そして暗黒の中でもビジョンを明確に持っていれば陽は必ず昇る。” ヤオハン時代に経営企画と言う会社の中枢にいながら一部上場企業が倒産するという、その当時概念にもなかった修羅場を経験しました。出口のないトンネルを日々暗中模索しながら自らが学んだ事は「少数精鋭とは優秀な少人数集団ではなく、愚直な人々が守らなければならないモノのために真摯に仕事をした結果、精鋭になっていく姿」を体験したことです。この経験から物事のビジョンの重要性と物事の本質を見極める力がついた事、そしてどんな深い闇でも日はまた昇る事を知りました。
転職や就活で、この職業を目指す未経験の方におすすめの書籍は何ですか?理由と合わせて教えてください。
たくさんの流行りのマーケティングがあるが、まず古典的なフレームワークを知っていると、どの会社に行っても応用ができる。
この仕事に向いている人、向いていない人の資質とは何だと思いますか?
向いている人と向いていない人の資質は、思考することを楽しめるかどうかが一番大きな特徴だと考えています。
ブランディングで向き合う対象はとても抽象的です。クライアントの思想や理念、複雑で先が見えない社会環境や人々のインサイトなどなど、膨大な情報源をどのように解釈してクライアントの事業やサービスに結びつけていくのかが鍵になります。
この設計は最初は先が見えないのでかなりプレッシャーを感じる瞬間もあります。その中でも考え抜いて自分たちなりのひ...
とつの解を見つけることが大切で、そのためには常にクライアントのために思考し続けることが重要な資質になると思います。 逆に答えを受け身で求めること人や、強みが実行力にあるタイプの方は、あまり合わない可能性があります。
この職業ならではの、お気に入りの業務アプリ・ツールは何ですか? 具体名と、理由を教えてください。
この職業ならでは...という条件には反しているかもしれませんが、モレスキンのメモ帳を愛用しています。
僕は言葉を使う業務が特に多いです。例えば、ブランディングの一貫で言葉づくりやセールスキャッチづくりです。そのような発想で僕は、かなり情報を発散させて情報をまとめていくのですが、パソコン等のツールではその発散が難しく、メモ帳に落ち着きました。
その他は基本的なツールですが、コミュニケーションツール(teams)+ファイル管理(dropbo...
x)+プロジェクト管理(jooto)が、クライアント先で使用する三種の神器になっています。 ブランディングやマーケティング等の弊社サービスは、何をするかが状況によって様々なので、その状態を管理してうまくプロジェクト進行するためのツールを愛用して導入しています。
この仕事を目指した理由や目的は何でしたか?
BuddyCompassという会社で今の仕事をした理由は、NTTコムウェア時代の経験談に書いている内容がきっかけです。
重複する部分もありますが、鬱の症状が出ていたある朝、トイレで嘔吐していたら、急に意識を失いました。大切な仕事の日だったのですが、鬱の症状も相まって取り乱した僕は、母親と親友2人にだけ連絡を入れて自転車で逃亡しました。
そこで追いかけてくれた親友2人と話し合った結果、このように自分を失いそうになる手前で苦しんでいる人が未...
来に希望を持てるようなサービスをつくりたい、そして自分たちも生きがいを持ちたい、そんな希望を持ちました。 そこから1年間、起業するためのアイデアを出し合いました。僕にとってはそれ自体がある意味、世間からの逃げ道で気持ち的にはかなり回復していきました。しかし、起業はかなり遠い道のりで、アイデアを出す以上に何をすればいいのか全く検討つかない状況でした。 そこでメンバーの一人だった髙石が、起業するための知識や人脈をつくるためにリクルートに転職し大阪に引っ越しました。また、ワンピースをモチーフに、成果を残して2年後に起業しようと約束しました。 そこから僕もトレンドになっていて、なおかつ自分の好きだったSNSを武器にしようと考え、ベンチャーのインフルエンサー事務所に転職しました。 そうして約束の日から約2年、高石はリクルート(当時はリクルートマーケティングパートナーズ)でMVPを受賞して東京に帰ってきて、起業しました。 いざ起業するにあたって、僕たちは当社話していたような苦しみを抱えている人を救うための心の拠り所になる場所をつくろうと考えました。 しかし、起業したばかりの僕たちには資本もなく、経験も少ない。そこで、ブランディングやSNSプロモーションで培ってきた経験を使って、そのような思想と場を持つ方々の支援をして、世の中に拠り所をつくる仲間をつくることに決定し、今の仕事に至ります。
現在している副業・兼業の内容について、なるべく具体的に教えてください。
事業、スポーツマーケッティング、スポーツ団体、ベンチャー領域において支援、アドバイザー、顧問、CMOを拝命しております。全てに共通することは強い組織を構築し、Vision Drivenで未来思考から逆算して戦略〜戦術を策定し、組織〜制度〜文化を再設計する仕事が領域です。まず自分自身の価値観を深く深く内省化し自分にしか無い領域を発見し、私の仕事の定義を”社会に還元する事が仕事”にしています。何を社会に還元するのか?なぜ還元したいのか?を明...
確に使命を発見し、Visionに落とし込んでいます。それを仕事にさせて頂けているので、本当に幸せなのです。ですので副業ではなく私の存在価値そのものなので、社会課題の解決が私の仕事(使命)なんです。
この職業について未経験の人に説明するとしたら、どんなキャッチコピーをつけますか?
マーケティングの力で世の中を豊かに幸せにして、笑顔を沢山生み出せる職業です。 ※この国は資本主義なので笑顔の数を多く生み出せたところに資本が集まる。