CTO(最高技術責任者)経験者が語る仕事内容・年収・将来性

7人のロールモデル
35件の経験談

質問CTO(最高技術責任者)の仕事を一言で表すと

CTO(最高技術責任者)とは?

CTO(最高技術責任者)の仕事内容

CTOとは、Chief Technology Officerの略で、最高技術責任者と呼ばれる。名前の通り、自社プロダクトの開発戦略を司る役割で、短期・中長期で採用する各種テクノロジーの決定から開発戦略、研究開発の方針策定などを行う。企業によっては、エンジニア採用や開発チームの運営にも責任を持つ。

CTO(最高技術責任者)の将来性

フューチャーワーク指数すべての職業の平均
4.44.3
7人が回答
未来実感
4.74.3
貢献実感
4.64.4
自立実感
4.04.1

CTO(最高技術責任者)の平均年収

20代
- 万円
30代
- 万円
40代
1975万円
JobPicks回答者調べ

CTO(最高技術責任者)になるには

CTO(最高技術責任者)のキャリアパス(前職・転職先)

  1. 2.
    CTO(最高技術責任者)
    1人(10%)
  2. 4.
    データエンジニア
    1人(10%)
  3. 6.
    その他
    1人(10%)

CTO(最高技術責任者)の経験談を読む

CTO(最高技術責任者)の経験談の中から、一部を抜粋して紹介しています。

  • 仕事の中で、最も楽しいと感じる瞬間はどんな時ですか?

    • Koga Masanori
      現職者Koga Masanori
      経験: 13年
      トラボックス株式会社

      コンフォートゾーンの外側で挑戦し続けた多くの人達をみて「みんな成長したな」と実感できたとき

      CTOをしばらく経験したあとに意識するようになったことがあります。


      ・3ヶ月、半年で結果が出ることは現場にどんどん任せる

      ・エンジニアリング文化や採用・評価などの1年以上先に結果が見えてくることに自分の時間を投資する


      という考え方です。


      失敗できる決断は早ければ早いほどいいし、現場にどんどん任せていきたいと考えています。時間軸でいうと3か月から半年で結果が出ることならば任せるほうがいいと思っています。 逆に、変化に弱い、失敗が難し...

      い判断は丁寧に意思決定したいと考えています。文化形成や採用などはこれにあたります。 経営していると毎日いろいろなことが起こります。多くの事業があり、1つの事業で複数のサブシステムやマイクロサービスが稼働していると、どこかしらで障害が発生してます。中長期で向かうべき方向を決めマイルストーンに向けて進めていきますが、競合やグローバルプラットフォームの動きで軌道修正を行う必要が出てきます。1つひとつを誠実に対応し、積み上げることが必要です。 そうして積み上げたものを1年に1度ふりかえり「目の前で起こったことに対して不必要に一喜一憂せず、大きな方向性をぶらさず進められた」と思えたらハッピーです。 そのなかでも、任された現場のチームが自分たちで試行錯誤し、少しストレスが掛かるくらいのコンフォートゾーンの外側で挑戦し続け、多くの人が成長したと実感できたときが最も楽しいと感じる瞬間です。


    やりがいをもっと読む (7)

  • この仕事をやっていて、眠れないほどしんどい瞬間はどんな時ですか?

    • 白石 陽介
      経験者白石 陽介
      経験: 1年
      株式会社ARIGATOBANK

      【CTO】知識はあっという間に陳腐化する。本質を身に着けろ!とは言うものの、、

      IT領域における技術知識は圧倒言う間に陳腐化します。とはいえ、業務知識やリーガル的な知識は半年や一年で無駄になるものではなく、積み上がっていくものだと思っていました。


      しかし、私が今仕事をしているブロックチェーンの世界は、業界の変化や、技術の進化が極めて速く、前提がどんどん変わっていきます。この変化の速度は、Web業界にいた身からでも驚くべき速さです。


      いい過ぎかもしれませんが、ドッグイヤーならぬラットイヤーといえる程の速さではない...

      でしょうか。 この職種に限った事ではないですが、自分が考え出したアイデアを世に出せる前に、他の人達が形にしてしまうのではないか?自分が考えたアイデアは明日には陳腐化してるんじゃないか?そういった危機感や焦燥感のようなものが常にあります。 この焦燥感をはねのけるだけの研鑽を日々積むことが求められる仕事です。


    苦労をもっと読む (7)

  • 同業の先輩や同僚にアドバイスされたことで、最も仕事上の教訓になったことは何ですか?

    • 栗林 健太郎
      現職者栗林 健太郎
      経験: 7年
      一般社団法人日本CTO協会

      CTOはエンジニアの代表ではない

      「CTOとは、エンジニアの代表ではなく自らのビジョンに基づいて意志決定する役割である」ということです(同業の先輩からの教えではありませんが)。


      わたくしがCTOになってしばらくした後、経営メンバーに対して提案を行う機会がありました。エンジニアたちの声を集め意見を取りまとめた上で、ある施策の提案を行ったのです。その内容を聴いて社長がひとこといいました。「そのことについてのあなたのビジョンはなんなのですか?」と。


      つまり、CTOというの...

      は社員の意見を代表してものをいう立場ではなく、自らのビジョンをもって語るべきだと諭されたわけです。 CTOに限らず、CXOと称される人々の最も重要な役割は、ビジョンを描き意志決定をすることにあります。しかし一方では、それらの仕事には「こうやれば確実」という方法があるわけはありません。つまり、どうしても不確実性が残る中でことを行う必要があります。 そうすると、ついつい何か確実なことにすがりたい気持ちが出てきます。たとえば社員がこういっていたからとか、他社がこうしているからとか。もちろん、ひとの意見を聴くことは大事ですが、そのことに自分の意志決定の責任を転嫁することがあってはなりません。そんな教訓を得たエピソードでした。


    この職業のプロになるにはをもっと読む (7)

  • 転職や就活で、この職業を目指す未経験の方におすすめの書籍は何ですか?理由と合わせて教えてください。

    • 高山 温
      現職者高山 温
      経験: 12年
      株式会社ニューズピックス

      『エンジニアのためのマネジメントキャリアパス』Camille Fournier

      正直、1冊の本に絞るのはとても難しいですし、どの本も1冊だけが素晴らしかったということはなく、たくさんの本を読む中で自分の経験と先人の知恵の相対地図を手に入れることができると思っています。


      その中でこの本を推薦する理由はいくつかあります。


      まず、CTO以外にもテックリードなど他のソフトウェアエンジニアのキャリアパスについてある程度網羅的に紹介されているためです。CTOのことだけを知るよりも、他と比較したほうがCTOのことがよく分かる...

      と思います。 CTOになった時に誰もが経験するであろう、本当はもっとコードを書くシニアエンジニアでありたいという気持ちについて、どんな道を選んでも良い点悪い点あるからと現実的な話が書かれているのも良いところです。 次に、アメリカのスタートアップ業界でも古典というか必読書のような扱いになっているためです。この本の初版が出たのは2017年ですが、おそらく『リーン・スタートアップ』のようなロングセラーになると思います。 どんな業界でも古典と呼ばれる本はみんな読んでる前提で話題に上がることがありますし、良書が出るとそれが世の中の当たり前基準になるので、目を通しておくと良いと思います。 アメリカの本なので、いつかアメリカ文化圏の人と仕事をするときも話が合わせられてお得です。


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  • この職業について未経験の人に説明するとしたら、どんなキャッチコピーをつけますか?

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