エンジニアの本音を聞けば「仕事はチームプレーだ」と分かる

エンジニアの本音を聞けば「仕事はチームプレーだ」と分かる

JobPicks Voice

「みんなでつくる仕事図鑑」JobPicksは、さまざまな職業のロールモデルが投稿してくれたリアルな経験談を多数掲載している。本連載では、その投稿内容を参考に、仕事やキャリアの悩みを解消するヒントを探っていく。今回紹介するのは、ソフトウェアエンジニアの仕事術に学ぶ、成果を最大化するための働き方だ。


目次

チームプレーで成果を上げよ


みなさんは「システム開発の仕事」と聞いて、どのようなイメージを持つだろうか。


「一人で黙々と作業する仕事」「周囲とのコミュニケーションが少ない仕事」といった印象を持っている人もいるだろう。


事実、このイメージばかりが先行して「なるべくコミュニケーションを取りたくない」という理由でソフトウェアエンジニアを目指す人もいる。


しかし、JobPicksに寄せられたロールモデル投稿を見ると、「ソフトウェアエンジニアの仕事はチームプレーである」、つまりコミュニケーションが重要視される職業だとする声が非常に多い。


DMM.comの奥野慎吾さんは、チームで働くことの重要性を次のように指摘している。

仕事の中で、最も楽しいと感じる瞬間はどんな時ですか?

奥野 慎吾
経験者奥野 慎吾
合同会社DMM.com

皆で愛情を持ってシステムを磨いていく

若い頃は0から自分の思い通りに作り上げることに歓びを感じていたように思います。

もちろんそれも面白く素晴らしいことですが、大きな仕事は一人では為し得ないものです。


ビジネスを支えるシステムは長い歴史の中で様々な要求に応えながら今日も稼働しています。

それは、その時々のビジネスの状況や、技術のトレンドの中で、関わってきたメンバーの選択の積み重ねです。

もちろん、正しい選択もあれば誤った選択もあります。やむを得ない状況での妥協的な選択や、...

状況の変化によって今は合わなくなってしまった選択もあるでしょう。 そのような選択に思いを馳せながら、今の状況にあったシステムへと直していく。 今では、皆で愛情を持ってシステムを磨いていくことに歓びを感じています。 そのシステムでさらに力強くビジネスを支え、次世代の仲間を迎えるための原資を稼いでいく。 これが醍醐味ではないかと思います。


イメージとは裏腹に、社会で活躍するソフトウェアエンジニアのロールモデルたちは、自分たちの仕事を「チームで働く職業」だと捉えているようだ。


では、どうしてチームプレーが求められるのだろうか。その詳細を見ていこう。

「自分で調べる」は通用しない

残り2580文字(全文3002文字)

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