Webマーケター・デジタルマーケター経験者が語る仕事内容・年収・将来性

24人のロールモデル
100件の経験談

質問Webマーケター・デジタルマーケターの仕事を一言で表すと

Webマーケター・デジタルマーケターとは?

Webマーケター・デジタルマーケターの仕事内容

デジタルマーケティングやWebマーケティングを通じて、ビジネスの効率化や成長を実現するデジタルマーケターの仕事。



 「例えば営業をメールでの接触に置き換えれば、顧客訪問を自動化できます」(WACUL・垣内勇威さん)。



エンジニアや営業などと社内コミュニケーションを取りながら、アクセス解析ツールなど、デジタル技術の活用戦略を練ることが求められる。



一方で、「デジタルマーケター」という用語自体は非常に多義的に使われており、SEO(検索エンジン最適化)マーケティングやSNSマーケティング、デジタル広告出稿といった個々のデジタル施策の担当者を指すことも多い。

みんなのジョブディスクリプション(仕事内容)

Webマーケター・デジタルマーケターの将来性

フューチャーワーク指数すべての職業の平均
4.44.3
25人が回答
未来実感
4.44.3
貢献実感
4.24.4
自立実感
4.54.1

Webマーケター・デジタルマーケターの平均年収

20代
533万円
30代
747万円
40代
- 万円
JobPicks回答者調べ

Webマーケター・デジタルマーケターになるには

Webマーケター・デジタルマーケターはどこにいる

デジタルマーケティングが一般的になった今、あらゆる事業会社にデジタルマーケターがいると言っても過言ではない。



インハウスマーケターと呼ばれる社内マーケターだと、ネット広告の出稿担当者やSNS担当者、Webサイトの制作・運営担当者にSEO(検索エンジン最適化)担当者、果てはデータアナリスト・サイエンティストまで、誰もがデジタルマーケターと呼ばれるようになっている。



一方で、広告代理店やコンサルティング企業などで社外から顧客のマーケティング活動をサポートする支援系マーケターも増えている。



その場合、例えば「コンサル企業はビジネスへの理解は深いものの、個々の技術にあまり詳しくないでしょう」(WACUL・垣内さん)。



また、専門性の高い広告会社の場合、ビジネスの全体像が見えづらくなる場合も。「現状では、全体像を把握できているプレイヤーは自分で手を動かしながらコンサル業をやっている個人くらいしかいません」(垣内さん)。

Webマーケター・デジタルマーケターの就職・転職事情

新卒採用

案件を獲得し、クライアントワークを行う支援会社ならセプテーニやオプト、電通や博報堂に、インハウスなら事業会社にマーケティング職で入社すればデジタルマーケターにはなれる。しかし「新卒なら最初からデジタルだけをやるよりも、ビジネスの全体像が見える仕事をしたほうがいい」(WACUL・垣内さん)という声もある。



中途採用

デジタル人材は事業会社による育成が追いついていないため、支援系企業とインハウスの行き来も盛んだ。支援系からクライアント企業に移ることも。「30代くらいになって楽をしたいと広告主側に行って、広告主には広告主のつらさがあることが分かる人も多いです」(垣内さん)。



未経験からの転職

現状人材が不足しているせいか、DMM.comの「マケキャン」など、未経験者や独学者にノウハウを教えるオンラインサービスも乱立している。デジタル広告運用などのスキルを学ぶことで未経験からの転職を支援するスクールカリキュラムだが、受講料と転職可能性を天秤にかける必要がある。



副業

副業は主に3種。1つ目は、SNS運用代行。若年層が対象の商品だが、売り手はSNSが苦手な人ばかりという企業からの発注が多い。2つ目は、広告運用代行。3つ目は、Web制作のディレクション。副業サービスに登録するのが近道だ。

Webマーケター・デジタルマーケターで身につくスキル

  • デジタルの知見
  • 社内調整力
  • データ分析能力

Googleなど検索エンジンへのリスティング広告やTwitterやInstagram、Facebook、最近ではTikTokのようなSNS広告やSNSの運用方法、データ分析のやり方まで、浅く広くデジタル技術の知識や経験を得ることができる。



また、ハードな社内調整や、クライアントワークの場合さまざまな要望を聞き出して対応しなければならないため、そこでのコミュニケーション能力も鍛えられるだろう。



データサイエンティストほど専門的ではないが、自社のアプリ・Webサービスのアクセス解析や顧客のデータを分析し、改善策を考えて効果検証するPDCAサイクルを回す力も身につくはずだ。うまくいけば技術的な素養とマーケティングのセンスを兼ね備えた、引く手あまたな人材になれるかもしれない。

Webマーケター・デジタルマーケターのキャリアパス(前職・転職先)

  1. 1.
    Webマーケター・デジタルマーケター
    15人(44%)
  2. 4人(11%)
  3. 1人(2%)
  4. 1人(2%)
  5. 9.
    コールセンター
    1人(2%)
  6. 10.
    マーケティングプランナー
    1人(2%)
  7. 12.
    データアナリスト
    1人(2%)
  8. 16.
    その他
    1人(2%)

Webマーケター・デジタルマーケターの経験談を読む

Webマーケター・デジタルマーケターの経験談の中から、一部を抜粋して紹介しています。

  • 仕事の中で、最も楽しいと感じる瞬間はどんな時ですか?

    • 小林 将也
      現職者小林 将也
      経験: 5年
      株式会社ニューズピックス

      「定量」と「定性」が溶け合う奇跡を起こせること

      常に「効率」を意識し、ビジネスのトップラインを創り続けることが仕事であるデジタルマーケター。


      日々チャレンジしていることを簡単に表現すると、定量と定性を溶け合わせること。

      基本的にこの2つは対立関係にあり、相容れづらいものです。


      キャンペーンなどの施策を考えるとき、いつも感じることがあります。

      「ブランドを立てれば、ボリュームが減る。」

      ブランドに寄せれば寄せるほど、施策のポテンシャルは下がる傾向にあるのが基本原理です。


      しかし、...

      これらが混ぜ合わさったときのインパクトは最強。 数字が上がる必然性を持った、革新的な施策こそが「定量と定性が溶け合う奇跡を起こせること」であり、それはまさに奇跡です。 そのときの気分と言ったら、もう最高です。


    やりがいをもっと読む (17)

  • この仕事をやっていて、眠れないほどしんどい瞬間はどんな時ですか?

    • 木本 達也
      経験者木本 達也
      経験: 8年
      株式会社KEIMA

      成果と向き合う時

      デジタルの世界に、特にダイレクトマーケティングの世界に入り、最初は膨大な情報量に驚いていました。管理画面から得られる情報、実績、日々のアップデート、、MTGの内容についていけず悔しい思いもしました。


      また、得られる情報だけでなく、成果を自分自身で提案、定義することで、クライアントに対し、より本質的なマーケティング活動に向き合う仕組みつくりを提供することもありました。これまでの用意された環境や型ではなく、自由度の高さすらプレッシャーにな...

      ることもありました。 それらを踏まえて、クライアントにいかに成果をお戻しするか。自分なりの答えが出ず、大量のデータを様々な角度から検証していると、いつの間にか外が明るくなっていたことも少なくありません。しかも出した答えが受け入れられるとは限らず、不安に駆られブラッシュアップを続ける日々でした。 ただ、その試行錯誤が今日の礎となっています。取り組んでいる最中は途方もない旅路に感じていましたが、振り返ると、そのすべてが自分の血肉となっている実感があります。


    苦労をもっと読む (16)

  • 同業の先輩や同僚にアドバイスされたことで、最も仕事上の教訓になったことは何ですか?

    • 菅原 健一
      現職者菅原 健一
      経験: 6年
      株式会社Moonshot

      「消費者は正直だから説得も交渉も通じないよ」


      これは僕が先輩から教わって最も大切にしている言葉です。どんなマーケティングもそれを武器として消費者に突きつけてしまってはいけない。デジタルなら簡単にスキップされてしまうから、余計にそう感じます。


      僕自身ができるだけ素直に消費者として生きる事で自分が言われたい事、されたい事をマーケティングを通じて行うようになりました。


      同様に建築家の安藤忠雄さんも若くまだ何者でも無かった頃に先輩に「パル...

      テノン神殿を見てこいすごいから」と言われて見に言った際に「なんだこんなもの、僕でも作れる」と言って帰ろうとした時にあまりにもパルテノン神殿を見に行く人が多いことに気づき「ああ、これが無知の知なのか」と知らない自分を恥じて、そこに戻り、なぜみんながそれを楽しむのか、素晴らしいと思うのかをわかるまで居たというエピソードにもとてもヒントをもらっています。


    この職業のプロになるにはをもっと読む (15)

  • 転職や就活で、この職業を目指す未経験の方におすすめの書籍は何ですか?理由と合わせて教えてください。

    • 武井 慎吾
      現職者武井 慎吾
      経験: 14年
      合同会社DMM.com

      『USJを劇的に変えた、たった1つの考え方』森岡 毅

      目指す人・浅い人ということであれば、

      例えば森岡さんの「USJを劇的に変えた、たった1つの考え方」が良いかと思います。


      理由としては、比較的「マーケティングの本=型的なもの」が多いですが、

      こちらは「マーケティング思考および基礎」について、簡潔に体系立てて纏められているので異職種の方でも理解がし易く、かつご自身の仕事にも活かして頂けると思います。


      その他書籍では無いですが、「カタン」などの戦略ボードゲームは

      マーケティングの要素が強...

      く活かされていますので、こういったゲームが 好きな方は、マーケターに向いているかもしれません。 後、自身の考え方として、成長していく為には書籍などの「インプット」だけでなく、同時に「アウトプット」の場が必要です。 アウトプットの場を用意することは難しいと思うかもしれませんが、 普段皆さんがやられているSNSも十分アウトプットの場にすることができます。 もし上記の書籍などでこのお仕事に興味を持った方は、ぜひ試してみて下さい。


    未経験者へのおすすめ本をもっと読む (17)

  • この仕事に向いている人、向いていない人の資質とは何だと思いますか?

    • Goto Aiko
      経験者Goto Aiko
      経験: 3年

      発案・創意工夫と、挑戦の継続ができる人が向いているように感じます

      試行錯誤を楽しめて、アイディアや創意工夫ができる人。

      新しいアイディアに対して、仮説を立て、ある程度の勝算を見出し、挑戦していける人は強いと思います。


      施策単位で失敗することや、うまく行かない過程があっても、課題は何かを見極め、対策をでき、次は何をしたら軌道修正できるか、失敗を糧にし続けることで、最終的な勝ちを取りに行けることが大事なのでは、と。

      途中、頓挫しそうな状態だとしても、立居振る舞いや今後の勝機を提示することで継続し、失敗で...

      終わらせないような処世術もあれば、長期施策でも勝てるんだろうな、と思います。 逆に、工程を変えたり変化にストレスを感じやすい場合はあまり向いていないように感じます。


    向いている人・向いていない人をもっと読む (6)

  • この職業ならではの、お気に入りの業務アプリ・ツールは何ですか? 具体名と、理由を教えてください。

    • 平塚 直樹
      経験者平塚 直樹
      経験: 8年
      株式会社unname

      LookerStudio(旧データポータル)

      Googleが無料で提供しているダッシュボードツールです。

      (データを自動的に集計しグラフ等で視覚的に見える化して共有できるツールのこと。BIツールとも)


      大体の方はGoogle スプレッドシートやExcelを使ってデータ管理をしていますが、LookerStudioであれば


      ・表(グラフ)の表示させたいデータを簡単に動かせる

      ・自動的にデータが反映された状態になる

      ・Google アナリティクス等、様々な計測ツールとの連携がある


      ...

      といったメリットがあります。 元データを整備して、ダッシュボード側の設定も行う必要はありますが、一度作ればアップデートは簡単なので勉強しておいて損はないと思います。 しかも、多くの人が使いこなせていないので、アサインされたプロジェクトで最初にLookerStudioでダッシュボードを作っておくと、スゴく感謝されることが多いです。


    必要な仕事道具をもっと読む (1)

  • この仕事を目指した理由や目的は何でしたか?

    • 佐藤 南帆
      現職者佐藤 南帆
      経験: 4年
      合同会社Asante Sana

      新興国の貧困問題に対して、ビジネスを通じた関わりをしたかった

      新興国の社会問題に向き合い、アクションを起こし、ビジネスを通じて持続可能な関係性づくりを実現できると思ったからです。


      私の夢は「ストリートチルドレンの自立をサポートに関わりたい」ということです。


      その目標のために、アフリカ・ケニアの児童養護施設でボランティアをしていました。しかし、ボランティア経験を通じて、寄付で成り立つ社会貢献活動の限界を感じました。また、施設を卒業した子どもたちが、定職につけず、一人で生活することができなかったり...

      、犯罪に手を染めってしまったりすることもありました。 「支援する・支援される」という一方的な関わりではなく、ビジネスを通じて、自立に向かって共に歩むという対等な関係を作り出していきたいと思い、アフリカ・ケニアでビジネスをしているアパレルブランドで働くことにしました。


    志望動機をもっと読む (4)

  • この職業について未経験の人に説明するとしたら、どんなキャッチコピーをつけますか?

    この職業を一言で表すと?をもっと読む (24)

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